トレンディエンジェル、ファミマプレミアムチキンを"ウィニングイート"! 雄弁な銀シャリ・橋本が固まる場面も!?
2月2日(火)、吉本興業株式会社東京本部にて『M-1グランプリ2015優勝記念「ファミマプレミアムチキン」1000本贈呈式』が開催され、第11代王者のトレンディエンジェル、銀シャリ、ジャルジャルが出演。MCを佐久間一行が務めました。
15年の時を経て、昨年12月に復活した『Mー1グランプリ2015』において、敗者復活戦から勝ち上がり、優勝を果たしたトレンディエンジェル。優勝者への副賞である「ファミマプレミアムチキン1000本」がいよいよ贈呈されることに。同大会でファイナルラウンドに進んだものの、残念ながら2位になった銀シャリ、3位のジャルジャルも駆けつけました。
MCの佐久間は「寒い中、外での贈呈式ということでどうなるかなと思っていたんですけど、日差しが暖かくて。これだけで良かったなぁという気持ちになりますね」と、ほっこりした気持ちになる彼らしい挨拶を。本日、MCを任された理由は『Rー1ぐらんぷり2011』チャンピオンだからだそうで、「代表するネタに、井戸の中じゃなくて井戸自体が俺さ、というのがあります」と説明しました。
敗者復活戦から勝ち上がって優勝を果たしたトレンディエンジェル。準決勝で敗退した際には悔しさのあまり、呑めないお酒を呑んだと話していましたが、「その呑んでいた居酒屋が一緒で。僕は後輩のピクニックといて、ピン芸人はこうだなっていう感じで話していたら、斎藤が1人で店に入ってきた」と思わぬエピソードを。偶然会ったことで「R-1チャンピオンとして何かを与えられたんじゃないかなぁと思います」ともポジティブ語るのでした。
まずはジャルジャル、銀シャリ、トレンディエンジェルの順に短めの漫才を披露。トップバッターのジャルジャルは、同期である銀シャルのネタ中に「おい!」「そんなんええわ」など細かくツッコみ、銀シャリ・橋本に「入ってきたらあかんねん。(ツッコミは)俺の仕事や!」と指摘されてしまいます。佐久間にジャルジャルが「フリースタイルが止まらない」と紹介されたことにかけて、橋本は「お前ら、ほんまにフリースタイルが止まらへんなぁ」とピシャリ。「フリースタイルが止まらへん」(後藤)「だって初めてやもん、後ろで人の漫才観るの」(福徳)と乗っかっていくジャルジャルです。
その後、トレンディエンジェルの漫才時には2組とも、あれこれと細かくツッコんでいました。
3位だったジャルジャルですが、「気持ち的には2位です」と言う福徳。後藤が「惜しかったね、準優勝って声をかけられるので......銀シャリの印象が薄かったみたいです」と笑うと、橋本は「僕ら自身も2位の感覚がない」と自覚があることを認めつつ、「ただ2票入っての2位で、競った2位ではないので、『ペッ!』とか言わずに、これからもしっかりと地に足付けた漫才をやっていきたい」と気を引き締めます。
優勝してから環境が変わったというのは、トレンディエンジェル。「テレビ局に入るのは緊張しなくなりましたけど、スベって帰るので......」と悲しそうに語りつつ、「僕、カッコ付け過ぎていて。ジャスティン・ビーバーを気取っていたら面白い感覚を忘れちゃったので、気持ちを入れ替えてがんばろうと思っています」と意気込みました。
ファミマプレミアムチキンの贈呈では本日用意された440本を観た2人は驚きつつ、斎藤が「この冷蔵庫みたいなのも持って帰っていいんですか? 食べ終わったらフィギュアを飾ろうかな」と真剣につぶやくと、笑いが起こります。株式会社ファミリーマートの小松崎行彦取締役常務執行役員とのフォトセッション時には、なんとか映り込もうと必死でポジションをキープするジャルジャルと銀シャリの姿がありました。
いよいよ、ファミマプレミアムチキン1000本のうち2本を、チャンピオンがウィニングイート!
勢いよくかぶりついた2人は「コンビニのクオリティではないですよ。程よい塩っ気とよく走ったんだなという弾力がいい」(斎藤)「ガリガリでもなく、デブでもない鶏がいいですね。おいしいです」(たかし)とじっくり味わいます。ジャルジャルと銀シャリが「ちょうだい!」「こんなにいっぱいあるんやからええやんか!」とねだるも、「優勝してないからダメです。食べかけのヤツあげましょうか?」とあっさり言うたかしに「性格悪い!」とのクレームが上がります。
1000本の配布プランを考えたという2人。「メイプル超合金・安藤なつさんがくださいと言っていたので250本を、親父に2本、業の深いたかしのお母さんに200本、マネージャーにギャラとして200本」と説明しながら、ジャルジャルへは200本、残りの148本を銀シャリ・鰻へプレゼントすると明記。「上から書いていったので起承転結が......橋本さんの分はなかった」(斎藤)「だから、食べかけあげますって!」(たかし)と説明されるも、思わぬ展開に唖然とする橋本。永遠に止まったかのような静寂がしばし流れたのち、ハッと我に返ったように「こんなお喋りが絶句したぞ? この(止まってた)瞬間に、今日めっちゃええ天気やなと思ったぞ? 俺を黙らすなよ!」と一気にまくしたてました。
囲み取材で、「2位、3位で呼ばれて。決勝当日を思い出しませんか?」と訊かれた福徳は「思い出しますね、あの時の悔しさを」と返答。「わざわざぶり返す必要があるのかな?」(福徳)「青いジャケットは縁起がよくないのかな」(後藤)と不満を口にした瞬間、斎藤は「こんな軽めの僕らに負けたということを、しっかり教えないと!」と不適に笑います。
会見のたびに、芸能リポーターから結婚について訊かれている斎藤。今日もたじたじになりながら、しどろもどろで答えていると、「プレミアムチキンにかけて、きちんとケジメつけるとか?(チキンだけに)一皮むけたいとか? 羽根を伸ばしすぎじゃないかとか?」など、上手いことを言い出す橋本。口を挟むたびに、「関西の匠、そういうのはいいよぉ!」と顔をしかめる斎藤でした。
その後、贈呈式へ来てくださったファンの皆さん、報道陣にプレミアムチキンを配布しました。
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