西川きよし&住みます芸人9組が登壇! 「日本JC×吉本興業 包括提携協定」報告会見
7月17日(日)、神奈川県・パシフィコ横浜 国立大ホールにて、「日本JC×吉本興業 包括提携協定」報告会見が行われました。
2011年5月にスタートした吉本興業による地域活性事業『47都道府県よしもと"住みます芸人"プロジェクト』では、これまでに全国各自治体と取り組んだプロジェクトが600以上を数え、住みます芸人による観光大使等就任も400件、地元レギュラー番組数は全国で200本以上と地域に根差した活動を展開。
今回は、吉本興業株式会社と公益社団法人日本青年会議所(日本JC)による包括提携を締結し、両者の持つ地域ネットワークエンタテイメント、発信力を融合させた新たな形での地域貢献に取り組むとのことです。
『サマーコンファレンス2016』内で行われた報告会見では、大勢の来場者、関係者が見守るなか、MCのあべこうじ、日本青年会議所の山本樹育会頭の挨拶に続き、吉本興業を代表して、西川きよしが登壇。
今回の包括提携について「夢にも思っていませんでした」と切り出したきよしは、デビュー当時から現在まで、吉本興業の所属芸人の数が増大しことを感慨深く語った後、自身の新婚時代、「俺も一緒に住みたい」と言い出した坂田利夫との奇妙な3人での生活を振り返ります。
他にも坂田のエピソードで笑いを場内を沸かせたきよしに続いて、全国住みます芸人を代表し、桂三若(秋田)、笑福亭笑助(山形)、関田将人(新潟)、上原チョー(栃木)、天狗(埼玉)、イシバシハザマ(東京)、アホマイルド坂本(神奈川)、ファミリーレストラン(滋賀)、どさけん(山口)の9組が登壇。
あべの「比較的ひまな人たちですね」という雑な紹介に全員でツッコむなど、賑やかなステージに一変すると、「ご当地PRお笑いバトル」と題したPR合戦が始まります。
三若のなぞかけ3連発を皮切りに、笑助は、クルマ社会の山形でクルマを譲ってもらった逸話を披露。
関田は夏季オリンピックが開催された全都市を10秒以内に言って拍手を浴び、上原は栃木の全25市町を言って、ラストは持ちギャグの「トゥー!」で爆笑を呼びます。
天狗は、埼玉県北本市名産のトマト大福を目の使った川田の芸、イシバシハザマは都知事選に絡めた得意のショートコントを披露。
アホマイルド坂本のアメリカンドッグネタ、ファミリーレストランの滋賀のCMネタ、そしてトリのどさけんは、『北斗の拳』に山口の地名を絡めたネタを熱演しました。
全員がPRし終えると、きよしから「滋賀県の2人はすっごい売れてるんですよね?」と振られたファミリーレストランは、滋賀、京都でレギュラー6本持つとし、さらにハラダが購入したという真っ赤なベンツの価格は「28万円」と明かして爆笑!
また、一番面白かった芸人を訊かれた山本会頭は、どさけんを挙げ、「『北斗の拳』が好きなので」という理由に、「リサーチ力と人柄でやってますので(笑)」と喜ぶどさけんでした。
最後に山本会頭は、大阪生まれの大阪育ちで、「先日も大阪戻った時に吉本新喜劇も観に行きました」とお笑い好きを明かした上で、地域、そして日本を変えるべく、活動を続けていることを宣言。
フォトセッションでは「小さなことからコツコツと!」との名調子も放ったきよしは、今後の抱負を語りつつ、選挙カーで「ご声援ありがとうございます」という立候補者に「5000円もらえるのか」とつぶやいたという坂田利夫のエピソードを再び披露し、しめくくりました。
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