最新ニュースインタビューライブレポート

« 8/10(水)ソロデビューアルバムをリリース! ソンジェ from 超新星 除隊後初のファンミーティングをレポート | メイン | 単独ライブのタイトル『一人フット』に込めた思いとは? フットボールアワー・岩尾インタビュー! »

2016年7月25日 (月)

セルライトスパ・肥後が挑むガチンコカラオケバトル「Hi-Go Music battle〜summer SP〜」まさかの大敗に衝撃が...!?

7月24日(日)、よしもと漫才劇場にて、「Hi-Go Music battle〜summer SP〜」が開催されました。歌の上手さに絶対の自信を持つセルライトスパ・肥後が、ライバルたちに"歌"で挑むガチンコカラオケバトルも、今回で6回目。MCに藤崎マーケット・田崎を迎え、バラエティ豊かな6番勝負で、この日も熱い戦いを繰り広げました。

オープニングは肥後のアカペラソング。ジャクソン5の『ABC』に乗せ「♪ABC獲ったよ〜」と歌い上げ、先日の『第37回ABCお笑いグランプリ』優勝の喜びを爆発させます。

20160725111431-a63e327ba4af40842ae8ca981f70a5063bdd029d.jpg

続いて田崎も登場してトークを。肥後は「6回目にして初めてスモークがたかれた記念すべき日」と、回を重ねるごとにグレードアップしていることを強調。さらにイベント趣旨の説明も行います。「芸能界で一番歌が上手いと思っている」という肥後が、「まずは若手の劇場から押さえるために、いろんなジャンルで6番勝負を行う」というこのイベント。田崎から「自信は?」ときかれると、肥後は「めちゃくちゃありまHi-Go!」とやる気満々です。ところが、これまでの戦績は肥後の10勝25敗。出ずっぱりのため疲労がたまるなど不利な条件はあれど、「芸能界いち」を自称するにはまだまだといった状況。果たして今夜、どれだけ勝利を重ねられるか、期待と不安が入り交じるスタートとなりました。

20160725111505-dd947e112e0e04c5c62c581b7b47eac1ad28c518.jpg

ひとつめの勝負は、「ガチンコ歌うま対決」。毎回、最初に行われる勝負で、カラオケの精密採点機能を使って本気の"上手さ"を競います。対戦相手は堀川絵美。紹介VTRでは肥後を徹底攻撃して意気込みを見せつけます。

先攻の肥後は、中西保志さんの『最後の雨』をしっとりと歌い上げ、78点! 田崎は「すごい声量ですね!」と驚きの表情です。

20160725111540-f9f8f5c0b86773c3e80720b6833b198f7f9844cc.jpg

後攻の堀川は『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』のテーマ曲『魂のルフラン』で対抗。田崎が「すごいな...!」と言葉を失うほどの熱唱で、肥後の上を行く86点を叩き出しました。

20160725111616-e5f75b21b62c88b86c637d2d39910b30d9a0aadb.jpg

綾波レイの衣装に身を包んだ堀川は「負けたけど、逃げたらアカン!」と永遠のライバル・肥後にエール!? 同イベントをきっかけに、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の最終オーディションにまで進んだという堀川の実力が、改めて示される結果となりました。肥後は「切り替えて行きます」と話しますが、声には力がなく...。

20160725111650-bca166b16b5e2a9ce99811ad37deb901735f3621.jpg

ふたつめの勝負は、ダブルアート・真べぇとの「夏ソングメドレー対決」。それぞれ自ら選曲・アレンジしたとのことで、ここからは観客が赤または青の紙を掲げ、多い方が勝利となります。紹介VTRで真べぇは「絶対負けない」と早くも勝利宣言!

先攻の肥後は、ORANGE RANGEの『イケナイ太陽』やTUBEの『シーズン・イン・ザ・サン』など名だたる名曲をギュー詰めにした贅沢なメドレーで勝負。途中にはほんの数文字しか歌わない(歌えない?)曲もありましたが、関ジャニ∞の『オモイダマ』、そしてB'zの『ultra soul』で見事にフィニッシュを決めました。

20160725111732-c1c4085635374c87638a39ad540e828d73ac6fd7.jpg

一方の真べぇは、ウェットスーツとサーフボード代わりのアイロン台で夏っぽさを演出。さまざまな夏歌をちりばめつつ、井上陽水さんの『少年時代』を繰り返し挿入して笑わせます。しかもフィニッシュは肥後と丸かぶりの『ultra soul』! まさかのオチかぶりに、肥後が歌っている間は「袖で震えていた」とのことですが、これが判定にどう響くのか...?

20160725111810-a6d5a5fd7508c6b7b4ee41c7df9293cff9682632.jpg

客席の赤と青の比率はほぼ同じ! 仕方なく田崎がすべて数え、赤85、青87の僅差で真べぇが勝利しました。「でも流れは来てます!」と語気を強める肥後、次の対戦相手は"あの男"です。

20160725111855-c98788be6ac72020c468549ce82eae1483a42fd9.jpg

3つめの勝負は、「コンビ対決」。相方の大須賀と、「なりきり対決」で雌雄を決します。紹介VTRで大須賀は「まだやっとんか! ABC獲ってこれからっていうときに、歌を歌うんか!」とマジギレ。「今日で最後にする! ぶっ潰すからな!」と迫力の宣戦布告です。

ここでも先攻は肥後。BOOWYの『マリオネット』を氷室京介さんになりきり歌いますが、「みんな一緒に!」と客席に呼びかけるも反応薄。歌い終わると真べぇから「氷室さんというより、ソーラン節みたいな動き」と評されてしまいます。

20160725111941-ae0c7635745f13f022fece09dbe3d2b2bd67f0d3.jpg

後攻の大須賀は、なんと白塗りメイクで登場。歌うは家入レオさんの『サブリナ』です。歌はもとよりそのすさまじい風貌に、場内は騒然。田崎から「夢に出てくるわ! 何これ!」ときかれた大須賀は、「小顔メイクです」とキッパリ。

20160725112109-51cb78371b3db21b6abb4446a66b6155d559c78c.jpg

勝敗はまたしても僅差ながら、肥後が本日初勝利をもぎとりました。しかし、「うれHi-Go!」の雄叫びに会場はシーン。ぽっちゃり体型の仮装が続く舞台上では、真べぇが「これはハロウィンパーティですか?」と疑問を投げ掛けていました。

20160725112151-ee5a31f6a3951400dd26e5fbebce6996e494c8b7.jpg

次は「アレンジ対決」、既存の曲をいかにアレンジして聴かせるかを競います。肥後は爆ノ介を助っ人に迎え、トット・多田&ラニーノーズに立ち向かいます。紹介VTRでは、これまでの戦績を誇りまくった3人。いったいどんな曲で魅了してくれるのでしょう。

先攻の多田&ラニーノーズは、久保田利伸さんの『LA・LA・LA LOVE SONG』をギター&パーカッション(バケツ)、歌のアンサンブルで新鮮にアレンジ。「最初、何の曲かわからんかった!」(田崎)ほどの変化をつけてみせました。ハーモニーはもちろん、山田のオリジナルラップも効いています。

20160725112244-0462ec6cd98dfd20aeebf4188930be5c20d5ee36.jpg

肥後&爆ノ介は、『むすんでひらいて』を歌とギター、そして"おむすび作り"でアレンジ。さらにマユリカ、ビスケットブラザーズ・原田、あまえんB・たわたからなる合唱団が加わりGLAYの『BELOVED』に突入、最後は口笛で締めるという多彩すぎる展開で笑いを誘いました。田崎は「何やねんこれ!」と戸惑いの表情。多田も「何かアホらしなってきたわ」と脱力しています。

20160725112324-a09182b1346148359820b5c4d5ad1fa19f4ff975.jpg

結果は青が多く、多田&ラニーノーズが勝利。再び負けてしまった肥後、意気消沈です。

20160725112354-dc96688572e271ec7f1338c6bf09b208935af058.jpg

フリースタイルで相手をディスりまくる「ラップ対決」は、始まる前から波乱の予感。肥後&クロスバー直撃・渡邊 VS. 見取り図・盛山&ヒガシ逢ウサカ・今井が、DJのツートライブ・たかのりが繰り出すトラックに乗せて本気バトルを繰り広げます。

まずはひとりひとりの自己紹介ラップから。その後、今井が口火を切り、凄惨なディスり合戦が始まりました。お互いの見た目はもちろん、持ちギャグや私生活など、あらゆることを暴露していじりまくる内容に、観客は大爆笑。なかでも渡邊と盛山は激しいダメージを受けたようで、終わる頃には生気を失っていました。

20160725112440-fdb8d295774029019df6fe2defa50de968c640a1.jpg

20160725112453-80ed64182a52203c80f44314311f6f0ab0ee5d7f.jpg

ここでも青、すなわち盛山&今井が見事に勝利。さんざん攻撃を受けてズタボロにされたうえ、勝つことも叶わなかった渡邊は、「もうオレを呼ぶな!」と絶叫。打ちひしがれる姿が、またしても笑いと涙を誘いました。

20160725112522-48d4efa72be4ea00184f74cdc44ada1b9cbb300c.jpg

最後の勝負は、「妻に捧げるラブソング対決」。肥後とプリマ旦那・河野が妻への愛をいかに表現するかを問う、シビアかつロマンチックなバトルです。同イベントで何度も司会を務めてきた河野は、「勝ち方はわかっている」と豪語。1カ月前から練習を重ねてきたとのことで、その自信は揺るぎません。

先攻の肥後は、藤井フミヤさんの『TRUE LOVE』をアカペラで。途中からラニーノーズ・洲崎がギターで伴奏をつけます。やがて客席に下り、ひとりの女性に向け歌い始める肥後。「愛してる」のひとことで締めくくり拍手を浴びましたが、ふたを開けて見ると「奥さんじゃないです」!? まさかの事態に、全員がずっこけていました。

20160725112605-a67cf0bf9e2636756ceff33fc80c6deec521d960.jpg

後攻の河野は、なんとピアノの弾き語り! コブクロの『永遠にともに』を歌いますが、何度も演奏につまってしまう厳しい出来栄え。それでも声援に助けられ、なんとか歌いきりました。その後、肥後に負けじと客席に下りて「愛してる」と告白するも、またしてもお相手は見知らぬ人。実は努力の成果を生で見てもらおうと妻を誘ったところ、「なんでお金払って旦那の歌聴かなアカンねん」とあっさり断られてしまったそうです。

20160725112632-ff52644087cce406eabce1c267d66fb4fa629f2e.jpg

結果は河野の勝利! 1勝のみに終わった肥後はぼう然と立ちつくしています。それでも「ボクが全勝するまでやめません」と決意表明。渡邊からは「ラップは呼ぶなよ」と改めて釘を刺されていました。

20160725112704-4eab07a676a5c986590cccef983bb3849d4d310f.jpg

エンディングでは、8月27日(土)に開催されるお笑いバージョンの夏フェス「Summer Crossing(サマクロ)」でも「Hi-Go Music battle」が行われることを発表。YES THEATERを会場に、芸人はもちろん観客も参戦できるというスペシャル版の予定です。肥後曰く「ボクが10連勝するまでやります」とのことなので、どうぞお楽しみに! 最後は出演者と客席が一緒になって「Hi-Go!」コール。まだまだ続く肥後の挑戦、これからもご注目ください!

20160725112737-ecfa220f0547d181027012d4dc599e0c1e45cf24.jpg

「Summer Crossing(サマクロ)」公式サイト http://blogs.yahoo.co.jp/samakurofes



【セルライトスパ】【肥後裕之】【大須賀健剛】【藤崎マーケット・田崎】【プリマ旦那・河野】【トット・多田】【見取り図・盛山】【ダブルアート・真べぇ】【爆ノ介】【ラニーノーズ】【堀川絵美】【ツートライブ・たかのり】【クロスバー直撃・渡邊】【ヒガシ逢ウサカ・今井】【マユリカ】【ビスケットブラザーズ・原田】【あまえんB・たわた】