自身のプロデュース企画に手ごたえ十分!クリスLIVE「クリスのぼく、気付いたら面白くなってました。」
3月6日(日) よしもと沖縄花月にて、よしもと沖縄花月1周年感謝企画クリスLIVE「クリスのぼく、気付いたら面白くなってました。」が開催されました。このライブは、ありんくりん・クリスが企画した沖縄の若手芸人によるトークあり喜劇ありのイベント第2弾。会場は若い女性を中心に多くのお客さんが詰めかけ、このライブへの期待の高さを伺わせていました。
開演前に猫ノカケラ・岸本、魁バーバリアン・砂川、さっしぃ~が、拍手や掛け声などを笑いを交えつつレクチャー。ゆるい前説ですっかり場が温まったところで満を持してクリスが登場しました。
開始早々「今日はウケを狙っていません。皆さんのクスクス(笑い)をつきに来ました。だから大爆笑が起きなくても全然動じません!」と、仰天発言。客席がざわめくなか、クリスと若手芸人が洋楽に乗せてコミカルなダンスを踊るショートムービーが流れました。
ムービー上映後、再びクリスが壇上に現れると「クリスメンバーカモン!」の呼び込みで、よもぎ・伊礼、クロスバー直撃・渡邊、けんたくん、ありんくりん・比嘉、ピーチキャッスル・真栄城、カシスオレンジ・仲本、猫ノカケラ・岸本、魁バーバリアン・砂川、さっしぃ~、チョコレートプラネットが登壇しました。
それぞれの自己紹介を終えると全員でのフリートークもそこそこに最初のコーナー、クリスに関するカルトクイズ「クリスクリス」がスタート。その場でチーム編成されたけんたくんチーム、ピーチキャッスル・真栄城チーム、魁バーバリアン・砂川チーム、チョコレートプラネットチームの4組に分かれて対抗することになりました。
第1問を終えたタイミングで突然照明落ち、会場が真っ暗に。しかし、クリスは何事もなかったかのようにクイズを続行します。それから何度か照明が落ちる度に一人、また一人と芸人達が消えていきますが、クリスは進行を止めようとしません。とうとう最後にはクリスも消えてしまい、壇上に残されたのはチョコレートプラネットの2人のみ。
思わぬ展開に2人は困惑した表情を見せつつもクイズを再開させた矢先、客席後方から「ミュージックスタート!」の掛け声を合図に音楽が鳴り響き、消えたはずの芸人達が陽気に登場。クリスが「ドッキリ大成功~」と声高に叫ぶも、チョコレートプラネット・松尾は客席の空気を察して「これ、失敗じゃないか」と冷静にツッコむと会場から笑いが起きました。
なんとも言えない微妙な空気が流れる中、次のコーナー「ニュー喜劇」が始まります。舞台は沖縄そばの屋台。記憶を無くしたサイボーグ・クリスがしょうこちゃん(ピーチキャッスル・真栄城)とその友人の伊礼(よもぎ・伊礼)と仲本(カシスオレンジ・仲本)と仲良くなり一緒に食事を取ろうとするも、魁バーバリアン・砂川演じる世界的に有名なバンドのメンバーやチンピラ役のチョコレートプラネットらが次々と現れ大混乱。
さらに、クリスの生みの親で世界征服を企むドクターフィッシュ(クロスバー直撃・渡邊)が登場。
クリスはドクターフィッシュの野望を阻止すべく、彼が生み出した最新型サイボーグ・ケンターミネーター(けんたくん)と対決することに...。予想できない怒涛の展開に、客席も大いに沸きました。
最後は、壇上に出演者全員が登場。ライブを振り返ってクリスは「1回目よりめっちゃ盛り上がった」と、手ごたえを感じた様子。次回開催の期待も膨らむ中、大きな拍手に包まれ幕を終えました。