自転車好き芸人たちが「よしもと自転車部」を結成! 京都で活動をスタート!!
自転車大好き芸人と、以前から様々な活動をしている「ふるさとアスリート」が、笑いを通じてスポーツそのものを楽しみ、もっと自転車競技のことを知ってもらおうと「よしもと自転車部」を結成、活動をスタートさせることになりました。その始動場所になったのが、5月30日(月)に京都で行われた国内最高峰のUCI(国際自転車競技連合)公認ロードレース「第19回ツアー・オブ・ジャパン京都ステージ」です。
京都府の南部、京田辺市・精華町をまたぐ周回コースで行われたこの大会。世界トップクラスの選手約100人が参加し、日本各地を8日間かけて転戦するもので、京都ステージはその2日目に当たります。午前中は、善賢寺ふれあいの駅にて開会セレモニーが開催されました。ツアー・オブ・ジャパンは国内最大規模の自転車ロードレースであり、UCI(国際自転車競技連合)公認のステージレースとして、世界に17チームしかない最高峰のUCIプロチームや世界トップレベルで活躍する強豪選手が参戦する、アジアでも最高レベルの国際レース。なんと、よしもと自転車部の初仕事は、そのツアーオブジャパンの開幕のセレモニーランの大役!大会が無事成功する為に、一流選手たちを誘導する重要な役割です。国内外を問わず集まった、体つきから違うプロロードレーサーに囲まれ、そして、応援に駆け付けた沢山の地元の方々、自転車レースファンに見守られ、よしもと自転車部はスタート位置へ。
スタート1分前のアナウンスと共に、会場全体は静まり返り、カウントとともに選手、お客様、そして「よしもと自転車部」のメンバーの緊張はピークに。
そんな緊張感の中、地元、同志社大学体育会トライアスロン部・自転車部の皆さんと共に、セレモニーランがスタート。ツアー・オブ・ジャパン京都コースのレースは、無事幕を開けました。
その後、ゴール地点になる「けいはんなプラザ」ステージへ移動。自転車競技にまつわる楽しいイベントを行いました。会場となった「けいはんなプラザ」のステージ周辺では、地元高校のブラスバンド部の演奏のほか、様々なブースも出展。さらに周回コースを走る選手たちの姿を見ることができる造りになっていて、多くの人が詰めかけています。
MC担当のタナからイケダの二人が「ど〜も〜」と挨拶し、ステージがスタート。まずは、奈良県住みます芸人の十手リンジンの二人が呼び込まれます。西手は芸人チームでトライアスロンなどに出場しているというエピソードを披露。しかし、それだけに「空回りせんように」とツッコまれます。
次に呼ばれたspan!の二人は、朝に行われたセレモニーランで競技用自転車に初めて乗ったとのこと。そしてリーダーの堤下が登場し、自転車に体型は関係ない!とアピール。さらに自転車通だけがわかるあるある話で、客席を盛り上げますが、東京の人間だけに、ほかのメンバーとは「ほぼ初めまして」と告白します。そこに選手兼監督役(堤下談)の辻選手もやってきて、全員でトークがスタート。辻選手は自身が自転車を始めたきっかけや、ふるさとアスリートについて説明。これからメンバーとともに「よしもと自転車部」を盛り上げてくれそうです。
そんなメンバーたちが最初に行ったのは「最大回転数対決」。自転車のギアを一番軽く設定し、誰が速く回せるか、というゲームです。まずは辻選手が自転車に取り付けられたメーターに回転数が出ることを説明します。そしてお手本を披露。Max199回転までしか表示されないというメーターですが、楽々最高をクリアします。このゲームには、十手リンジンの西手、タナからイケダの池田、そして堤下の三人が挑戦。会場に一位予想を聞いてみると、西手、堤下の人気が高いようです。
最初のチャレンジャー西手は一瞬ですが最高の199回転を記録。「きれいに回っていた」と辻監督も太鼓判です。これでプレッシャーのかかる堤下でしたが、予想以上のスピードを見せ、メンバーからも「おお〜ッ!」とどよめきが。しかし、なんとメーターのセンサートラブルで記録ゼロということに。池田は164回転で終了。と思いきや、本番はこれからとうそぶきます。再挑戦で「199行った!」と主張しますが、メーターをしっかり見ていた監督は「171!」と冷静なツッコミ。が、「アドバイスをすることで記録は上がる」と話します。そして、座る位置などを指導することで181回転まで記録をアップさせました。結局、優勝は西手、二位池田、最下位は堤下ということで、一回目のステージは終了しました。
しばらくのインターバルのあと、二回目のステージがスタート。ステージ前には、周辺地域のゆるキャラが勢揃い。各キャラの名前の由来や素性などが紹介されたあと、よしもと自転車部の登場です。ひとしきりステージ前のゆるキャラをいじったあと、2回目のゲーム「最高速対決」に突入。これはさっきのゲームとは逆に、重いギアを使ってスピードを競うという勝負です。まずはリーダー堤下からチャレンジ。10秒間で何キロまで出せるのか、堤下は目標「75(キロ)」と話し、スタート。記録は65キロ。目標には届きませんでしたが、その姿に客席からは拍手が起こります。続いてはタナからイケダの田邊。漕ぎ方がダサイなどと言われつつ、66キロを達成。三人目は「目標80(キロ)」の十手リンジンの十田。57...58...とあまり記録が伸びません。結局58キロで終了。
続いてはspan!の水本。なんと77キロを出し、メンバーたち全員がビックリ!というところで、2回目のステージが終了です。ここで、ちょうどコースを選手たちの集団が通過。メンバーたちも「がんばれー!」と声援を送りました。
最後のゲームは「最大心拍数対決」。しんどさの数値を表す心拍数を測り、1分間で一番しんどい思いをした人が勝ちというゲームです。チャレンジするのはspan!の水本とマコト、そして堤下です。辻選手の持っているタブレットには、メンバーの心拍数が表示されているとのことで、年齢も考慮したデータでの勝負になります。ここでゲームがスタート。1分間勝負のなか、マコトはラスト30秒にかけると自転車を漕ぎ出しません。しかし、残り10秒を過ぎてもマコトコールを要求するなど、結局一回もペダルを回さずゲームが終了。結果、優勝は水本。二種目連覇ですが、「彼女に浮気がバレたことを想像して」心拍数を上げていたことを白状。笑いを誘っていました。二位に終わった堤下は3種目とも挑戦したということで、かなり疲労困憊の様子。ペダルを漕がなかったマコトに「こんなボケするヤツ、大嫌い!」と恨み節をぶつけ、ステージは終了しました。
今回、新たにスタートした「よしもと自転車部」。これからどんな活動を行っていくのか、期待が高まります!
【堤下敦(インパルス)】【span!】【タナからイケダ】【十手リンジン】【辻善光(よしもとふるさとアスリート、元プロロードレーサー)】