よしもとニュースセンター

グループはもちろん、ピン芸人としての活躍も目覚ましいお笑いグループ「ザ・プラン９」が本年2016年に結成15周年を迎えます。3人でのコント・漫才での劇場出演やコントライブ・芝居公演はもちろん、リーダーのお～い！久馬は月1回、若手からベテランのコント師を集めたコントライブ「久馬歩責任編集　月刊コント」を主宰。その他にもドラマやコメディ、漫才台本の執筆・演出などを手掛け「関西一多忙な作家・演出家」として活躍中。また、メンバーの浅越ゴエ、ヤナギブソンも各局でのレギュラー番組を多数抱え、司会やロケなど関西芸能界に必要不可欠なバイプレーヤーとして活躍しています。

4月23日(土)・24日(日)には、大阪梅田・HEP HALLにて結成15周年記念公演第一弾として『ブルース』の上演も決定！　こちらはザ・プラン9結成第1弾公演で上演された作品です。

3月11日には、メンバー自ら結成15周年でのイベントへの取り組みや意気込み、グループとしての新たな展開を発表。浅越の司会進行の下、まずはリーダーのお～い！久馬が、15周年の思いなどを語りました。

「15年前、結成しました。10年くらい僕はコンビでずっとやっていたんですが、大人数でやりたいなと思って声を掛けたり、入ってくださったりして、どうなるかわからないような集団にご協力いただいて、ここまでやってこれました。みなさんそれぞれピンでも忙しくなってきて、何とかこうしてやってこられたので、また15周年でがっつり手を組んで1年やっていこうかと思っています。スーツも新しく作ったので、それも皆さんに見ていただきたいと思います」（久馬）



続けてヤナギブソンがご挨拶を。

「細かい話ですが、僕だけ結成1年後に入っているので、僕だけ14周年。15周年という感慨は薄いものがありますが(笑)、それでもグループとして15年。早いようで長いようで短いような、あっという間の15年でした。いろんなことがありましたけども、『M-１グランプリ』で決勝に行ったり、ピンでもそれぞれお仕事をいただいたりとか、もうすべてがリーダーの久馬さんのおかげだと思っています。僕だけ遅れて入ったのはたむらけんじさんのお力添えもあって入れてもらえることができたので、先輩に感謝感謝の15年です。節目の年なので、さらなる活躍をして先輩に恩返しをしたいと思います」（ヤナギブソン）



浅越も司会進行をしつつ、ご挨拶しました。

「人生何があるかわからないなと常々思うのがザ・プラン9に加入して、今やっていること自体です。一度芸人をやって完全に諦めて、不動産屋に勤めて一生不動産屋の営業でやっていくと、その道だけでやっていくというぐらいの意気込みで就職したんですが、ひょんなことから久馬さんからの誘いを受けて、また芸人をやるという。そして考えもつかないような方々と共演させていただいたり、いろんな華々しい場面にも出向かせていただいて、一度きりしかない人生をプラン9で過ごせてよかったと思っています。退職後数年経って、不動産屋の上司の方に聞いた話なんですけど、"浅越くんはあのまま不動産屋を続けていれば、うちの会社でも今後独立することもあっただろうし、不動産の世界で年収2000万、3000万は夢じゃなかったよ"と言われて、毎年その言葉が1月1日によぎるという、そういう1日を過ごしています」



先ほどの挨拶で「誰が興味あんねん！」を出したヤナギブソンを受け、「ヤナギブソンの『誰が興味あんねん』に笑っていただきましたが、興味がないから笑ってもらえるのであって、ザ・プラン9に興味を持っていただいたときが、それがプラン9が成長した時だと思うので、今後も頑張っていきたいと思います」と語りました。

そして、久馬から15周年を機に...と重大発表が。ザ・プラン9の結成も、そもそもは大人数でお笑いをしたいという考えがあったから。どんどんメンバーが増えることが理想だった久馬。「本格的にメンバーを募集します！」と宣言しました。

メンバー募集の方法は、スカウトやオーディションも考えているそうで、目標は今年の秋ごろに実施したいとのこと。希望の人物像を浅越が尋ねると、「前から女性をメンバーに入れたかった」と久馬、「友近とか入ってくれたらと思いますね(笑)。あとは、僕らはちょっと地味で大人しい感じなので、ハリウッドザコシショウとか...(笑)」と話題の人物もピックアップ。ヤナギブソンが理想の人数を聞くと、「9人でもいいかな」と一気にメンバー増加もあるかもしれません!?

なお、ヤナギブソンは「オーディションになるとグイグイ大脇が来るかもしれない」と何度も危惧しており、「（グイグイ大脇は）台詞をすべてグイグイに変える可能性があるから、無条件で加入NG」と浅越も警戒していました。

また以前には、久馬と同期の桂三度が入りたいと言ってきたことがあったようで、「"お前の看板がちょっとでかすぎるから"って断りました(笑)」と明かす久馬。すると浅越も「西川かの子さんも"私、入ろうかしら"と言ってくれたことがありました」と続け、「もし入ったらすごい！」と騒然となりました。



話題は、4月23日(土)・24日(日)にHEP HALLで上演する芝居『ブルース』について。芝居の内容は、「それぞれ３つの場所で起こっていることが徐々にひとつになっていくという、３つの場所で違うブルースというキーワードが出てきて、それが徐々に揃っていくとう感じです」（久馬）。結成第1回公演で上演した記念碑的作品。当時、物語に出てくる高校生役をレギュラーの2人が担いましたが、「今では、さすがに僕らでは（高校生役は）できないので、若い2人を探しているという状態です」（久馬）

この結成15周年記念公演『ブルース』でメモリアルイヤーが幕を開けます。この1年は、アンケートに基づく人気作の再演や、ベストコント集、もちろん新作もしたいと意気込む久馬。「人数がどうなるか。この1年で新しいメンバーも発表できたらいいなと思っています」と展望を語りました。また、「『M-1グランプリ』では決勝に行かせてもらったんですけど、コントはまだ（『キングオブコント』の）決勝に残れていないので。コントを本職としているので、決勝に残って結果が出せたらと思います」と意欲を示した久馬に、「ほんとそうね」と応えるヤナギブソンでした。

ザ・プラン9の15周年記念公演『ブルース』は、4月23日(土)･24日(日)に大阪梅田・HEP HALLで行われます！　ぜひ足をお運びくださいね！

【ザ・プラン9】