若手芸人、社員ら約1200人が出席、「違法薬物・コンプライアンス意識徹底セミナー」開催!
5月10日、よしもと漫才劇場にて吉本興業グループの全従業員・タレントを対象にした「違法薬物・コンプライアンス意識徹底セミナー」が開かれました。このセミナーは、今般の社会情勢を鑑み、厚生労働省近畿厚生局麻薬取締部のご協力のもと実施。違法薬物の危険性や社会的影響についての意識を高めるため、また、コンプライアンス意識徹底のため行われました。
薬物研修はNSC生を対象にしたものを毎年開催。そして若手芸人らを対象にした薬物や賭博、反社会勢力、SNSの使用、ストーカー対策といったコンプライアンスの総合研修も年に数回実施しています。今回のセミナーでは薬物に特化した内容で展開。これまでは警視庁、大阪府警による講演や研修でしたが、厚生労働省麻薬取締部の方々にご協力いただくことで、これまでとは異なる視点での啓蒙活動となりました。東京では2月に警視庁のご協力のもとルミネtheよしもとで行いました。
コンプライアンス委員会の田中宏幸はセミナー開催にあたって、「薬物の危険性や使用による社会的な影響などを、頭で理解することはもちろんですが、心にきざみこまないといけない。不祥事は忘れた頃に起こるので、何度も何度も伝えていかなければ。売れている芸人、名前の知られているタレントは、様々な反社会的勢力にとって"カモ"になりやすい存在。セミナー開催の最大の意義は、自分たちがそのターゲットになりやすいことを自覚してほしいためです」と概要を説明。