大阪・なんばから世界に通用する"プロの悪役"を目指せ!長原成樹が「なんば悪役組合」を旗揚げ&オーディション実施
お笑いだけでなく映画監督、役者、作家など多彩なジャンルで活躍する長原成樹が、このたび新たなプロジェクト「なんば悪役組合」を旗揚げしました。目指すは本物のワルを演じられる"プロの悪役集団"。「悪役は美しい」「悪役は時に主役級の演技力を要求される」「悪役が必要な場面は無限」といったコンセプトのもと、コメディにとどまらずさまざまなジャンルで活躍できる悪役を育成し、日本からアジア、そして世界へと送り込んでいくことを目標に掲げています。6月21日(火)に開かれた記者会見には、組合長の長原、副組合長のケツカッチン・高山トモヒロが出席。オーディションや旗揚げ公演など、今度の活動について語りました。
MCはグイグイ大脇が担当。組合の趣旨が説明された後、「僕なりに悪役にまつわる思いがあるので、今日はそれを話したい」(長原)、「お笑い以外の何かをやりたいと思っていたので、心がワクワクしている」(高山)と、まずは挨拶からスタートです。
旗揚げに至る経緯をきかれた長原は、「小さい時にテレビや映画で見ていた悪役は強力なインパクトがあったが、今の悪役はそこまで印象に残るかな、と。時代に逆行するかもしれないが、大阪・なんばから悪役を育てていくと、幅が広がるのではと思った」とコメント。9月11日(日)、なんばグランド花月で旗揚げ公演を開催することが既に決まっており、「内容はまだ企画段階ですが、いいお芝居を考えている」とのこと。当初は小さい会場でと思ったものの、「会社から、どうせやるなら大きいところでやってみてはと言われ」"笑いの聖地"を記念すべき第1回公演の場所に選びました。
長原の頭にあるのは、映画『仁義なき戦い』などで活躍した俳優集団「ピラニア軍団」のような存在感のある悪役たち。「悪役から最終的に主役をとれる人ってあまりいないでしょ。今はどこかシュッとしている人が多いし。『なんば悪役組合』は、舞台に出ると『ホンマに悪いやっちゃな〜』と言われるような人を集めたい」と狙いを語ります。高山は「ワル=ヤクザ的なキャラクターだけではない。たとえば映画『悪の教典』の伊藤英明さんみたいに、インテリだったり笑顔だったりする悪役もある」とも。ビジュアルだけではない幅広い"ワル"で、日本はもちろん世界へと活躍の場を広げたいと訴えます。
話は舞台を飛び出した活動にも及び、「世の中には苦しんでいる方もおられますから、被災地でも学校行事でも行きます。悪役が必要であれば」と長原。高山も「石原軍団さんが炊き出しに行っておられますよね。石原軍団さんの中で悪役をされる方もいますが、どこか人情がある。そういうのを目指していきたい」と、ボランティア活動に意欲を燃やしていました。
旗揚げに際し、オーディションで広く「組合員」を募集することも合わせて発表。長原は「いろんなシチュエーションに応えられるように、いろんな世代の人に来てもらいたい。下は小学校1年生から、上は制限なし。もちろん女性も歓迎します」と広く応募を呼びかけます。しかし、プロ・アマも問わないと聞き「僕も受けていいんですね?」とやる気をのぞかせる大脇には、「キミはない!」と即答。「この会見に赤いジャケットで来る時点でアカンでしょ! オリンピックやないねんから!」とイジッて笑わせていました。
ちなみに「どんな人に来てもらいたいか」との問いには、東京都知事を辞任した舛添要一さんの名前が。「今、ものすごい悪い顔してはって、リアル。あんな人がほしいですね」とその魅力を語り、「横領事件を起こすという役柄で」出演を熱望しました。女性なら、と中谷美紀さんや藤山直美さん、村川絵梨さんの名前も挙げた長原。「中谷美紀さんのような影のある女性が悪いことをしたら、許してしまうのでは。藤山直美さんはあれだけ力がある方なので、悪役もやってくださるでしょう」と話しました。
最後は改めて、それぞれの意気込みを。高山は「芸歴は関係ない。オーディションで選ばれた方々と、あくまで横並びで戦っていきたい」と自身も"悪役"宣言。長原は「時間をかけて、長くお芝居ができれば。『仁義なき戦い』の菅原文太さんや『ブラック・レイン』の松田優作さんのような悪役が出てきてくれたらうれしい」と期待を込めます。会見当日、交流のある脚本家・宮藤官九郎さんにメールを送ったことも明かし、「組合が軌道に乗れば、1年後には台本を書いてもらいたい」という夢も告白。「そのためにも頑張っていきます」と決意を新たにしました。
「なんば悪役組合」のオーディションは、6月22日(水)から受付スタート。締め切りは7月11日(月)となっています。「我こそは」という悪役志望の皆さん、「なんば悪役組合」で世界に通用する"ワル"を目指しませんか?
【長原成樹】【高山トモヒロ】【グイグイ大脇】
「なんば悪役組合」組合員オーディション
日程:6月22日(水)応募受付開始
7月11日(月)応募締め切り/1次書類審査
7月15日(土)2次審査
7月23日(土)より合格者へ通知
稽古期間:8月9日(火)〜31日(水)予定
応募対象:小学校1年生〜上限なし
男女、プロ・アマ不問。未経験者でも応募可。
「なんば悪役組合」への熱意のある方。
条件:・9月11日(日)になんばグランド花月にて開催される本公演に出演可能なこと
・8月上旬に行われる本公演のPR活動に参加できること
・8月9日(火)〜31日(水)に予定されている稽古、リハーサルに参加できること
・7月16日(土)2次審査に参加できること(書類審査通過者)
※ 9月10日(土)昼ごろ〜夜にかけて通し稽古予定
※ 稽古日程・時間の参加については相談可
提出書類:・プロフィール(メールの場合データ受取可)
・写真(バストアップおよび全身のカラー写真)
※ 未成年者は保護者の同意書(直筆の書名・捺印)が必要
提出締切:郵送/7月11日(月)当日消印有効
メール/7月10日(日)23:59着
提出先:郵送/〒542−0075 大阪市中央区難波千日前11−6
株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪マネジメントセクション
メール/(件名)なんば悪役組合オーディション nambaakuyakukumiai@yoshimoto.co.jp
審査方法:1次審査 書類選考、2次審査 面接、発声、本読みなど
結果のお知らせ:1次審査合格者のみ 7月13日(水)までにご連絡します
2次審査合格者のみ 7月23日(土)までにご連絡します
お問い合わせ:〒542−0075 大阪市中央区難波千日前11−6
株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪マネジメントセクション
☎06-6634-6777(平日10:00〜17:00)
詳しくはこちらへ! http://blogs.yahoo.co.jp/nambaakuyakukumiai