山本博、お笑い卒業は回避!? ロバートのトークとコーナーライブ「ロバート企画in祇園」
4月16日、よしもと祇園花月にて「ロバート企画in祇園」が行われました。祇園花月では、おなじみとなったこちらのイベント、ロバートがトークとコーナーを繰り広げます。
今回のサブタイトルは「山本博お笑い卒業SP」となっており、冒頭のトークでは早くもその話題に。「俺の知らない間に俺の卒業スペシャルになってる!!」と早くもクレームをつける山本。サブタイトルを考えている秋山曰く、毎回、チケット売上げを伸ばすために「プラチナライブ」と謳ってみたり、画策しているそうです。そして今回、急遽考えてほしいと頼まれ、思わずつけてしまったとか。「最後って言ったら(お客さんも)来てくれるかなと思って」と苦笑いの秋山。「卒業シーズンですしね~」とこじつけていました。
山本の気も鎮まったところで秋山が「目薬をすぐなくす」と話題変更。2、3回しか使っていないのにすぐ紛失するそうです。「ジーパンのポケットに入れているから」と注意を促すのは馬場。馬場は常にポーチに入れているので、なくすことなく最後の一滴まで使いきるそう。そんな馬場に「目薬のさし方が気に入らない」と秋山。秋山は上からたっぷり落とす派で、馬場は目薬を横にして目尻からさす派。目尻からどうやったら目薬が入るんだといぶかしむ秋山に実演してみせる場面もありました。なお目尻から横にさす馬場、眼球に目薬の先が当たっているそうで「怖いよ!!」と山本が絶叫していました。また、馬場が横からさすようになったのは「目が小さいから上からだと上手く入らない」という理由だそうです。
目薬を保管するのにポーチがいいと力説する馬場。「セカンドバッグじゃダメなの? 俺、おっさんになったらセカンドバッグ持ちたい」と秋山。「それならスクラッチバッグ持てばいいでしょ」と馬場、ちょっと外出するときなどスクラッチバッグを持参しているそうです。男性のお客様の中にもスクラッチバッグをお持ちの方がいらっしゃったので、ちょっと拝借して使い方などをレクチャーしていました。そんな中、山本は生粋の「トートバッグ派」と秋山。「出会ったころから山本はトートバッグを使っている」とトートバッグ使用歴が長すぎて「トートバッグ護身術とかできるんじゃないの?」と提案。しばらく3人で護身術を考案しました。
なかなかハードな護身術、一息ついたところで「テレビの番組宣伝とかでトークがカットされている役者さんとかっているよね」と秋山が語り始めました。トークが不自然に編集されており、無理やり締めの挨拶に繋がっているのが気になって仕方ないそう。そこで「不自然に編集されたトークシーンを再現しよう」と3人ともドラマに出演する役者になりきってのミニコントが始まりました。不自然にカットされた箇所は、顔の表情も違うと細かな演出指示もあり、なかなか秋山の思うような場面の再現は難しく、苦戦する3人でした。
これは難しいと諦めたところで馬場が話題を変更。仙台で起こったチンパンジー脱走事件の一部始終をジェスチャーはもちろん、チンパンジーの表情も忠実に再現し始めました。滅多にない馬場のチンパンジーのモノマネに「これは貴重です!!」と興奮する秋山。馬場曰く、脱走して麻酔銃を撃たれてもなお、捕まるまいとする姿に心を打たれたのだそう。「すごくない!?」と馬場、しばらく類人猿の話題で盛り上がりました。
動物ネタで沸いたところで秋山が「俺はカラスと会話ができる」と言い始めました。よくある「カー、カー」という鳴き声ではなく、「アッ!アッ!」という短く発するとカラスが寄ってくるそうです。その上、「ハワッ!ハワッ!」と普段、聞いたことのないような発声をすると、カラスも応えるとかで、秋山とカラス、この発声で鳴き合いをしたこともあるとか。そこで声真似の練習をしようということになり、馬場、山本に対して秋山の猛特訓が始まりました。舞台上、3人でただただ「アッ!アッ!」「ハワッ!ハワッ!」と鳴き続ける3人。「今、祇園花月の上空に大量のカラスが!!」と大興奮でした。
続いては、秋山が流行らしたいものを考え、それをステージで実践していくコーナー「ロバート109」を。まずは「ジャネット・カクソン」という、ジャネット・ジャクソンさんの『ALL FOR YOU』のイントロ部分を聞こえるがままに歌い、その中に何か指定された言葉を入れ込み、聞いている人たちがその言葉が何かを当てるというもの。歌自体、聴き慣れている秋山はすんなり歌いこなしますが、あまり聴いたことのない山本と馬場は、イントロ部分を歌うというだけでも四苦八苦でした。
続いてFMラジオ局風にアレンジを入れ込んで番組名を叫ぶ「ムネタ、ムネタ、宗田コーセイのギャラ、ギャラ、ギャラクシー、ナ、ナ、ナ、ナイト!」では、放送の時間帯も考慮して、様々な番組名を叫びました。
おなじみの秋山がタイトルを考え、山本が紙芝居を作るという「無茶振り紙芝居」があり、続いて「フレナイデクダサイ」をめくってみると...。「先月の22日って...」の文字が。3月22日は馬場の誕生日。秋山と山本がオリジナルのバースデーソングと、ロボットダンスやジャズダンスを取り入れた踊りで、フラッシュモブ風に馬場の誕生日を祝福しました。「本当はショッピングモールとかでやりたかった」と秋山、派手に祝いたかったそうですが、馬場は「やめて」の一言でした。そして「二度とやらないでほしい。長いし。もういい!! やめて!!」と冷め切っていました。
「無駄録データ除去式」をさっと終えて、次は「博のルービックキューブは今回もまだイケるのか?」を。世界大会レベルの実力を持つ山本のルービックキューブ。1分以内に揃えられた成功と、実はサブタイトルの「お笑い卒業SP」はここに掛かっているんだと秋山。できなければお笑い卒業となるそうで緊張感が走ります。お客様にも手伝ってもらい面をばらばらにして、いざスタート! なんと56秒で完成させた山本。会場は大きな拍手に包まれました。「よっしゃー! できたー! 引退回避!!」と咆哮する山本。無事、お笑いを卒業せずにすみました。
そして最後はおなじみの「体モノマネショー」で締めました。
次回の「ロバート企画in祇園」は6月25日(土)19時より、よしもと祇園花月で行われます。次回もぜひお越しください!
【ロバート】
「ロバート企画in祇園」
日時: 2016年6月25日(土) 19:00〜
場所: よしもと祇園花月
出演者: ロバート
料金: 前売¥2,000 当日¥2,500
チケット情報: チケットよしもと