よしもとニュースセンター

３月23日（木）、都内にて映画『ズートピア』来日記者会見＆声優お披露目イベントが開催され、本作で声優を務めるサバンナ・高橋茂雄が出演しました。

ディズニーの最新作『ズートピア』は、動物が人間のように暮らす大都会・ズートピアが舞台。誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に史上最大の危機が訪れた時に、世の中をよりよい場所にしたいと夢見る新米警官・うさぎのジュディが立ち上がるという感動のファンタジー・アドベンチャー・ムービーです。日本公開に先駆けて３月４日（金）に全米公開されると、世界的な大ヒットとなった『アナと雪の女王』『ベイマックス』を遥かに上回る全米オープン興行成績を記録。同月20日の時点で、興行収入が２億92万ドルとなる大ヒット中です。

今回はバイロン・ハワード監督、リッチ・ムーア監督、クラーク・スペンサープロデューサーが来日し、同会見に出演しました。
ニンジン型のマイクを持ったハワード監督は「最も栄養価のあるマイクだね」とすっかり気に入った様子で、「日本の皆さんにはいつも温かく迎えていただいていますが、また来ることができて嬉しいです」と挨拶。ムーア監督も「日本は大好きなので来られてうれしい。ロスにいる何百人のスタッフとともにつくった誇らしい作品をお届けできるのが楽しみです」と微笑みます。スペンサープロデューサーは「日本が大好きなのは、深く情熱的なアニメーションの歴史があるから。我々もインスピレーションを受けていますし、アメリカから持って来た作品を分かち合えることが何よりうれしいです」とコメント。その後、３人による作品が生まれた経緯、主要人物のキャラクター性などが、かつクリエイティビティに溢れる言葉で説明されました。



その後、主人公・ジュディの声を担当した上戸彩さんとともに、高橋が登壇します。

オファーを受けたのは昨夏だったそうで、「新しい家族が増えた時でしたし、家族にも自慢できる！と思ってお引き受けさせていただきました」と話す上戸さん。一方、高橋は職業柄、最初に話を聞いたときはドッキリだと思ったよう。いつネタバラシをされてもリアクションが取れるように心構えしていたそうですが、「自分の声を本当に録ることになって、その時（本当なんだと）実感できて。嬉しかったですね。甥っ子とか姪っ子、相方（八木真澄）は"すごいことや！"と喜んでくれています」と嬉々。また、「コンビ名がサバンナなんで、相方もちょっとは出られるじゃないかと思ってたみたいなんですけど、無理だとわかったらあっさりと諦めて『チケット２枚ちょうだい』って言うてました」と語り、笑わせます。
一足早く作品も鑑賞したそうで、「最高の映画。関われて本当にうれしいです」と絶賛！「中学卒業するとき、高校に入る時、上京した時......環境が変わった時のことを次々と思い出して、初心を忘れずにいたいなと思えました」とオススメしながら、自身が演じたチーターのクロウハウザーについては「周りに愛されていて、ドーナツをもらって愛でられている人。僕も皆さんに愛される人間になれたら」と語ります。

ハワード監督、ムーア監督に「シゲオサン！」と呼ばれていた高橋。ムーア監督は「クロウハウザーはすごく重要な役。彼はズートピアにやってきたジュディの初めての友達、そして警察署の看板。最初に足を踏み入れた人が顔を見ることになる人なんだよ」と話しながら、高橋がドーナツ好きだという裏情報を聞いたから選んだと発言。茶目っ気たっぷりの監督に、高橋も乗っかって「みなさん、僕がドーナツを食べているところを観たことがないってバラさないでくださいね！」と報道陣へ語りかけ、笑わせました。

最後に話題の金管五重奏・ズーラシアブラスによる、本作の主題歌「トライ・エヴリシング」の演奏が。指揮者のオカピに導かれて全員、一緒に踊っていると、最後にナマケモノがゆっくりと登場。手に持っていたトライアングルを「チーン！」と鳴らした瞬間、よしもと芸人らしく反射的にズッコケた高橋でした。



「小さなお子さまから、たくさんの方に楽しんでいただけると思います。ぜひご覧ください」（上戸さん）「４月になって新生活を迎える人は多いと思いますし、どの世代の方も共感できます。ご家族で観に来ていただけたらうれしいです」（高橋）とアピールした映画『ズートピア』は、４月23日（土）より公開です！



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