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2016年7月30日 (土)

土肥ポン太が立ち上げた劇団感情線の第2回公演『蝉と入道雲』が間もなく上演! 主演のレイザーラモンHGと作品を語る!

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ピン芸人、土肥ポン太が2015年に立ち上げた劇団感情線。作・演出をポン太自らが担い、エンタメ色の濃い芝居を繰り広げるこの劇団の第2回公演が、8月19日(金)になんばグランド花月地下の劇場、YES THEATERで上演されます。

第2回公演のタイトルは『蝉と入道雲』。レイザーラモンHG主演他、バッファロー吾郎・竹若、野性爆弾・くっきー、テンダラー、浅越ゴエ、ヤナギブソン、なかやまきんに君、アキナ、大自然、マッスルブラザーズ、明石ブレイカーズさんらが出演します。また、ゲストにこまごめピペット(杉山優華&松下千紘)、ひぐちとえりか(樋口みどりこ&絵梨華)、ガゼル西口、そして元宝塚歌劇団宙組男役の彩羽真矢さんを迎え、男くさくも華々しい、エンタメ舞台を上演します。

『蝉と入道雲』の物語は「日本の未来」という設定。「何年先か分からないですね。ひょっとしたら1年後、2年後になるかもしれないですし、10年、20年後かも分からない。世紀末でもありますかね」とポン太。チラシのビジュアルでは、怪物のようなコスチュームに身を包む野性爆弾・くっきーですが、「やってもらうのであれば、あの役」というポン太の中には明確なイメージがあり、「彼しかできない、ある意味彼に背負ってもらってるところがある」と言うほど、重要な役割を担っているそうです。

そして、くっきーと同じく重要な役割を担っているのがレイザーラモンHG。こちらも「HGにしかできない役」とポン太。格闘技の要素も取り入れているとか。そこで、主宰の土肥ポン太と、主役のレイザーラモンHGに劇団感情線第2回公演『蝉と入道雲』について語ってもらいました!

HG 笑いましたよ、チラシ。
土肥ポン太(以下、ポン太) いろいろ突っ込まれました。「HGのイベントやん」って。
HG 確かに(笑)。土肥さん本人よりむちゃくちゃ(写真が)大きい。嬉しいですけど。

--HGさんはどういう役柄なんですか?

ポン太 もう"HG"です。
HG 台本読みました。ハード・ゲイじゃないですよね?
ポン太 そうです。ハード・ゲイではなくエイチ・ジー。
HG ハイ・グレード的な感じですね。他の人は役名があるのに、僕だけ唯一"HG"になってます(笑)。パワーアップした感じですね。
ポン太 プロレス的な要素もお願いして。「やってくれるか?」って。......な!?
HG ......あ? 僕? ...僕はもう体目当てというか、動けるし、筋肉もあるということで
ポン太 そうです、そうです。
HG アクション担当で呼ばれました。
ポン太 竹若さんもテンダラー・浜本も踊れるし、なかやまきんに君も、アキナも運動神経いいですし、僕とヤナギブソンぐらいちゃいますか、動かれへんのは。

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HG ポン兄も体、仕上げてるって聞いてますよ。
ポン太 ......(ジム)行ってないねん。
HG え? マジですか? でも、見た目しゅっとされてる。
ポン太 痩せたままやけどね、行ってないねん。...2ヶ月で飽きた(笑)。
HG いやいや、それ普通の若者じゃないですか。
ポン太 せやな。
HG 日に焼けてるのは?
ポン太 農業。あとは、白川にはとにかく痩せてほしいですね。
HG そんなに太ってましたっけ、白川さん。
ポン太 太ってんねん。嘘やろ!っていうくらい。
HG チラシの写真を見る限りでは...。
ポン太 ものっすごい甘い顔してたのにね! 
HG 確かに『アランドロン』(かつてテンダラーのふたりが働いていたショーパブ)の流れはないですね。
ポン太 ないよ! 痩せてたのも一瞬だけやもん。痩せるという役作りをしてほしいのは白川だけですね。大自然の白井とか、マッスルブラザーズとかは、もうそのままで。ゲストのこまごめピペット、ひぐちとえりかも、彩羽さんも、皆さんにしかできない役柄で来てもらっています。特にガゼル(西口)も...(笑)。もうガゼル(のキャラ)ありきで台本書いたとこありますから。
HG ガゼルって芸人ですか?
ポン太 芸人。前からずっと好きで。今回もあいつが今、やってるキャラクターで出てもらいたくて。
HG そんな気に入ったヤツいるんですか!?
ポン太 多分、関西お笑い界の台風の目になる男だと思ってます。(第1回に出演した)アイロンヘッドも、大自然も、『ABCお笑いグランプリ』の決勝行ったでしょ! 来年は多分、ガゼルも...。
HG 来るんですか?
ポン太 来ますね。
HG ポン兄は昔から青田買いというか、若手を見る目はありますから。
ポン太 せやろ! あるやろ! レイザーラモンも早かったやろ!
HG 僕らもデビュー当時から声をかけていただいて。野性爆弾さんも。
ポン太 そうやんな!
HG ガリガリガリクソンも...。
ポン太 (失笑)
HG 中山功太も...。
ポン太 ほんまやなぁ...。
HG 早くから『R-1』王者を使ってますもんね。
ポン太 かなり早く使いすぎるんですわ、ガリガリガリクソンも"普通の痛いやつ"って言われてる時くらいに使ってるんで(笑)。
HG 僕らも目をかけてもらって、やっぱり嬉しいです。若手で出る場所がないときにその場所を与えてくれるっていうのはやる気も出ますし、頑張ろう!って思えますからね。そういう意味で非常にプロデューサー的な能力もおありだと思います。
ポン太 あるやろ?俺!
HG はい。
ポン太 な? ガゼルも売れると思いますよ。
HG マジですか。じゃあ、注目ですね。僕は名前すらも知らなかった状態ですが、ポン兄が気に入っているので...。まあ寂しくもあり...。でも共演は楽しみですね。名前がいいですね。ガゼル。
ポン太 この後の顔合わせにもいるからな。
HG ガゼルもいるんですか?
ポン太 おう!
HG 今回、僕は"あてぶり"をしてもらえてるということですが、ポン兄はいつも自分達の個性を生かしたキャラ付けをしてくれるんです。だから非常にやりやすいです。あと、僕が印象に残ってるのは、ポン太さんがピンになられて、改名されて、初めてNGKでイベントをやったときに、僕らとか野性爆弾さんも呼んでもらったんです。その時も僕は、列車を引く男みたいな役で。
ポン太 あったなぁ...(笑)。
HG 列車を引く人間みたいな、すごいはまり役で。自分の知らない新たな一面を引き出してくれるというか。そうやって他の芸人さんとか後輩にいろいろ力を与えてくれたんですけど、肝心の自分の一番いいところの、「これからピンでがんばって、1からスタートするぞ!」っていう場面で、きっかけ台詞を言ったらJUN SKY WALKER(S)の『START』が流れるはずだったんですけど、一切流れなくて。
ポン太 あの時、何回も前に一歩出たくても出られへんっていうリアクションしたよ。
HG 全然音楽が鳴らないっていうおちゃめな一面も見せていただいて。自分を下げて周りを上げるっていうのは、それは変わってないなって。やっぱポン兄のために頑張ろうってなるので、この舞台もいいものになると思います。

--第1回『紅葉と瓜』と同様に、ダンスの要素もふんだんに取り入れるんですか?

ポン太 今回もやることはやるんですけど、前みたいにむちゃくちゃダンスをやるわけじゃないですね。でも、エンターテイメント性をより高くしています。今はダンスのイベントが多すぎて、かぶるのも嫌やし。今回はアクションですね。劇場のYES THEATERも照明とか音響が整ってると聞いてますし、めちゃめちゃやりやすいと思います。
HG あれですか、ポン兄得意の"目ぶつし"もあるんですか。舞台から客席に向かってバーンと光を照らしてシルエットで見せるという。
ポン太 あれ得意なんですよ(笑)。決めは"目ぶつし"。
HG あの演出、めっちゃダサいですけどね(笑)。でもインパクトありますよ。
ポン太 あと、平井堅さんの歌は必ずかけます。平井堅さんの歌は、場面を場面の流れを変えるのにちょうどよくて。今回は元宝塚の彩羽さんもいらっしゃるので、芝居が締まる感じとちゃいますかね。
HG 宝塚の方って、もちろん演技、歌、踊りもすごいんですけど、気概もすごくて。僕も1回、元宝塚の方とお芝居したことあるんですけど、本番前に足の骨折れたんそうなんですけど、一切言わなかったんです。
ポン太 おお! すごいな。
HG プロ意識がすごいですね。確か、本番直前、劇場に入って稽古したときに骨折して、でも何とか本番もこなして。素晴らしいですよ、やっぱり。弱音はかないところとかすごいなと思いましたね。
ポン太 ガッツはもう、全然違うやろうな。

--では最後に、第2回公演『雲と入道雲』への意気込みをお願いします。

HG ポン太さんにはデビュー当時から目をかけていただきまして、僕も今年芸歴20周年になるので、節目の年にこうやってまた一緒にできるのは非常に嬉しいです。あと、やっぱり新しいメンバーとの共演も嬉しいですし、くっきーさんとか、きんに君とか、勝手知ったるメンバーと出られるのも楽しみです。面白いものになると思うので、ぜひ観に来ていただきたいですね。
ポン太 2回目は1回目と違う感じで、1回目はどちらかと言えば家族で楽しめるような内容でしたけど、2回目はそれも含め、男性だけで来てもらっても楽しんでもらえる内容になってます。男の人ってお笑いのライブとか行きにくいじゃないですか。
HG 今回はプロレスの要素も入っているので、男子は好きですしね。
ポン太 あと、今までもふざけてるところがありましたけど、今回はもうちょっとふざけさせてもらってます。
HG ポン兄は猛獣使いというか。ルックスがかわいいから、変なことが好きでもそれをご自身でやるとギャップが生じるので...。今回、そういう変なことを僕らみたいな化け物を使っていろいろやっていただけるので、楽しみですね。
ポン太 猛獣使い...ええ言い方するなぁ!
HG ありがとうございます! 個性が強い人がいっぱい出ているので、彼らをまとめてくれると思います!

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土肥ポン太芸能生活23周年記念 劇団感情線 第2回公演『蝉と入道雲』は8月19日(金)に大阪・YES THEATERで上演します!  どうぞお楽しみに!

【土肥ポン太】【レイザーラモンHG】

『土肥ポン太芸能生活23周年記念 劇団感情線 第2回公演 ~蝉と入道雲~』

2016年8月19日(金)19:30

前売り3000円 / 当日3500円 指定席

出演

土肥ポン太、テンダラー、浅越ゴエ、ヤナギブソン、レイザーラモン・HG、なかやまきんに君、アキナ、大自然、明石ブレイカーズ マッスルブラザーズ、他

ゲスト
こまごめピペット(杉山優華&松下千紘)、ひぐちとえりか(樋口みどりこ&絵梨華)、ガゼル西口
彩羽真矢

チケットよしもと Yコード 503653
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