天竺鼠、バンビーノが東京での辛(しん)生活を相談! 4月10日「辛ラーメンの日」記念お笑いステージは大盛況!!
4月10日(日)、千葉県・イオンモール幕張新都心 グランドコートにて、『4月10日「辛ラーメンの日」記念 辛ラーメンpresents お笑いステージ』が行われました。
「辛(シン)ラーメンの日」とは、「辛い」の英語「ホット」を「フォー(4)」「トウ(10)」と読む語呂合わせから、韓国を代表するインスタント麺「辛ラーメン」を製造する株式会社農心ジャパンが制定し、日本記念日協会認定の記念日。
それを記念した今回のお笑いステージは2部に分かれて実施され、1部の「辛ラーメンpresents『ナンバーワンHOT芸人決定戦!2016』」では、その名の通り、4組のブレイク寸前の若手芸人がネタを披露して、一番HOTな芸人を決定します。
まず、大勢のギャラリーから歓声と拍手を浴びながら登場したのは、MCの千鳥・ノブと審査員を務めるペナルティ・ヒデ、千鳥・大悟、とろサーモン・久保田という面々。
辛ラーメンについて、ヒデが「アウトドアの際にも体が温まりますね」とBBQ芸人の顔を覗かせた後、辛ラーメンの「うまからっ!」にかけて、「面白いだけじゃなく、ピリっとエッジの利いたネタを」と出場者に期待を寄せます。
トップバッターは、しゃかりき。
光の周囲73cmを誇る太ももを活かし、馬や大注連縄といった「太ももものまね」でギャラリーを沸かせると、「今まで一番面白かったですね」と大悟も唸ります。
また、久保田から「ロバートの秋山さんに似てるなと思いました」と指摘が出ると、「秋山さん公認です」「正直言うと秋山さんが好きで芸人になりました」と光が明かす一幕も。
続くZAZYは、「絹江おばあちゃん」を主役としたフリップネタでたたみかけて笑いを誘いますが、ヒデからは「今のところ2位ですね。ラーメンだったら1位ですけど、パンですから」と小麦粉違いのネタに、辛口コメント(?)しか出ません。
対照的に大悟はべた褒めするも、ノブが居眠りをしている観客を見つけて「『ホエールウォッチングタイム』で寝たんじゃ」と否定して爆笑!
3組目の鬼越トマホークは、漫才を披露し、「この見た目で入ってきた仕事の練習」として『花より男子』のワンシーンを再現するなど、見た目とのギャップで楽しませます。
「(スベりすぎて)辛ラーメン食べたくらい汗かきました」(坂井)と振り返る2人に、「昨日、少年刑務所から出て...」と久保田が悪ノリすると、すかさずノブが「違う違う! 後ろに子供が集まっている前で、少年刑務所とかやめてください」と注意。
トリを飾ったヘンダーソンは、テーマパークを題材にした漫才から導入するも、後半は中村が焼き芋屋へと変貌を遂げ、話題の歌ネタで沸かせます。
これに対しても、大悟は「サメが出てくるって言ってたのにサメが出ないっていうのは絶対やっちゃいけない」と見当はずれのコメントを。
審査の結果発表を迎えると、ヒデが「優勝者はロシアンモンキーのお二人です!」とすでに解散したコンビ名でボケ、全員でコケた後、改めて「しゃかりき」の名前を読み上げます。
1年分の辛ラーメンが贈呈された2人は、歓喜のガッツポーズを放ち、試食でも「うまからっ!」とその美味しさを笑顔で伝えました。
第2部では、「辛ラーメンpresents 『東京進出芸人辛生活応援LIVE!』」と題し、今春、上京して辛い思いをするであろう辛(しん)生活芸人と、すでに上京をして辛い生活を経験してきた先輩芸人とのトークショーを開催。
パンサー・向井のMCのもと、辛生活芸人として天竺鼠とバンビーノ、先輩辛生活芸人としてソラシド、天津・木村、とろサーモンの計10名が登壇して、大勢のギャラリーを喜ばせます。
まず、久保田が「僕が言うことじゃないですけど、こちらの先輩2人はほぼ辞めてますね」とソラシドに先制攻撃をかけ、さっそく肉体労働に明け暮れる本坊の「プロレタリア芸人」の顔が出かけたところで、本題へ。
後輩から相談事を持ちかける形式で進められ、まずは瀬下が、『じゃりン子チエ』みたいに浪速色が強い4歳の長女が、東京に馴染めるかとの不安を吐露します。
これに対して、上京後、自然と東京弁に変えたり、状況に応じて使い分けたりと様々な経験談を出す先輩芸人たち。
なかでも、水口は上京一ヶ月前から東京弁を話していたとし、本坊曰く「パンクブーブーの黒瀬さんに憧れて、博多弁になってた」時期もあったと暴露されます。
また、木村からは「こっちの言葉にした方がいい。関西の人ってなんや言うたら、すぐ"ちんこ"って言うやろ」と語り、「お前やろ!」という総ツッコミを受け、向井からも「イオンモールの真ん中でちんこ言うのやめてください(笑)」と真っ当な注意が。
石山は、すぐに立ったり、声がデカいといった関西の芸人特有のクセについて質問し、久保田からは「立つこと、はしゃぐこと、これ意味ない。感情を抑えることが東京で生き抜ける術」と真顔で答えて笑いを誘います。
その後、「ダンソン」ネタを続けていたら足腰に負担が来るといった話題から、「せっかくだから、ダンソン見たいんじゃないですか?」と川原が振り、急遽披露したバンビーノ。
「ニーブラ」後のBGMを先輩たちがうろ覚えのアカペラで合唱するなど、石山からの相談はともかく、会場は大盛り上がりとなりました。
次は、「東京はパーティが多いですが、動物は持っていった方がいいですか?」という動物担当の藤田ならではの質問が。
これに「東京の若手の子で変装する人は、常に持っている」「持っておいて損はない」とアドバイスする先輩たちですが、「持ってなくてもさっき盛り上がりましたね」と川原が言い出し、なぜかソラシドの2人がダンソンをやる羽目となり、そのグダグダの「ダンソン」に、石山が「今までで一番ひどい(笑)」と呆れます。
この日、なぜかラッパー風にマイクを構えていた川原は、先輩に年収を尋ねると、税務署で「本気でやってこれ?」と言われたという本坊の逸話が。
「どんな芸能人に会ったか」という質問には、作家の志茂田景樹さんとは全員遭遇しているとの持論を木村が熱弁し、村田も「志茂田景樹さん、オリジン弁当の前で靴紐結んでいました(笑)」と同調します。
なかなか納得のいかない川原でしたが、最後は「めっちゃ小さいケータイ電話で電話してるボブ・サップ見ましたよ」という水口からの目撃談でなぜか納得して、相談は終了。
最後は、辛生活を迎える2組が辛ラーメンを試食し、舌鼓を打ちますが、それを見た久保田は「そんな簡単に東京では仕事増えませんから!」となぜか波田陽区さん風に釘を差して、終演を迎えました。
辛ラーメンの情報は、農心ジャパン公式サイト(http://www.nongshim.co.jp/)でご確認ください。
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