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2016年5月 7日 (土)

豪華ゲストの競演! 「水谷千重子キーポンシャイニング歌謡祭」3大都市ツアーが大阪からスタート!!

今年1月20日、東京・NHKホールで行われた公演が大盛況。スペシャルゲストの豪華さでも大きな話題を呼んだのが、歌手生活50周年を記念して行われた「水谷千重子キーポンシャイニング歌謡祭」です。その反響の大きさから、追加公演として大阪、福岡、名古屋の3大都市ツアーも決定。そのツアーが、5月7日(土)、大阪フェスティバルホールからスタートしました。今回のツアーの売上の一部は、熊本地震の被害に遭われた方に寄付されることも決定しています。

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東京公演の熱気そのままに、会場は満員の盛況ぶり。客電が落とされ、真っ暗になった客席にはカラフルなペンライトが揺れています。そこに今回の主役、水谷千重子が登場。オープニングから生バンドをバックに「WAKUWAKUさせて」、「キューティーハニー」の2曲を披露。その姿に客席はいきなり盛り上がります。

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歌い終わると「ありがとうございます〜!」と第一声。会場は大きな拍手に包まれます。東京公演は4時間になってしまったエピソード、「WAKUWAKUさせて」の歌詞を変えて歌っていること、キーポンシャイニング歌謡祭についてなどのトークのあと、「苦楽をともにした馬鹿野郎たち」ということで、千重子ファミリーの八公太郎、倉たけし、六条たかやが花束を持ってステージに現れます。「ダラダラしゃべってんじゃねえよ」と倉。馬券の話しなどを八と始めますが「何にもおもしろくない」と千重子に諭されます。すったもんだのあと、なんとか花束を贈呈、歌謡祭の開催をお祝いします。そして各自がウケたり、それなりだったりの自己紹介をしたあと、4人の息の合った「スタート!」の掛け声で、一人目のゲストである相川七瀬が登場しました。

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代表曲である「夢見る少女じゃいられない」「恋心」を立て続けに歌い、盛り上げる相川。これには千重子も大興奮。そこから若かりし頃のやんちゃなエピソードなどトークにも花が咲きます。そして千重子とジョインするのは、これまた大ヒット曲「彼女と私の事情」。それまでの2曲以上の盛り上がりを見せてくれました。

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「ハッスルしちゃいました」という千重子が呼び込んだ次のゲストは稲垣潤一。真っ白なスーツ姿で「クリスマスキャロルの頃には」を歌い、その透き通るような歌声で観客を魅了します。「じゅんちゃんサイコー、イエイイエイイエイ」と興奮気味に現れた千重子は、稲垣について「以前から目をつけていた」「この声、いけるんじゃないかと思っていた」とベタボメ。「先生に比べると全然です」という稲垣のコメントに客席からも笑いが起こります。

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さらに言いたいことがあるという千重子。稲垣とのデュエットの話が自分には来ないとご立腹の様子。「恐れ多い」という稲垣に、「言ってくれればいいのに」と不満顔でしたが、「次はぜひ」ということでご機嫌も直り、二人で「真夏の夜の夢」を熱唱しました。

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次は再び盟友の倉が登場。「どうも私の単独公演へようこそ」とボケる倉に「バカ言ってる」と決めゼリフの千重子。下ネタや昔話などもはさみつつ、トークは盛り上がります。以前、千重子といっしょに全国を周り、CMソングを作っていた時期があったという倉は、今でもほとんど15秒の曲ばっかり歌っているとボヤきだします。二人で思い出のCMソングを歌ったあと、新曲の「街 〜心と心つないで〜」を披露しますが、最後のパートで爆笑の展開に。

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続いてステージには八もやってきて、3人の好き放題のトークが炸裂。モメたり、キレたりのステージ上に、客席は笑いに包まれます。八は「千重子の50周年を歌にした」という「千重子に捧げる歌」をアカペラで熱唱。「泣かしに来た」という前フリでしたが、千重子は全く泣く気配なし。2番まで歌いましたが、結局涙は一切無いままにステージを降りていきました。

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ここからしばらくは千重子のオンステージ。まずは「天使の変わりはいませんか」を熱唱。続いての福井米のキャンペーンソング「福井さんちの三旨米」では、千重子キッズも登場し、しゃもじを持ってかわいいダンスを披露します。そして、今年4月までオンエアされていた朝ドラに出演していた「芸人の友近ちゃん」のコメントを披露しつつ、歌い始めたのはそのテーマ曲「365日の紙飛行機」。ドラマオープニングのパロディ映像が流れるなか、再び千重子キッズも登場し、客席に千重子のサイン入り紙飛行機を飛ばして締めくくりました。

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続いてはオネエ演歌歌手の春澪の出番。ステージに現れたその姿に客席からは爆笑&歓声が起こります。まずは抜群の歌唱力で「三日月」を歌い上げた春澪に「うますぎる」と思わず笑い出す千重子。春澪は「姉さんのイベントに出させていただくのが幸せだから」と謙遜。それから春澪のチャイナドレスを見て、千重子が言ったひと言が少し危ない広がりを見せるなど、ガールズ(?)トークが弾みます。

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そんな二人がジョインしたのは「ロンリーチャップリン」。独特の節回しで客席を沸かせつつ、二人ともデュエットの出来に大満足の様子でした。ここで千重子ファミリーの一人、六条が登場し、春澪はシラフで歌えないから楽屋でハイボールを2本空けたと暴露。これを聞いた春澪は、「実はここで(六条だけじゃなく)ほかの二人(倉と八)とも絡むはずだったけど私が断った」とこれまた裏話を披露します。

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続いての六条と千重子のトークでは、実は結婚寸前まで行った人がいたと千重子も告白。しかし悲恋に終わったその相手の名前を聞いて、客席は爆笑です。そこからステージ上で寸劇を繰り広げるなど、二人はやりたい放題。やっと六条が歌い始めたのが「Englishman in NewYork」。悲しげなメロディと六条の書いた切ない歌詞がミックスした極上のバラードに、千重子もすっかり聞き惚れ「すごいじゃん!」と感心しきりです。そして二人が週刊誌に撮られたエピソードを告白すると、客席はまた爆笑に包まれました。

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次は「よく大映ドラマを見ていた」という千重子が当時のドラマ主題歌をメドレーで披露。青春ドラマの名曲「HERO」の間奏中に「千重子先生よぉ〜!」のセリフとともにステージに現れたのは、ドラマにも出演していた俳優の松村雄基です。東京で舞台があるのに駆けつけたという松村に、千重子も感激の様子。大映ドラマの懐かしいエピソードが披露されると、年代的にもぴったりの世代が多い客席も盛り上がります。そして千重子のリクエストで松村が歌った「夏のナイフ」では、会場中でペンライトが乱舞しました。

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続いては「この方が来ちゃうとノリノリになっちゃう」という千重子の紹介で、大友康平(from HOUND DOG)が登場です。まずはヒット曲「BRIDGE〜あの橋をわたるとき〜」を歌い終え、トークがスタート。大友は「大阪はウケがいい」とうれしそうです。それからもひとしきり大阪トークが続いたあと、バラエティ番組の裏話や東京公演のエピソード、特徴的な大友節の話しなどで盛り上がりました。そして、大友の代表曲のひとつ「ffフォルティシモ」をジョイン。二人とも気持ちよさそうに歌い上げました。

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ここからは再び千重子の一人舞台。ユニークすぎる名前のバックバンドを紹介したあと、まずは千重子バージョンにアレンジしたという「Let it go」がスタート。「人生かぞえ歌」へと続きます。そしていよいよラスト。やっぱり時間が押したことを客席に詫びつつ、千重子初となるウエディングソング「明日、キラキラ」でエンディングです。千重子が歌い、モニターに中村アンの出演するPVが映し出されるなか、ステージ上には今日のゲストが整列。「本日は本当にありがとうございました〜!」と千重子。3時間があっという間だったと充実した様子です。「55周年、60周年と歌謡祭を開催したい」と、新たな抱負を語り、幕が降ろされました。が、拍手が鳴り止まない会場。一度は降りた幕が上がり、アンコールとしてもう一度千重子の登場です。歌うのは、感謝を込めて「ありがとう」。この曲に関する爆笑エピソードを語りつつ、ブログやインスタグラムの告知も行った千重子。「またこの地に戻ってきたいと思います!」と最後に力強く宣言して、ステージは終了しました。

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名古屋、福岡の両公演も、新たな豪華ゲストが予定されるなど、大阪以上の盛り上がりは必至です。50周年を記念したこのゴージャスな歌謡祭。千重子のキープオンシャイニングな歌声は、まだまだ全国で響き渡ります。

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【水谷千重子】【八公太郎】【倉たけし】【六条たかや】【春澪】