大西将太郎とのマネジメント締結を発表! サクラセブンズ&サンウルブズのメンバーも参加した『よしもとラグビー新喜劇』
6月6日(月)、東京・ルミネtheよしもとにて『よしもとラグビー新喜劇』が開催され、このたび吉本興業とマネジメント契約を締結した元ラグビー選手・大西将太郎が出演しました。
大西は啓光学園高校で花園準決勝を経験。選出された高校日本代表ではスコットランド遠征に参加しました。その後、同志社大学に進学。関西リーグ連覇に貢献したほか、全国大学選手権でも活躍し、卒業後はワールドに入社してトップリーグ初年度参加を果たします。以後、ヤマハ発動機、近鉄、トヨタ自動繊機と所属先を移しながら、トップリーグで通算142試合に出場、通算542得点を記録しました。また、日本代表としては2007年、ラグビーワールドカップのカナダ代表戦での同点ゴールを決め、未だにファンの間では記憶に残る名シーンとして語り継がれており、平浩二選手のトライで2点差までに詰め寄ったのち、試合終了間際にプレースキックを決めて、1995年から続いた連敗記録を止めた立役者としても知られています。
そして、今年1月に現役を引退。現在は、母校である同志社大学のバックスコーチを務めています。
『よしもとラグビー新喜劇』には、7人制の女子日本代表「サクラセブンズ」から冨田真紀子選手、桑井亜乃選手、大黒田裕芽選手、横尾千里選手、世界最高峰リーグ『スーパーラグビー』に参戦中の「サンウルブズ」から井上大介選手、村田毅選手、平野翔平選手、そして日本代表の知念雄選手が大山英雄、水玉れっぷう隊、島田珠代、すっちーらと「花月うどん」を舞台とした吉本新喜劇に参加しました。
珠代に翻弄されるサクラセブンズとサンウルブズの面々。「正直、気になってる!」と名指しされた井上選手は、大山に「いけにえやと思って頑張って!」と激励されながら、時に目をぎゅっと閉じながら珠代の猛攻撃を堪えます。井上選手、村田選手、知念選手におなじみの「チ~ン」を決めるも、なぜか平野選手にはやらないというノリで、笑いを誘います。
また、すっちーこと"すち子"の出産シーンでは、出産に必要なものを全員がパス交換をしながらドタバタと舞台を走り回る一幕もあり、大いに盛り上がりました。
「ラグビー×芸人 スクラムトーク」には大西ほか、ブラックマヨネーズ、スリムクラブ・真栄田賢、パンサー・尾形貴弘、タックルながい。が参加。サクラセブンズ、サンウルブズの選手たちとトークを繰り広げました。
冒頭に、大西さんのよしもと入りが告げられると、客席からは驚きの声が。ブラックマヨネーズ・吉田が「アホちゃう?」と呟くと、「後輩です......」とお辞儀します。
ブラックマヨネーズ・小杉の「一発ギャグとかあります? 見本でやってみて」という声に、尾形と真栄田が応えたのですが、尾形は「サンキューマッチョマッチョマッチョメン!」というおなじみのギャグを全力で、真栄田は這いずりまわって「この星でいちばん低い生き物です」というギャグを披露するも、小杉に「これはやらんでいいです!」と一蹴されました。
その後、ラグビーを始めたきっかけ、厳しい合宿の様子などについてトーク。平野選手のあだ名・ケバブが「懸垂が1回もできなくて、あまりに(鉄棒に)ぶら下がり続けたからついた」と説明されると、会場爆笑。知念選手の太ももの厚みを図った吉田は、その大きさに恐れ戦きながら「75cm!」と驚愕。また、知念選手が尾形を軽々と持ち上げる様には、客席から感嘆の声があがります。
「体験してみよう」では、お客様も参加してパス交換やラインアウト、タックルなどを体験。横尾選手のタックルを受けることになったサッカー経験者の尾形は「女の子だし、細いから大丈夫でしょ!」と余裕綽々でしたが、あまりの速さになす術もなく吹っ飛ばされ、呆然としていました。
イベント終了後、大西さん、小杉、真栄田が囲み取材に応じました。
「なぜよしもとに入ろうと思ったんですか?」と訊かれた大西さんは「よしもとに所属している(元プロ野球選手の)斎藤隆さんからご紹介いただいた流れで入ることになりました」と説明しながら、「大阪生まれで、よしもとアモーレなので(入れて)うれしいです」と話題のワードを入れ込むと、「おっ、入れて来ましたね」と反応する真栄田。小杉は「どこでアモーレを入れ込めばいいのか」と悩みつつ、「ラグビーをやってた人間からすれば、大西さんは現役の頃から喋らないと思っていたのでアモーレです」と無理矢理発言。真栄田はさらに強引で、「芸名変えました、アモーレ真栄田です!」とまさかの挨拶をしながら、「カナダ戦は記憶に新しい。大西さんと一緒にラグビーを盛り上げられたら」と歓迎します。
よしもとの印象について「(芸人さんの中には)ラグビーをされていた方も多いので、盛り上げる力がすごい。お笑いだけではなく、スポーツも(いろいろと)やられてはったことを知らなかったので勉強になります」と大西。吉本新喜劇も一度参加したことがあり、「NGKに出られたのは、生まれていちばん嬉しかった」と語ります。
小杉は、「ラグビー歴も年も芸歴も上なので、ここで来よったなというタイミングで"将太郎"と呼ぼうと思います」と宣言。真栄田も「今日の打ち上げで、しょうちゃんと呼ぼうかな」と意気込むも、ラグビー歴が大西より下だと知った小杉に「あかんやん!」とたしなめられました。