『Mー1グランプリ2016』開催決定! スーマラ・田中の大暴走に全員困惑!? 昨年王者のトレンディ・斎藤は「人生が変わる」と激励!!
6月28日(火)、東京・ヨシモト∞ホールにて『「M-1グランプリ2016』開催会見』が行われ、11代目チャンピオンのトレンディエンジェルほか、和牛、スーパーマラドーナ、馬鹿よ貴方は、メイプル超合金、尼神インター、鬼越トマホーク、三四郎、スリムクラブ、天竺鼠、とろサーモン、ハイキングウォーキングが出演しました。
昨年2015年、5年の充電期間を経て復活した『M-1グランプリ』が、今年も開催されることになりました。昨年同様、参加資格は結成15年以下(2001年1月1日以降結成)と、とにかく面白い漫才であること。8月1日(月)より予選がスタートし、1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝と厳選なる審査を重ねて決勝進出者8名を選出。準決勝進出者は敗者復活戦の出場権を得ることができ、その中から1組が決勝へ進出可能となります。また、アマチュアの参加者には1回戦それぞれでMCの印象に残ったアマチュア1組に合否関係なく敢闘賞が、またアマチュア全組で最高得点を獲得したコンビニは「ベストアマチュア賞」が贈られます。
MCを務めるのは、ライセンスと齋藤真美ABCアナウンサー。2006年、敗者復活戦から見事にファイナル進出を果たしたライセンスですが、「トレンディ(エンジェル)はテレ朝の横で敗者復活戦やったでしょう? 我々は有明やったけど、車では間に合わへんから地下鉄に乗って向かった」と井本。藤原も「そうそう。で、車のほうが先に着いてたんよ、結局」と頷きながら、当時を振り返ります。
特別ゲストとして、昨年の王者であるトレンディエンジェルが登場すると、大きな歓声が。
昨年末から一気に状況が変わったと言う斎藤は「バリバリ忙しくて。多いときで1日11本の仕事がありました。いよいよCMタレントになってます」とコメント。休みはほぼないそうですが、「この前、半年ぶりにお休みをいただいて。ディズニーランドや温泉に行きたいなと思ってたのに、タイでの1日オフでした」と笑わせます。
今年もエントリー資格を満たしているトレンディエンジェルですが、「エントリーはしないです!」とキッパリ。「Mー1はめちゃくちゃ好きなんですけど、負けることはできないじゃないですか。(2人で)精査した結果、得がないなと。でも、(エントリーするコンビは)楽しいのでうらやましいです」と説明します。
そこへ「待て待て~!」との声が! とろサーモンを筆頭に、和牛、スーパーマラドーナ、馬鹿よ貴方は、メイプル超合金、尼神インター、三四郎、スリムクラブ、天竺鼠、ハイキングウォーキング、鬼越トマホークが会場後方から姿を現します。
トレンディエンジェルに「なんで出ぇへんねん! 納得いってないからな!」と噛み付く久保田。「(昨年の優勝は)納得してへんからな! しかも、ハライチと銀シャリって(ABCで放送している)『探偵! ナイトスクープ』枠やんけ!」と息巻くと、同番組出演中のスリムクラブ・真栄田が「出とらんわ!」と口を挟みます。
昨年の敗者復活戦が忘れられないと話すのは、とろサーモン・村田。「次の日、録画を観たんですけど、悲しくて辛くて立って泣きました」と悔しさを露にしながら、「相方が着々とハゲてきてる」とぽつり。後ろからカズレーザーさんにチェックされた久保田は「やめろや! ハゲいじられるのイヤやねん!」といじりを拒否。「(いろいろとやってきたのに)いまさらシンプルにハゲって!!」と自分自身に苛立ちを見せると、笑いが起こりました。
昨年のファイナリスト・スーパーマラドーナ。井本から決勝当日のことを訊ねられて「あんまり覚えてないんですけど」と言い出した田中は、なぜかマイクを持ったまま、センターへ。井本に「どの心臓(の強さ)でセンター出て来てんねん!とツッコまれるも、「結婚記者会見じゃないんですかぁ?」とすっとぼけて「奥さんは菅野美穂さんに似てて30歳でねぇ?」と発言。さらに、今年でラストイヤーとなるハイキングウォーキングの真ん中に入って、「コント師ですよねぇ?」とレポートし出す始末です。あまりに自由な振る舞いに笑いが起こるなか、ハイキングウォーキング・松田は「漫才はMー1用に用意してあります!」と力強く語りました。
井本から「優勝したもんやん!」と声を掛けられたのは、ブレイク中のメイプル超合金。「仕事も増えたけど、今年も出ようかなと思って。今年はオチで噛まないようにしまーす」と飄々と話すカズレーザーさんです。
街中で「ファラオだ、ウケる!」と言われるようになったという馬鹿よ貴方は・平井さんは「姿を見せただけで、笑いが取れるようになりました」と報告。三四郎・小宮さんは「準々決勝敗退なのに、呼んでいただいてありがとうございます。今年は優勝目指してがんばります!」と決意を。3回戦敗退の鬼越トマホーク・金野はこの会見を前に髪を切ってきたそうですが、カットモデルだと告げると驚くライセンス。藤原「どこの?」という質問に、金野は「江古田です」と真顔で答えます。
「(トレンディエンジェルへの)復讐心が溜まっている」と意気込むのは、昨年のファイナリストである和牛・水田。決勝の2週間後に、たかしから「6位だったんですか?」と言われたことを根に持っているそうですが、たかしは悪びれず「え......2位、3位くらいしか覚えてなくないですか?」と追い打ちをかけます。
「ここWi-Fi飛んでんなぁ」と言い出したスリムクラブ・真栄田。注意するのかと思いきや、カズレーザーさんは「俺の面白いヤツじゃないっすかぁ~!」と大喜びで抱きつきます。真栄田もリスペクトから言ったようで、「大好きなボケをやっているのを観て、決勝でメイプル超合金と戦いたいと思った」と発言。また、真栄田に「世田谷区に家を買ったら住宅ローンがキツくて、おばさんファッションになってしまった」と言われた内間は「みなさんの力でお願いします」と他力本願です。
昨年は準決勝まで進出した尼神インター。「イヤなことがあった」と切り出した誠子が「敗者復活戦終わりにインターネットで"尼神インター 誠子"って検索したら、"ほんこん 激似"って出て来たんです! イヤ過ぎて出場するか迷ってるんです!」と顔をしかめると、会場爆笑! また、渚は「初の女性チャンピオンになれるように頑張ります」と気合いを入れます。
今年より活動拠点を東京に移した天竺鼠。川原が「昔、決勝に行かせてもらったとき、散々だったんで......」と俯くと、「いや、出てないよ?」と慌てる瀬下。井本は「まともなヤツがおらん!」と呆れていました。
井本から「なんか言いたいことある?」と言われて意気揚々と前に出たのは、またもや田中。自ら手を挙げておきながら「なんでしたっけぇ?」と言い出したり、「15年以下が出られるっていう作戦ですか?」と訳のわからない質問をしたりとやりたい放題。相方・武智に蹴られても一切ひるみません。
「優勝したら、1000万円はどう使いますか?」との質問に、田中が「奥さんの上の歯が2本ないんで、歯を買いたい」と答えると、会場は笑いの渦に。前歯のない三四郎・小宮さんは「あぁ、だからこっち観てたのか!」と田中の視線に納得です。さらに、齋藤アナからの「ほかにメッセージはありますか?」との問いかけにも積極的に挙手しますが、「お前はええ!」と井本に止められてしまいます。
そんななか、久保田に「こいつが何かあるみたい」と押し出された和牛・川西。首を左右に振って慌てながら前に出ますが、「......絶対(何にも)ないやん」と訴えかけるように呟くと、大きな笑いと手荒いツッコミが。「もちろん絶対に優勝します!」と意気込みました。
一方、水田は昨年の結果に納得していない様子。「昨年の開催発表会見で意気込みを言うときに、"敗者復活戦で上がって来た人はトップバッターで出てください"って言うたんです。最後やと盛り上がってしまうじゃないですか。で、トレンディエンジェルが優勝したから、"だから言うたやん!"って感じ。今年は細かいところはまだ決まってないと思うので」とルール変更へ期待を寄せつつ、先ほども責め立てたたかしを再び集中攻撃!「お前だけ今年も出ろ! 認めてるのは、斎藤さんだけやからな!」と言い放ちます。
たかしが「僕も優勝したんで......1000万円入りましたし」と言い返すも、「(たかしの手元に入ったのは)500万やろ?」と冷静に指摘。決勝進出へのアドバイスを求められたたかしが「大事なのは運じゃないですか? あとはTwitterをいっぱいやって、友達を増やしたほうがいい」と答えると、「めっちゃいいこと言った。お前自身が言えることの最大限のことやもんな?」と漫才さながら、ネチネチと絡みました。
斎藤は、優勝した瞬間について「アメリカンドリームって聞いたことありますけど、ジャパンにもドリームがあるんだなと思った。夢のような一瞬だった」と改めて回想。「私ははっきり言って、人生が変わりました。とりあえずみなさん、頑張ってください!」と激励しました。
『Mー1グランプリ2016』のエントリーは、本日28日(火)より受付スタート。年末、頂点に輝くのは果たしてどのコンビなのか!? 予選から白熱した戦いを、ぜひともチェックしてください!
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