「アキナ牛シュタイン」が沖縄初上陸! 劇場内でガチの体育系企画に挑戦
3月19日(土)、よしもと沖縄花月にて、劇場1周年感謝企画「アキナ牛シュタイン」が開催されました。
アキナ、和牛、アインシュタインの3組が大阪で行っているイベントが、今回待望の沖縄初上陸。地元沖縄のお客さまも多く詰めかけるなか、まずは、はじめましてのあいさつ代わりに3組それぞれが漫才やコントを披露し、早速会場を盛り上げます。
ネタ披露後、暗転するステージに明かりがともり、かりゆしウェア姿の3組が姿を見せると、会場からわあっと黄色い歓声が。「沖縄に来て、僕ら6人テンションが上がっております」というアキナ・秋山賢太のトークを皮切りに、沖縄で撮ったとっておきの写真をスライドで紹介する「アキナ牛シュタインスタグラム! in 沖縄」がスタートしました。
実は今回、「アキナ・和牛・アインシュタインと行く沖縄ツアー」という企画で、本公演の前日にツアー参加者と沖縄観光を楽しんだというメンバー。このコーナーでは、そのときに収めた数々の写真が披露されるのですが、気になる写真が出てきたらスライドショーを止め、解説を入れていくという形式です。
最初に待ったがかかったのはアインシュタイン・稲田直樹が写った1枚。相方の河井ゆずるが「石垣島のお土産にアンガマいうお面があんねんけど、それが稲田にソックリ」と話すと、沖縄のお客さまから「似てる~」という声と悲鳴が上がります。
和牛・川西賢志郎とツーショットで写った秋山の写真には、メンバーから「目が離れすぎ」「全然楽しそうちゃうやん」とツッコミの嵐が。また、首里城の案内板を見る和牛・水田信二の写真が映し出されると、絶妙なアングル具合に秋山が「ボラギノールのCMみたい」と漏らすなど、会場が終始笑いに包まれます。
その後、夜の相部屋を決めるくじ引きの写真からトークが展開。最終的に秋山&稲田、水田&河井、アキナ・山名文和&川西の組み合わせで相部屋になったのですが、秋山が「僕はこのメンバーだったら誰と一緒の部屋になってもいい」と話したのに対し、水田が「俺は秋山さんと一緒が良かったのに・・・」とポロリ。部屋割が決まった瞬間ふてくされたのか、うつむいて携帯をいじり出していたと秋山に暴露されていました。
また、ホテル到着後、チェックイン手続きの間に河井たちがなにげなく水槽を眺めていたら、男性従業員から「熱帯魚への餌やりを見せてあげる」とノリノリで言われたそうで、みんなの様子を見ていた秋山が「『うわーむっちゃ寄ってきた!』とか楽しそうにリアクションしてるのを見て、みんなエエやつやなと思った」とほっこりエピソードを披露。ただ、川西はあるひと言を聞き逃さなかったようで、「山名だけは『わぁー、おいしそう』って言ってた」と話すと、会場から爆笑が起こりました。
さらに、本公演の当日に、沖縄花月内「沖縄おもろおばけ屋敷」で稲田がおばけ役としてサプライズ登場した様子を水田が収めた動画など、ここだけの特別映像も公開されました。
続いてのコーナーは、全員体育着姿で行う「チーム対抗マッチ」。くじで決めたリーダーからの質問に全員で答え、同じ回答の人同士でチームを組んでスポーツ対決を行うもので、一番多く勝利を収めたメンバーには金一封がプレゼントされます。
最初の対決「綱引き」でリーダーに選ばれた秋山からの質問は「実家暮らしを含め、過去に犬を飼ったことがあるか」。水田だけが「ない」と答え、5対1で挑んだ綱引き対決は開始1秒で5人チームが圧勝。あっけない結末になったのでした。
続いての対決は「リレー」。バトンをつないで会場全体を一周し、舞台のゴールに早くたどり着いたチームが勝ちです。リーダーの山名が考えた質問は「子どものころに荷台に座ったまま自転車をこぎ、電柱にぶつかったことがあるか」。このピンポイントな質問に「ある」と答えたのは山名ただ1人。またまた5対1で対決に挑みます。
バトンの受け渡しがないため、意外と1人で走った方が有利かも、という山名に対し、水田が「仲間と相談しながら走れるっていいな~」と挑発。波乱含みのなか始まったリレーは最後までもつれる大接戦ながら、最後の最後で山名が転倒。僅差で5人チームが勝利を収めました。客席横を激走し、腕を擦りむいた山名にみんなが駆け寄る場面も。相方の秋山に大丈夫かと聞かれ、「あぁー、めっちゃ怖かった!」と本音を漏らしました。
いよいよ勝負は最後の「騎馬戦」へ。リーダー・川西が最初にした質問は「ファーストキッスは屋内? 屋外?」だったのですが、先ほどの負傷で痛がる山名を見て「山名の負傷はけがに入るか?入らないか?」に急きょ変更。見事答えが3対3(河井・水田・山名、秋山・稲田・川西)に分かれ、ラストゲームに挑みます。
先ほどの転倒を間近で見たせいか、川西が「またけがするんちゃうん!?」、秋山も「上に乗るのイヤや~。怖いもん」とこぼすなどやや及び腰なメンバーでしたが、河井、稲田が上に乗ることになり、図らずも"アインシュタイン対決"となることに。
もつれた試合は、のけぞる河井の帽子をつかんだ稲田チームが勝利。ヘロヘロの稲田が「河井が馬から落ちそうで怖かった~!」と絶叫すると、河井も「迫ってくる稲田の様子がハンパじゃなかった!」と応戦し、激しいバトルを振り返りました。3試合の結果、優勝したのは秋山、川西、稲田の3人。客席からの拍手のなか、秋山が「やったー、きょうこれで泡盛飲もうね!」と喜びの声をあげました。
盛りだくさんの公演はあっという間にエンディングへ。秋山が「今度はぜひ、沖縄の皆さまも大阪に『アキナ牛シュタイン』を見に来てくださいね! そしてまた沖縄でやりたい!」と宣言し、記念すべき初公演を締めくくりました。