シャンプーハットてつじが初著書「関西グルメ王の人生が変わる店」刊行記念トークショー&サイン会を開催!
関西を中心に活動する芸人のなかでも屈指の食通として知られているのがシャンプーハットてつじ。自身がプロデュースするつけ麺店「宮田麺児」が人気を呼んでいるほか、年間100本とも言われるグルメレポートをこなし、さらに利き酒師の資格も取得するなど、グルメ全般についての造詣の深さは芸人随一とも言われています。そのてつじが初著書「関西グルメ王の人生が変わる店」の刊行を記念して、トークショー&サイン会を開きました。
4月9日(土)、会場となったMARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 7F salon de 7には、多くのファンが詰めかけました。今回の初著作、帯にはてつじが心の師とあおぐ東野幸治が、中面には相方・こいで、盟友・野性爆弾くっきーも登場するなど、周囲のバックアップ体制も完璧です。気になる中身は、大阪と京都を中心に名店、人気店を37店舗掲載。それぞれてつじが厳選したお店ぞろいとなっています。
トークショー前の囲み取材で「グルメレポート20年の集大成として、初めて自分の本を出しました」とてつじ。こんなグルメ本があったらいいな、という思いから、ただただ自分がおいしいと思う店を並べた、と内容に自信たっぷり。「掲載された店で"てつじの本を買った"といえば、多分何かサービスが出ますよ」と言いつつ「あ、そうですか、で終わるかもしれませんけどね」とひとボケ。そして芸人と料理人は通じるものがあると思う、と持論を展開。「ただおいしい、ただおもしろい、じゃなくてこだわりがあるんです。僕はそういうことを外食から教わりました」と熱く語りました。
そしていよいよトークショーがスタート。「忙しいなか、ありがとうございます〜!」と登場したてつじ。「同じ釜の飯を食うという言葉が大好きなんです。この本を見ていただいて、お店に行ってもらったらみんなも僕と同じ釜の飯を食べたということ」と熱弁。「家族と呼ばせていただきます!」というてつじの言葉に、駆けつけたファンも盛り上がります。客席に向かって質問を聞いてみたところ「カッコいいですね〜」とファン。すかさず「よく言われるんです。今日は(本の)表紙と同じスーツで来させていただきました」と明かします。それからも、掲載されているなかで気になる店を観客に聞いていくてつじ。誰かが店名を答えるたびに、ページ数を言い、全員でその掲載ページを見るというユニークな光景が繰り返されます。
奥さんといっしょにスリランカ料理店に行ったとき、てつじがスリランカ人と間違われ、本場の味付けのメニューが出てきたという話のほか、掲載されている店のここだけのエピソードなど、本に載っていないネタも披露。トークショーは大盛り上がりのまま終了しました。引き続き行われたサイン会では、詰めかけた多くのファンに笑顔で対応していたてつじ。
「この本で芥川賞を狙います!」と力強く宣言。てつじのこだわりが詰まった渾身のグルメ本「関西グルメ王の人生が変わる店」。ぜひ手にとって見てください!
【シャンプーハットてつじ】