MCにナインティナイン・矢部浩之&陣内智則、ナビゲーターに小籔千豊が初登場!第11回「よしもとゴールデンアワー」開催
7月22日(金)、なんばグランド花月にて「よしもとゴールデンアワー」が開催されました。たむらけんじ発案のもと、今年3月にスタートしたこのイベントもなんと11回目に。テレビや舞台で活躍する超人気芸人が進行を務め、ただいま売り出し中の個性派若手芸人たちが勢揃いする内容も、すっかりおなじみとなってきました。今回は、MCにナインティナイン・矢部浩之と陣内智則、ふたりと若手芸人たちの"橋渡し役"を担うナビゲーターに吉本新喜劇座長・小籔千豊と、いずれも同イベント初登場の顔ぶれ。若手たちとどんなトークやコーナーを繰り広げるのか、期待が高まります。
オープニング、矢部と陣内が登場すると、客席からは大きな拍手と歓声が。陣内から「大阪を捨ててだいぶ経つ矢部さん」といじられると、矢部は「いつも言うけど、大阪のことは嫌いでもなんでもない。普通です」と改めて宣言して笑わせます。さらに、たむらから出演を依頼され快諾したものの、関西での番組出演がないため実現しなかったことなど、これまでの経緯を説明しました。
相方の岡村となかなかスケジュールが合わず、ひとりで出演することになるのかと思いきや、なんと陣内との異色の顔合わせに。矢部は「『ひとりの方がよかったな』と思った。バツイチ芸人と、って感じ悪いやん」とバッサリ。陣内も大阪時代の矢部の"やんちゃぶり"を引き合いに出し応戦しますが、矢部は「あれは無理してた! いまは2人目が生まれて...いいもんですよ」と落ち着いたパパの顔を見せます。また、陣内の過去にまつわるネタも連発し、テレビでは聞くことのできないぶっちゃけトークにも、観客は大爆笑。最後は陣内から「もう、楽屋で言うて!」とキレられていました。
続いて呼び込まれた小籔は、「本当は新喜劇の若手を紹介したいのに...」とイヤイヤ登場!? 矢部&陣内によるタイトルコールで、いよいよネタコーナーからスタートです。
まずは4分ネタが5組。コーンスターチ、
ヒガシ逢ウサカ、
ジソンシン、
えんにち、
もう中学生が、イキのいい笑いを届けます。
ネタコーナーの合間には、MCのふたりが気になった芸人を呼び出してのトークコーナーが。矢部が気になったのは、ヒガシ逢ウサカ。「まず(今井の)声で持って行かれた。ええ声してるね。さらにネタを見て、度胸あるなと思った」とコメントします。今井は特技のひとつ、笑い飯・哲夫のモノマネを披露。これまでの哲夫と今の哲夫の違いを表現すべく、2パターンのモノマネで沸かせます。さらに「一点倒立して、倒れるまでにあるあるをひとつ言える」という特技も公開。自身の髪形にちなんだ「坊主あるある」=「シャンプーいらん」を叫びながら倒れ込み、爆笑をさらいました。即興で「東大阪あるある」もリクエストされましたが、実は今井は滋賀県出身。相方の高見が東大阪市出身ということで、なんと一点倒立ができないにもかかわらず「ホンマの東大阪あるある」を言うハメに。もちろんうまく立つことは出来ませんでしたが、「昔ながらの町工場なくなってる」と、ちょっぴり切ないあるあるで、何とか締めくくりました。
お次は、より荒々しい笑いを極めた2分ネタコーナー。トップバッターのネルソンズを皮切りに、
ジョニーレオポン、
しゃかりき、
ガオ〜ちゃん、
ムラムラタムラと続きます。
トークコーナーでお呼びがかかったのは、3人の頭の中を「?」でいっぱいにしてしまった、ガオ〜ちゃんとムラムラタムラ。ガオ〜ちゃんは「一番売れたいと思ってコレにした」とネタについて熱弁をふるうも、矢部からは「絶対やめた方がいい」とまさかのアドバイス!? 小籔も「ふたりとも何て言うてるかわからへん」と手厳しいダメ出し。それでもめげないガオ〜ちゃんは、自作の「吠え方カード」を持参し、それぞれにさまざまな「吠え方」を贈ります。と、これにも小籔から「吠えるとき、何で流すの」とまたまた冷静なダメ出し!
一方のムラムラタムラも、ネタ中に盛り込まれたギャグについて「コレどこで笑うの?」(小籔)と素朴な疑問をぶつけられてしまいます。3人の大先輩とのトークで、ツッコまれまくり、すっかり丸裸にされてしまったふたり。最後は「やり続けてほしいね」とエールが送られましたが、提案されたコラボギャグを即興でやってみたところ、陣内曰く「地獄」の様相に...。いろんな意味で場をさらった、ガオ〜ちゃんとムラムラタムラでした。
ここから再び、4分ネタを集めたネタコーナー。衹園、
ニッポンの社長、
タナからイケダ、
GAG少年楽団、
ソラシドが、次々と笑いを巻き起こしていきます。
最後は矢部と陣内が、それぞれ3組ずつを指名してのゲームコーナーへ。矢部はガオ〜ちゃん、ネルソンズ、もう中学生、陣内はムラムラタムラ、GAG少年楽団、ソラシドを選びました。挑戦するゲームは「英語で伝えましょう!」。提示されたお題を、ジェスチャーなし、英語のみでチームメイトに伝え、いくつ正解できるかを競います。先攻後攻を決めるジャンケンも、ガオ〜ちゃんとムラムラタムラで。予想通りのギャグ合戦となってしまい、よくわからないまま矢部チームが先攻となりました。
トップバッター・ガオ〜ちゃんの「盆おどり」に始まり、次々と英語でヒントを出していくメンバーたち。答える方も見事な理解力を発揮し、好調に得点を重ねていきます。そんななか、矢部の番になったところで暗雲が...。英語が思い浮かばず「オウ...オウ...オウ...」と言うばかりの矢部に、メンバーたちから「英語で!」「イングリッシュ、プリーズ!」と声が飛びます。思わず日本語やジェスチャーに走ってしまう場面もあり、残念ながら5ポイントで時間切れ。矢部は「コレ、めっちゃ難しい」とぐったりしていました。
矢部チームに負けじと、ムラムラタムラの「柔道」から順調に正解を重ねていく陣内チーム。こちらも陣内のところで停滞し、またしてもキャプテンが足を引っ張ってしまうのか...!?と危ぶまれましたが、何とかクリア。二順目に入っても好調で、なんと8ポイントをたたき出しました。
さあ、負けたチームを代表して、誰かひとりがハリセンの罰ゲームを受けなければなりません。いったんは矢部が窮地に立たされましたが、「オレは(正解を)当ててたけど、(和田)まんじゅうは何もしてない!」のひと声で形勢逆転、和田がいけにえに決定!? ところがハリセンで叩くのがムラムラタムラと知った矢部は「それならガオ〜ちゃんに」と急きょ変更を指示。渾身の「お尻ハリセン」が炸裂すると、ふたりはもちろんギャグを発動し、陣内は「またしても地獄の時間や...」とつぶやいていました。
エンディングでは、出演者全員が再び集合。しゃかりきが「太ももモノマネ」で乱入したり、タナからイケダ・池田がガオ〜ちゃん&ムラムラタムラにクレームをつけたり、ここでもまたまた大騒ぎ! 矢部は「やっぱりたまに(大阪へ)来たほうがいいね」、陣内は「もう吉本は安泰ですね!」とそれぞれ感想を述べ、この日のイベントは幕となりました。
次回の「よしもとゴールデンアワー」は7月25日(月)、MCに雨上がり決死隊、ナビゲーターにたむらけんじを迎えて開催します。どうぞお楽しみに!
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よしもとゴールデンアワー
会場:なんばグランド花月
料金:全席指定3500円
7月25日(月) 開演19:30
MC:雨上がり決死隊
ナビゲーター:たむらけんじ
出演:野性爆弾、サカイスト、天津、三浦マイルド、ニューロマンス、チョコレートプラネット、井下好井、村越周司、コマンダンテ、尼神インター、パーティーパーティー、がっき〜、ZAZY、霜降り明星、紅しょうが
8月4日(木) 開演19:30
MC:チュートリアル
ナビゲーター:ロバート
出演:ラフコン、それいけ斉藤くん、囲碁将棋、ライス、ダイタク、おいでやす小田、山本あきこ、ヒューマン中村、ミルクボーイ、ビーフケーキ、吉田たち、アキラ、プリマ旦那、ダブルアート、親指ぎゅー太郎
※未就学児は入場不可。
※16歳未満のお客様は、保護者同伴の場合のみ入場可。
お問い合わせ:チケットよしもと予約問合せダイヤル☎0570-550-100(24時間受付/お問い合わせは10:00〜19:00)