島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭 50日前カウントダウンボード除幕式
3月2日(水)、沖縄県内の2会場で「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」の50日前カウントダウンボードの除幕式が行われました。
那覇会場のてんぶす那覇ポケットパーク広場では、午後4時45分からリップサービスさん、知念だしんいちろうさん、利根川ホプキンス、初恋クロマニヨンのお笑いライブが披露された後、除幕式が行われ、城間幹子那覇市長や水谷暢宏よしもとエンタテインメント沖縄代表取締役社長、なは応援団長の佐久本武さんが笑顔で白幕を引き、除幕を行いました。
参加した城間那覇市長は「今年から那覇市の波の上うみそら公園がメイン会場となり、国際通りでのレッドカーペット、よしもと沖縄花月、桜坂劇場、シネマQでの映画上映など、那覇市内で多くのイベントが予定されています。本映画祭は参加者の笑顔が溢れ、街ににぎわいを生む、島全部をいきいきとさせるイベントであり、まさに那覇市が目指す"美ら島の観光交流都市"という都市像にもつながるものでもあります。開催まであと50日、市民、県民の皆様で一緒に、県内各地で開催されるイベントを楽しみながら映画祭を盛り上げていきましょう」と力強く宣言しました。
また、よしもとエンタテインメント沖縄の水谷暢宏社長は「今年も那覇市、宜野湾市、浦添市、沖縄市をはじめ、県内各地でたくさんのイベントを開催いたします。さらに国内、海外からは多くの著名な俳優、監督が映画祭へやってまいります。今年からメイン会場が空港から近くなったこともあり、沖縄県民の皆さまのみならず、国内や海外観光客の方々にも楽しんでいただけるイベントです」と自信をもってPRしました。
司会を務めたガレッジセールからは「あと50日なんて待てません!これからも毎日カウントダウンが行われます、是非、皆さん一緒に当日まで盛り上げていきましょう!」と一層の応援の声が上がりました。
除幕式の後には、具志堅ファミリーの沖縄民謡ライブが行われ観客も手拍子で応えていました。
式典後の囲み取材では、通年3月開催だった映画祭が今回から4月開催になることについて、ガレッジセールの川田が「3月の沖縄は意外と寒くて、レッドカーペットを歩く女優さんたちは寒さで震えていたのですが、今年は暖かい4月開催なのでみんなテンションが高くなりますね」と話しました。また、今回の「おーきな祭」に期待することとしてゴリは、「今回は大学生の応援団も結成されています。この一大イベントに彼らも参加し、貴重な経験をしてもらえるので、エンタメの面白さを知るすごくいい体験になるでしょう」と語り、「うちなータイム(沖縄時間)が心配なので、まだ50日前だけど遅れないように今から家を出て向かってほしいです!」と沖縄県民にメッセージを送りました。
一方、午後6時から除幕式が行われた北中城会場のライカムグランドスクエアには、多くの家族連れが訪れていました。式典が行われる前には、ハイスクール漫才2015で脚光を浴びた現役高校生ユニット、アゲダバイパスさんの筋トレをテーマにした漫才、魁バーバリアン、オーシャンのネタが披露されました。
除幕に先駆けて新垣邦男北中城村長は「ぜひ多くの人に参加して楽しんでいただきたい。また、応援団も募集しているので、一緒に沖縄を盛り上げていきましょう」と挨拶しました。
島ぜんぶでおーきな祭の協力顧問である白石武博さんは「第3回沖縄国際映画祭の時から協力隊が結成されました。今年は25応援団になったが、まだ結成されていない地域もあるので、ここに来ている方で地元に応援団がない、という方は市町村長への声掛けなど、応援団を作るために協力してほしい」と呼びかけました。
白石さんは続けて「去年は応援団1000人くらいで、会場の掃除をしたんです。みんなで映画祭を作る、という気持ちを大切にして、『みんなで作った祭りなんだ』と言えるように盛り上げていきましょう」と穏やかな声で挨拶しました。その口調に司会を務めたスリムクラブの眞栄田は「優しい声ですよね。僕もそんな声に生まれたかった」と自虐的に笑いを誘いました。
あいさつ後、新垣村長と白石顧問は笑顔で除幕を行い、赤瓦屋根の上に公式キャラクターの「おっ!chan」があしらわれたカウントダウンボードが舞台上に現れると、会場からは大きな拍手が起こりました。
除幕式のエンディングには北中城村出身のアーティスト、當山貴史のライブが行われ、合唱で出演した沖縄市の愛星幼稚園40人の子供たちの可愛らしさに、会場からは手拍子や拍手がひっきりなしに起こっていました。
「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」は、4月21日(木)から24日(日)までの4日間、那覇市内の波の上うみそら公園をメイン会場に県内各地で開催され、映画の上映やイベントなどが行われます。