よしもとニュースセンター

世界の第一線で活躍している一流パフォーマーたちが、笑いの殿堂・なんばグランド花月を舞台にスゴ技を披露する「THE舶来寄席2016」。5月11日の開幕から話題沸騰の同公演も、いよいよ終盤へ。5月26日（木）より、第一部「吉本新喜劇」の中心を担う"リーダー役"が、中川貴志、酒井藍を経てアキにバトンタッチしました。ゲスト座長として華を添えるのは、破天荒お爺さんキャラ・茂造でおなじみの辻本茂雄。アキ得意のダンスもふんだんに取り入れた"ヒーローショー"をメインに据え、客席を巻き込んだグルーヴ感あふれる演出で盛り上げました。

前説で登場した高井俊彦ともじゃ吉田が、事前に「盛り上がる練習」として、客席の皆さんにウェーブを指導。さらに、ひとりのお客さんを指名してセリフの練習も!?　どうやらこれが、本編にも関連してくる様子。"出演者"としても新喜劇を楽しんでもらおうという心憎い配慮です。

物語の舞台となるのは、たこ焼き屋や土産物屋、アイスクリーム屋が軒を並べるのどかな公園。ご近所にある介護施設でヘルパーとして働く謎のおばさん・アキを主人公に、予測不可能なドタバタ劇が展開していきます。アキは施設のお爺さんたちを連れレクリエーションにやって来たという設定で、冒頭から"あるモノ"を手に大暴れ！　



さらに、お爺さんたちのリーダー格（？）辻本演じる茂じいが、負けじと弾けまくります。



共演者たちにはおなじみのむちゃブリが飛び、アキも辻本と息を合わせての「いいよぉ〜」を連発。どんどん爆笑をさらっていきます。



そんななか、アイスクリーム屋店主・島田一の介が友人の借金を肩代わりしなくてはならなくなり、末成由美ら借金取りが公園へやって来たからさあ大変。一方で、お爺さんのひとり、平山昌雄と疎遠になった息子・西川忠志という親子の物語も絡んでいきます。仕事でヒーローショーを手配したはずが騙され窮地に立たされた忠志...と、そこに手を差し伸べたのが、アキ率いるお爺さん集団！　ヨボヨボの老人たちが、果たしてヒーローショーの代わりなどできるのでしょうか...？



クライマックスは、アキと平山を中心としたチャンバラ、そしてアキ＆ISOPPが引っ張るキレッキレなダンス！　途中から、なんと辻本までダンスに加わり、お客さんを喜ばせます。冒頭で練習したお客さんとの"コラボ"もバッチリ決まり、フィニッシュのポーズでは割れんばかりの拍手が沸き起こりました。笑いだけでなく迫力満点のパフォーマンスもたっぷりのアキ版新喜劇、気になる結末など詳しい内容は、ぜひ劇場でご覧ください！

もちろん、この後の第二部「ワールドバラエティアクト」も、驚きと笑いがいっぱい！　テンダラー＆ロバータのナビゲートで、多彩なパフォーマーたちが次々と登場します。夏のビーチをイメージしたポップなアクロバットやマジックが魅力のヤコブ・マティアスや、



とぼけたふたり組がノンバーバル劇で笑わせるメン イン コート、



スクリーンを駆使したマジックで不思議な世界へといざなうジャン・ガリンなどなど、6組ぞれぞれがお客さんの視線もハートもがっちりキャッチ。



技が決まるたびに大きな拍手と歓声が上がりました。

「THE舶来寄席2016」は、いよいよ6月5日（日）まで！　いまココ大阪でしか見られない豪華すぎるスペシャル公演、まだ見ていないアナタはぜひなんばグランド花月へ！





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