えんにち、GAG少年楽団が盆栽作りにチャレンジ! 世界盆栽大会1年前イベント
5月4日(水)、埼玉・盆栽四季の家駐車場にて、「第33回大盆栽まつり」の中の"世界盆栽大会1年前イベント"が開催され、えんにち、GAG少年楽団によるネタ披露&盆栽作り体験が行われました。
「第33回大盆栽まつり」は、毎年5月3~5日に盆栽四季の家(北区盆栽町)で行われるイベント。世界のBONSAIのメッカである大宮盆栽村で開催される盆栽の式典で、名品盆栽の展示や市民盆栽展、盆栽盆器の即売会などが開催され、多くの愛好家でにぎわいます。
盆栽の世界大会である「世界盆栽大会」が、来年(平成29年4月27~30日)にさいたまで開催されることを記念して、「第33回大盆栽まつり」の期間中に「世界盆栽大会」の1年前イベントが開催されることとなり、さいたま観光大使である大宮セブンのメンバーであるえんにちとGAG少年楽団の2組が出演。ネタを披露するだけでなく、盆栽のスペシャリストで、同じくさいたま観光大使でもある山田香織氏の指導のもと、盆栽作りにチャレンジしました。
五月晴れのおだやかな天気の下、まずはネタの披露から。2組全員で登場し、自己紹介がてら特技を披露していきます。
えんにちのアイパー滝沢は、自身がさいたま出身であることをアピールしますが、「群馬まで車で5分、ここ(大宮盆栽村)までは2時間」という、限りなく群馬よりであることを暴露されてしまいます。そんな滝沢の特技は「矢沢永吉の形のモノマネ」。"道案内をする矢沢""シャワーを浴びる矢沢"など、次々と矢沢のポーズを決めていく滝沢に、お客さんからは拍手が起こっていました。
また、見た目に反して編み物が得意だという滝沢は、即興でかぎ針編みをすると豪語。「お客さんの希望に応えます!」と、何を作ってほしいかを募りますが、お客さんからの「でめきん!」との希望には「今日お休みなんです」、「さくらんぼ!」との希望には「食べちゃったんです」とかわしまくり、結局「でめきんとさくらんぼの間をとって、お花作りますね~」と、勝手に花を作り出します(笑)。
続いてGAG少年楽団。まずは宮戸が「覚えてもらいやすいように言いますと、SMAPの香取慎吾さんに似てるのが宮戸です」と自己紹介しますが、福井に「なんのつもりなん?」と怒られます。そんな福井は「なわとびが得意」だと話し、なわとびを披露するのですが、そのなわとびが誰も見たことがないような不思議な飛び方だったため、かなりの人の印象に残ったのは間違いありません(笑)。
最後は坂本ですが、「僕、これといって特徴がないんです。強いて言えば、年に2~3回『やせてるね』って言われるくらい」と話し、やせているからこその特技として「ハンガーを5秒以内にくぐり抜けます」と豪語し、見事やってのけます。続いてシャンプーハットのくぐり抜けにもチャレンジしたのですが、残念ながらこちらは失敗。「来年の大会にはもっとやせて仕上げてきます!」と、おそらく誰も望んでいないであろう目標を掲げていました。
休憩をはさんで、続いては「盆栽作り体験」。えんにち・滝沢とGAG少年楽団・坂本の2人がチャレンジすることになり、それぞれの盆栽の前に座ります。
先生の山田香織さんが盆栽の木について、「正面があります」と、木が美しく見える角度の説明をしていると、坂本が「なるほど。じゃあ、宮戸の正面はこっちになります」と、宮戸を真後ろに向けて宮戸の正面を説明(笑)。
また、「木は決して見下ろしてはいけません」と言う先生。見るときは、木の中間に目線を落として見ると、木の世界に入れるんだそう。正面を決めたあとは木の周りを整えるのですが、「だいたい不等辺の三角形の形になるように意識して整えてください」との先生の言葉に「ふとうへん......?」と不思議そうな滝沢。「僕、中学しか出てないんで、そんな英語の勉強してきませんでした」との滝沢の発言に「英語じゃないですよ!」と望月のツッコミが入ります。
木を整える(=剪定)する作業に入る2人。坂本が吟味の末に枝を1本切ると観客から拍手が起こりますが、宮戸に「1本切るごとに拍手してたら時間がいくらあっても足りひんわ!」とツッコまれます。対する滝沢は、「僕はひとバサミひとバサミ入れるごとに『ゴメンね』って言いながら切っていきます」といい人(?)発言をしますが、坂本の盆栽まで切ろうとして注意され、「すいません、集中しすぎて」とボケていました。そんな小学生のようなふざけ方をする2人に「小学生の休み時間みたいなのやめてもらっていいですか? みんな30過ぎてるんで」と宮戸がピシャリと言い放ちます。
また、「僕は木と会話しながらやってますよ」という滝沢に、「木は今、なんて言ってるんですか?」と望月が聞くと、滝沢は「おなかすいた」と木の気持ちを代弁(?)。望月は「水が足りないのかな?」と木に話しかけていました。
剪定が終わると、次は鉢を選んで植え替える作業に。鉢に盆栽を入れ、赤土を鉢と根の隙間に入れて埋めていく作業を「コンクリート(を流し込む作業)と一緒ですよね?」とたずねる滝沢に、若干食い気味で「違うと思います」と答える先生(笑)。しかし次に「海外には盆栽の学校があるんですよね。日本にはないのに」という滝沢の発言に「そうです」と先生。これには宮戸も「急にちゃんとした情報~!」と驚きます。
そんなこんなで、作業も終盤にさしかかった頃、突然乱入者が! さいたま市のPRキャラクター"つなが竜 ヌゥくん"というゆるキャラと、福井によく似た(?)"その場を盛り上げるヒーロー・ヨイショマン"、それにさいたま市北区のゆるキャラ、頭に盆栽のついた"ぼんサイくん"の登場です。
「ここがいちばん盛り上がってると聞いたので来ました、ヨイショ~!」と、ヨイショしつつ語尾にヨイショを付けるヨイショマン。その後も盆栽を見ては「才能あるね~、ヨイショ!」、ヌゥくんに「芝生だったら寝転がりたい~、ヨイショ!」と、ヨイショしまくりのヨイショマン。ただ、ぼんサイくんの褒めどころは難しかったのか、ぼんサイくんに対しては「心意気にヨイショ〜!」と、若干ふわっとしたヨイショの仕方でした(笑)。
続いて、植え替えた盆栽にじょうろでたっぷり水をやります。ここでもまた滝沢が坂本の盆栽に水をやろうとするなど、小学生感満載のボケを披露。
最後は表面にコケをはって、ついに盆栽の完成です! 「すごい! 楽しい~!」と言いながらコケをはっていく滝沢に、先生が「コケは圧力をかけた方が(ギュッとはった方が)増えるそうですよ」とアドバイスすると、すかさず「オイコラ!」と、コケに違う意味での圧力をかける滝沢(笑)。
最終的にどちらが生徒としてよかったか聞かれた先生は、悩んだ末に坂本を選び、「作業が慎重なのがよかった」と評価。喜んだ坂本は、「8年後、大きく育ててまた持ってきます!」と宣言しますが、ヨイショマンに「盆栽の方が重くなってるんちゃう?」とイジられていました。
好評のうちに幕を閉じた盆栽作り体験イベント。この経験を活かし、来年の世界盆栽大会でもぜひ活躍してもらいたいものです!
坂本の盆栽
滝沢の盆栽
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