芸人・タレントの作品を京都で展覧! 「どやさ! よしもと美術館」開催!!
よしもと芸人・タレントが作り出したアート作品、約130点を一度に展覧できる「どやさ! よしもと美術館」が、7月15日(金)から美術館「えき」KYOTOでスタートします。開催に先駆け、7月14日(木)に行われたプレス内覧会に、応援団長の今くるよ、宣伝芸人COWCOWが登場。ひと足早く、会場を盛り上げました。
今回のMCは京都国際映画祭アートプランナーのおかけんたです。「よろしくお願いしま〜す!」の挨拶のあと、早速「ありがと〜!」とエエ声を披露。内覧会がスタートしました。今回は40名の芸人やタレント、アーティストが立体、平面、サウンドアート、映像など様々な作品を出品していること、美術館での展示は初めてということなどが説明されます。
そして来賓として金谷宗子京都府文化スポーツ部副部長、藤田裕之京都市副市長、瀬良知也株式会社ジェイアール西日本伊勢丹代表取締役社長の3名が、レイザーラモンHGの大作「バッチコーイ」の前に設置されたステージに登壇しました。
藤田副市長は「観察力、間のとり方が芸人の皆さんはすごいな、と思います」とスピーチ。さらに、よしもとの芸人さんの作品が"美術館「えき」KYOTO"で多くの市民のみなさんに楽しんでもらえることが素晴らしいと思う、と話します。そして、文化庁が京都にやってくることから、文化庁の皆さんにも足を運んでほしいとアピール。さらにこのイベントの大成功を祈念、そして10月に開催される京都国際映画祭のプレイベントしても力を発揮してほしい、と挨拶しました。
続いてはCOWCOWの2人が登場。多田は「この日のために伊勢丹スーツを着てきました。夢が叶いました」とコメント。イベントプランナーを兼任する善しも「やっとやね」と感無量の様子です。続いて、応援団長のくるよが「どやさ〜!」の声とともに登場。フルーツがたっぷりトッピングされたカラフルな衣装で、いきなり取材陣にお尻を向けて「COWCOW君、よかったな〜」と話し出します。すかさずツッコむけんた。会場は笑いに包まれます。
くるよの衣装は今日のために作ったとのこと。飾られたフルーツを京都の名産品だというくるよに、藤田副市長も「そういうことにしときましょう」とノリノリです。くるよは、意外な人に意外な才能があると展示作品を絶賛。ステージ前に展示されていた南海キャンディーズ・しずちゃんの作品を見て「どーえー?」と感心しきり。ヌード作品ということもあって「モデルになったら?」との問いにもOKとこちらもノリノリです。さらにシークレット芸人となっていた桂文枝の作品には「すばらしい! ピカソちゃんも顔負け!」とこちらも絶賛していました。
今回は、衣装も出展しているくるよ。「かわいくて抱きしめたくなるようなものを」といつもオーダーしているとのこと。ほかにも最低200着は衣装を持っていること、一回しか着ていない衣装がたくさんあること、衣装の整理法はシワが入りにくいからゴミ袋に入れるなどの裏話を披露します。
そこからなぜかさっき思いついたという新ギャグ「サイレントどやさ」のお披露目に。さらにステージ上の全員で「高速どやさ」を披露します。このあと行われたフォトセッションも大いに盛り上がり、来賓の3名はステージを降りました。
ここでけんたが今回のイベントの名称について「元々のタイトルはよしもと美術館だった」と話します。実は「どやさ美術館」というアイデアもあったものの、よしもとの色をあまり出してはいけないのでは、と思っていたとのこと。そこに美術館側から「どやさ美術館で」という話しがあったそうで、このエピソードを聞いたくるよは「めちゃめちゃどやさ!」とうれしそうです。
ここからは、美術館で行われるイベントについて。初日にはシャンプーハット・こいで、レイザーラモンHGが来館、ライブドローイングや図録のサイン会が行われることが発表されました。さらに7月23日(土)には"よしもと絵でバトル「ガチうま芸人とガチ下手芸人」〜ここで描くから勝手にみにきてやぁ〜"が行われるとのこと。ほかにも様々なイベントが行われることが告知されました。
続いては、ほとんど絵を描いたことがない、というくるよとCOWCOW2人が絵を描くことに。けんたが出したテーマは「今くるよ」。モデルになったくるよは「どないしょ〜」を連発。各自の絵を見たけんたは「なるほど、個性が出ますね〜」と楽しそう。
まずはくるよからお披露目です。意外な(?)仕上がりに、多田は「うまい!」けんたも「かわいらしい」とホメています。それから善し、多田の作品もそれぞれ披露。多田の絵を見たくるよは「ギャグ祭りちゃうえ」とツッコミ。そのセリフがCOWCOWのツボにハマるひと幕も。3人の描いた絵も展示されるとのことで、これは来場してのお楽しみです。
さらにTシャツなどのグッズが販売されることに加え、ガチャガチャが設置されることも発表。そのなかには限定10個というレアさで「どやさバッジ」も入っているとのこと。これにはくるよも思わず「どやさ」です。
最後に記者からの質問タイムが。「自分の家に飾るなら?」という質問に、くるよはたいぞうの絵をチョイス。理由は「気持ちが明るくなって、ホッとする」とのこと。さらに祇園花月での文枝とのエピソードを披露。「まさか出品しているとは思わなかった」と驚いていました。ラストは「一生懸命がんばりますので、よろしくお願いします!」と応援団長くるよのメッセージで締め。大盛り上がりの内覧会は幕を閉じました。
数多くの個性的でユニークなアート作品が見られるこの美術館。夏の京都でアートに触れる、お笑い好きならずとも絶対に見逃せないこの美術館、必見です!
会期:2016年7月15日(金)〜8月7日(日) 会期中無休
会場:美術館「えき」KYOTO
開館時間:10:00〜20:00(但し、7月15日(金)は10:00〜20:30)
入館締切:閉館30分前
料金:一般800円/高・大学生600円/小・中学生400円
主催:美術館「えき」KYOTO
後援:京都府、京都市
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