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2016年2月25日 (木)

木村祐一、西川のりおとの若手時代のエピソードを語る! 映画『ワレワレハワラワレタイ ウケたら、うれしい。それだけや。』東京プレミア上映ティーチイン

2月24日(水)、東京・イオンシネマ板橋にて、映画『ワレワレハワラワレタイ ウケたら、うれしい。それだけや。』の東京プレミア上映が開催され、木村祐一、ほんこん、品川庄司・品川祐、東京ダイナマイト・ハチミツ二郎、千鳥、天津・木村卓寛が登壇。MCを武内由紀子が務めました。
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本作は2012年に100周年を迎えた吉本興業が、次の100年へと受け継ぐべくスタートさせたドキュメンタリー・プロジェクトの第1弾作。木村祐一が笑福亭仁鶴から気鋭の若手まで107組のよしもと芸人にインタビューしたドキュメンタリー作品で、普段はほとんど明かされることのない、芸人だからこその"人生"に対する葛藤やプライドがありのままに映し出されています。今回は昨年開催された『京都映画祭2015』以来となる上映で、1週間限定で同映画館にて鑑賞できます。

本日上映されたのは『~西川のりお・上方よしお、東野幸治編』。
「(107組へインタビューするのに)3年半かかりました。自分自身、"みなさんがどう思ってんのかな"というところを赤裸々に、時に涙を流しながら語ってもらいました」と挨拶した木村祐一。自分自身のインタビューは明日25日(木)に上映される品川は「自分のもそうですけど、ほかの人のも観させていただいて、人それぞれ考えることは違うのにゴールは一緒っていうのが面白いなと。師匠方の貴重な話も訊けたので芸人の教科書にもなる作品。みなさんも楽しんでください」と呼びかけます。
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「『着信アリ3』以来の映画出演です。バリカンに詳しい男という役で出ました」と笑わせたハチミツ二郎。「芸人の話ですけど、全ての人が勉強になったり、いろいろと感じ取ることができると思います。できるだけいろんな芸人さんのものを観てください」と静かに語ります。
ハチミツ二郎同様、「『るろうに剣心』以来の映画出演です」と切り出したほんこんには、木村祐一を始めとしたほかの芸人たちから「嘘つけ!」との声が。「いや、ほんまやで?」としばし説明したのち、本作について「映画を観て、共感することが多いと思います。ひがしのりの回にちょっと出てるんですけど......上手いこと言うてくれてる。あれは100点。何回か観ました」とニヤリとします。
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「よしお師匠のツッコミを参考にさせてもらっている」と言う千鳥・ノブは「極意や正直なことを言ってくれていたので参考になりました」とコメント。一方、大悟は本日の見どころとして「よしお師匠の髪型に目がいくと思うんですけど、こういう後頭部の」とうなじを指しながら「こんなところまで青いんだ、というところを観てもらえれば」と独特の視点で注目点を表現。ノブに「内容に集中できん!」と、グーで頭を小突かれます。
東野とプライベートで親交がある天津木村は「プライベートそのまんまで、嘘偽りない感じが楽しかった」と語り、大悟に「お前、どの目線で言うてんの?」とツッコまれていました。
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「よしもとに入って最初に声を掛けられた先輩が、のりお師匠。"藤波(辰爾)に似てんなぁ"って言われた。"木村"って初めて名前を呼んでくれた先輩もそう」と語る木村祐一。あまり芸人とはつるまない一匹狼タイプだそうですが、ほんこんから「1回、俺とお前とMr.オクレさんと3人で飯行ったやん。赤坂で。オクレさんが生中を持ったまま、のりお師匠が喋ってるから呑みもせず、ずーっと持ったままおろさへんかった」とまさかの思い出が! 最初は思い出せない様子の木村祐一でしたが、「あぁ! ありましたね! 思い出せてよかったです」と笑顔を見せます。
東京に来た際は毎回、のりおと食事に行っているというのは、ハチミツ二郎。「2年くらい前までは挨拶しても返してくれなかったんですけど、大阪の番組で"のりおさんのオバQでいちばん笑った"と話してから、会えば必ずご飯に連れて行ってくれるようになって。行くときはよしおさんも一緒で、2人で(お店に着くまで)キャッキャ話しながら歩いてますよ」と素敵なエピソードを披露しました。
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武内から「東野さんと仲がいいんですよね?」と話を振られた品川。「そこまで仲良くない」とまず否定しつつ、「ドライな方なので、どうしたらいいのか。ご飯に行ったりしますけど、真面目な話をしている間ニヤニヤしてるんで、あとで言われるんだろうなと思ってるんですけどね」とコメント。劇中の東野について「あんな顔、初めて観た」と語るも、ほんこんは「俺にとっては新鮮でなかった。2人で呑む機会が多いけど、真面目な話をすれば真面目に返してくる」と語りながら「でも、後日訊いたら、ウソついてることが多いねん」と笑わせます。
千鳥も、東野にお世話になっている後輩の1組。大悟が「東京に来て仕事があんまりない時に、僕とノブを呼んでくれて。アドバイスをしてくれるわけではなく、楽しく飯を食うて。でも、それだけで十分なんですよね」と語ると、「東野さんと千鳥の話をしたことがある」と言い出す品川。『アメトーーク!』の「どうした!? 品川」とは違い、「帰ろか...千鳥」では最後に2人のPRが入っていたため「千鳥だけずるい」と連絡したところ、東野から「えこひいきをしているつもりはないですが、人間として千鳥のほうが好きです」と連絡が来たそうです。その発言に笑いながら、ノブは「東京に行ったら?って言ってくれたのも東野さん。光の当たってない後輩をすくいあげてくれるやさしい人です」と感謝していました。ちなみに、東野から「ここから先、千鳥は内村さんに任せた」とも言われたそうです。

東野=やさしい人で話がまとまりかけたのですが、ほんこんからクレームが。「後輩にはやさしいかもしらんけど、俺らがABCお笑いグランプリに出る前日に呑んでて、このネタでいくって言うたら"それはあきません。もう1つのほうがよろしいで"って言われて。(相方の)板尾(創路)も"東野が言うなら"言うて、もう1つのほうのネタにしたらだだスベりしたんや!」と発言。「奨励賞やったときのでしょう?」と笑う木村に、大悟も「確かに人の失敗を楽しんでいるところはある」と同調しました。
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舞台挨拶終盤には、お客様との質疑応答も。
「107組の中で、いちばん印象に残った人は?」と訊かれた木村祐一は「いちばんと言われると苦しい。年齢の近い人にはグサッと来るものを感じて、(月亭)方正なんかは2分くらい泣いてしまった。坂田(利夫)師匠の話とかも印象に残ってるし......挙げるとキリがないんですよ」と困りながら返します。作中で「生まれ変わっても芸人になりたいか?」と質問しているのですが、「最初は訊くつもりはなかったけど、大木こだま・ひびき師匠に話を訊いていたら出た」と撮影を振り返ります。
木村祐一が特に訊きたかったのは、腹が立ったことや悔しかったことだとか。「雑誌のインタビューでは素敵な物語を求められるところがあるけど、紙にしたら大したことのない話......この一言で人生をしがんでいける喜びのようなものも訊きたかった」と熱く語りました。
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「映画とは関係ないかもしれないんですけど」と前置きがありながらの「シンプルに口が臭いっていうのは、本当に大悟さんの口は臭いんですか?」という質問には、「最初はほんまにそうやった」と返答する大悟。「お酒を呑んでそのままロケに行って」(大悟)「息を吹きかけられたら、酒とかじゃなく根っこの臭さが......。悩みとかの人間臭がして、どう伝えたらいいんやろうと思って"シンプルに口が臭い"になった」(ノブ)と丁寧に説明すると、「確かに、大悟は調子悪いとき、大型犬みたいな臭いがする」と笑う品川。その後、2人は「シンプルに口が臭い」「胃が腐っとんじゃ」というおなじみのやりとりを披露したのでした。
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『ワレワレハワラワレタイ ウケたら、うれしい。それだけや。』は、28日(日)まで上映中。日替わりでさまざまな芸人によるティーチインも行われますので、ぜひともイオンシネマ板橋にお越しください!


【木村祐一】【ほんこん】【品川庄司】【品川祐】【東京ダイナマイト】【ハチミツ二郎】【千鳥】【天津】【木村卓寛】【武内由紀子】

「ワレワレハワラワレタイ ウケたら、うれしい。それだけや。」【上映スケジュール・登壇者】

●25日(木)19:00〜20:30
上映作品:オール阪神巨人/品川庄司 編
登壇者(予定):品川祐(品川庄司)、板倉俊之(インパルス)、ピスタチオ、木村祐一

●26日(金)19:00〜20:30
上映作品:坂田利夫/チュートリアル 編
登壇者(予定):河本準一(次長課長)、村田秀亮(とろサーモン)、ボン溝黒(カナリア)、木村祐一

●27日(土)17:00〜18:30
上映作品:坂田利夫/チュートリアル 編
登壇者(予定):馬場園梓(アジアン)、サカイスト、はんにゃ、木村祐一

●28日(日)17:00〜18:30
上映作品:今いくよくるよ/宮川大輔 編
登壇者(予定):ケンドーコバヤシ、藤井隆、おかずクラブ、木村祐一

【チケット販売方法】
・インターネットチケットシステムe席リザーブ
2月20日(土)0時15分~(=19日(金)24時15分~)
劇場窓口販売:2月20日(土)朝9時~

● イオンシネマ板橋
http://www.aeoncinema.com/cinema/itabashi/
※予定枚数に達し次第、販売終了となります。
※当日券がある場合、e席リザーブと劇場窓口とで販売終了時間が異なります。詳細は劇場ホームページにてご確認ください。

【注意事項】
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※予定枚数に達し次第、販売は終了となります。
※舞台挨拶付きの上映をご覧いただくには、舞台挨拶回の座席指定券が必要になります。
※登壇者および舞台挨拶は、予告なく変更になる場合がございます。
※場内でのカメラ(携帯カメラ含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
※転売目的でのご購入は、固くお断り致します。
※いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後のチケット変更や払い戻しはできません。
※当日はマスコミによる取材が入る可能性がございますので、予めご了承ください。
※会場におけるプレゼントの受付はいたしません。
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