よしもとニュースセンター

芸能生活50周年を迎え、演歌とJ-POPの掛け橋として音楽界をリードし続ける水谷千重子が、きたる5月に自身が発起人となっての「キーポンシャイニング歌謡祭」を大阪、福岡、名古屋で行うことになりました。千重子ゆかりの豪華アーティストたちとともに贈る歌と笑いと涙が満載のスペクタクルリサイタルショー。さる1月20日に行われた東京・NHKホールでの公演が大きな反響を呼んだことから、新たに3大都市での開催が決定しました。3月24日（木）に開かれた記者会見には、千重子本人はもちろん二葉菖仁ファミリーの盟友・八公太郎も駆けつけ、公演に向けての意気込みや気になるゲストについて語りました。



おなじみの艶やかな着物姿で登場するなり、「今日は結婚記者発表会においでくださって...ってバカ言ってる！」とおきゃんなジョークで場を和ませた千重子。今回の会見では、お笑い好きの千重子が「あてぶりやギャグが面白い」と惚れ込んでいる若手コンビ、8.6秒バズーカーのふたりが司会を担当することに。



「ちょっとちょっと待って待って！というやつね！」と「ラッスンゴレライ」らしきフレーズを口にする大先輩・千重子の前で、緊張を隠せない様子でしたが、田中シングルはさっそく同歌謡祭についてあれこれ質問を繰り出します。

「今回の歌謡祭を立ち上げたきっかけは？」との問いには、「50年やってきたが、その間は本当に山あり谷ありで。80年代のアイドル全盛時代には、歌手をやめようと思った時期もあった。でも、千重子から歌をとったら何が残るんだと考えた時、やっぱり美貌しか残らないだろうと（笑）。そういうこともあって、また歌を頑張ってやってきたんだけど、50周年を迎え、じゃあどういった形で皆さんに恩返しできるかと考えて、開催の運びとなりました」。意気込みについては、「今回はいろんなジャンルの方が来てくださるので、垣根を越えた感じで新しい歌謡祭をやろうじゃないか、と。こういう世界観もあるんだというのを皆さんに楽しんでもらいたい」とキッパリ。「人間はやっぱり輝き続ける方が素敵」という思いから名付けた「キーポンシャイニング」の名のもと、今回もさまざまな音楽ジャンルとの融合が楽しめそうです。



同イベントにも出演する強力な助っ人、二葉ファミリーの八公太郎もここで会見場へ。「東京は渋谷の生まれ！　１、２、３、４、５、６、７、八公太郎です！」と元気いっぱいに挨拶した公太郎は、「芸人さんのギャグを間違えちゃだめだよ！」と千重子にダメ出しするも、「ちょっとお兄さん待って！だよ！」と自身もちょっぴり怪しいフレーズで笑いを誘います。千重子は「オファーはしてないのに、なんか聞きつけてくるのよ〜」と辛口コメントで歓迎しますが、公太郎は「こうやって悪口を言うんだけど、裏ではちゃんと前もって電話してきて『八ちゃん、ちょっと助けて！』って。表と裏が違うの！　いい女なんですよ！」とかわいい素顔を明かしていました。



8.6秒バズーカーからは、「僕らのネタを見てほしい。できれば一緒にやってください」と意外な提案も。「こんなチャンスないんだから！」とノリノリの千重子＆公太郎は、サングラスを着けて「ラッスンゴレライ」に挑戦。8.6秒バズーカーの後ろについてぐるぐる回り始め、オリジナリティあふれる「新生・ラッスンゴレライ」を完成させてご満悦でした。



続いては、出演者の紹介です。まずは二葉ファミリーから、八公太郎、倉たけし、六条たかやの3人。「地方のCM曲ばっかり歌ってるのよ。苦楽を共にした悪友ね」という倉、「今は歌を歌わず、2時間ドラマに出ている」という六条ですが、千重子からのオファーに二つ返事で快諾。六条については「昔、ちょっとあったのよ...」と意味深発言（？）も飛び出し場を沸かせます。



さらに、各会場とも多彩なゲストが登場！　NKHホール公演にも出演した相川七瀬さんが3会場とも出演するほか、大阪には稲垣潤一さん、ハウンドドッグの大友康平さん、そして"オネエ演歌歌手"として絶大な人気を誇る春澪が揃い踏み。福岡では岩崎宏美さん、スターダスト・レビューの根本要さん、堀内孝雄さん、そして名古屋では秋川雅史さんも加わるという豪華ラインナップとなりました。まだまだ追加発表もあるとのことなので、詳しくは公式サイトやブログ、インスタグラムをチェック！　ちなみに公太郎は「歌はいいんだけど、七瀬ちゃんとか潤一ちゃんとかは奇数が付くから気にくわない。秋川さんは歌に千が付く（千の風になって）から大好き！」と、数字へのこだわりからくる謎の不満を述べていました。



また、会見に出席できなかったゲストの方々からメッセージが届き、千重子を大感激させるひと幕も。「もしも私の夢が叶うのであれば、ザ・ピーナッツみたいに千重子さんとデュエットしてみたいです」（岩崎宏美さん）、「先生から注文があれば、どんな課題でも取り組む所存でございます」（大友康平さん）、「幼き頃よりリスペクトして参りました。競演できること夢のようです」（稲垣潤一さん）、「50周年の水谷先生のシャイニングを横でいっぱい浴びて私もキーポンしたいと思います！」（相川七瀬さん）、「また、あの夢を再現できるのですね。今から興奮して眠れません」（根本要さん）などなど、皆さんそれぞれに千重子と同イベントへの思いを綴ってくださいました。

質疑応答では、まず「お友達の友近さんの反応は？」という質問が。千重子は「『刺激を受けます』って言ってました。いろんなことにチャレンジしてて、前に向かってやっていく姿を見て、やっぱり目標を持たなきゃいけないことを、千重子さんから教えられますって」と回答。各都市で演出が変わるのかとの問いには、「あまりひいきはしたくないけど、ご当地ネタみたいなのはそれぞれ入れたい」とも。これを受けて公太郎が「大阪はたこ焼きだよ！　名古屋はういろうだよ！　福岡は意外とイカだよ！」と名物を挙げましたが、果たしてどんな形で盛り込まれるのか、期待が高まります。



「水谷千重子としての最終目標は？」という壮大な質問も。これには、現在出演しているテレビ番組『エンカメ』（朝日放送）がアメリカ・ロサンゼルスで放送されることに触れ、「ロサンゼルスでも公演して『千重ちゃーん！』って言われるようになったらうれしい。あと、レディ・ガガちゃんに千重子がプロデュースした着物を着せて、ふたりでジョインしたいなって思ってる」と答えた千重子。公太郎は「OKしてくれるかどうかだよ！　ガガちゃんすごいよ!?」と心配していましたが、「夢は大きく持たなくちゃ！」と明るく宣言していました。

最後は4人で、恒例の福井県名物「豆腐開き」。「NHKホールでの公演でもみんなでやった」という縁起物で、「『キーポンシャイニング歌謡祭』の成功と皆さまのご多幸を願って、よいしょ！　よいしょ！　よいしょ！」の掛け声とともに豆腐を割り、おめでたムードいっぱいに会見を締めくくりました。





● イベント情報

水谷千重子　キーポンシャイニング歌謡祭

【大阪公演】

日時：5月7日（土）　18:30開演

会場：大阪フェスティバルホール

ゲスト：相川七瀬、稲垣潤一、大友康平（from HOUND DOG）、春澪／八公太郎、六条たかや、倉たけし

お問い合わせ：キョードーインフォメーション☎0570−200−888（毎日10:00〜18:00）

【福岡公演】

日時：5月9日（月）　19:00開演

会場：福岡サンパレス

ゲスト：相川七瀬、岩崎宏美、根本要（from STARDUST REVUE）、堀内孝雄／八公太郎、倉たけし

お問い合わせ：GAKUONユニティ・フェイス☎0985−20−7111（月〜金 10:00〜19:00）

【名古屋公演】

日時：5月11日（水）　19:00開演

会場：名古屋国際会議場センチュリーホール

ゲスト：相川七瀬、秋川雅史、稲垣潤一、根本要（from STARDUST REVUE）／八公太郎、倉たけし

お問い合わせ：サンデーフォークプロモーション☎052−320−9100（毎日 10:00〜18:00）

水谷千重子 キーポンシャイニング歌謡祭 オフィシャルサイト　http://tickets.yahoo.co.jp/special/mizutanichieko-2015/

【水谷千重子】【八公太郎】【8.6秒バズーカー】