よしもとニュースセンター

７月13日（水）の、DVD『シソンヌライブ［une］』『シソンヌライブ［deux］』２枚同時リリースに向けて、シソンヌが都内で副音声の収録を敢行しました。

２つのライブは元々、2013年12月、2014年８月にそれぞれ行われたものを、昨年12月、東京・赤坂RED/THEATERにてリメイク。そして、今回のDVDにはそのリメイク公演の様子が収められています。
自信のネタライブDVDでは初めてとなる副音声収録に挑戦した２人。幕間の着替えについて、ネタについて、稽古についてなどさまざまなことを次々と語り、時には自らのコントに大笑いしながら収録を進めていきました。

収録を終えた２人は「改めて見たのは今日が初めてだったんですけど、笑うところもあって面白かった」（長谷川）「（次の７月に東京・本多劇場で開催する『シソンヌライブ［cinq］』の）コントを作る前だったので、いいタイミングで観れてよかった。こういうネタもいいなとかもうちょっと笑いやすいのを作ろうとか参考になった」（じろう）と、それぞれ感想を語ります。

収録中、お互いの"演じる表情"に笑う一幕も。「すげぇ顔してるなって思いますよね。じろうがマントヒヒみたいな顔してるヤツもあったし、僕は大橋巨泉さんみたいな顔してることもありましたし。あと、『タクシー』のコントで急ブレーキで止まる時の僕、"ちょっとでも笑いが来たらいいなっていう、しょうもない顔してるな"って気付いちゃって。ああいうことは二度とやめようと思いました」と笑う長谷川。一方、じろうも「おばさん（を演じるとき）は、もうちょっとキレイなおばさんになってるつもりでやってたんですけど、おじさんがただカツラを被っているだけでしたね」と嘆きます。
また、改めてみたコントの印象として「いろんなジャンルのネタをやっているなと思った」と分析したじろう。その言葉に、長谷川も「確かに似た感じのものがなかった。あと、やってる時は余裕がなくて気付かなかったけど、僕がボケをやってるコントも結構あるんだなと思った」と語ります。

「環境にもスタッフにも恵まれている」と、いつも周囲への感謝を忘れない２人。ですが、長谷川は「誉めてくれる人がたくさんいるのは嬉しいんですけど、世間にまだ届いてないところもある。特にライブに来てくれる若い方が少ないので、今後増えてくれたら嬉しい」と、現状の課題を挙げます。

今年は、着替えも小道具もないシンプルな構成のコントライブ『シソンヌライブ［モノクロ］』で全国行脚中ですが、「このライブをやって、純粋なやりとりのコントに凄く興味を持ち始めて、今はモノクロのコントが凄く作りたくなっている」と語るじろう。「以前はこれを持ってないと、とか、カツラを被ってないと、とかそういう感覚にとらわれていたんです。けど、この前まで仙台、秋田、岩手と３ヵ所回ってみて、お笑いライブを見慣れていない方たちにも十分ウケたことで、やりとりだけで笑ってもらえるんだっていう発見があった。（『シソンヌライブ』は）多少マンネリ化してる感じもあったので、『～［モノクロ］』をやることで自分の中に新しい風が吹いた感じがすごくありました。その気持ちは、次は『～［cinq］』でも活かされると思います」と意気揚々とします。
長谷川も「全国ツアーができるというのは、多少也とも地方で知ってくれる人が増えたからかなって」と語りつつ、「純粋に２人の腕も上がって来てるんじゃないかなと思う！」と力強く自負しました。



【シソンヌ】