人気芸人の前で漫才にチャレンジ!「お笑いオープンスクール」を開催
7月31日(日)に、吉本総合芸能学院(NSC)、よしもとクリエイティブカレッジ(YCC)大阪校による「お笑いオープンスクール」が開校されました。
芸人になりたい・エンタメスタッフになりたい若者はもちろんのこと、小学生の兄弟や、友達同士でたまたま当日参加した方など、さまざまな参加者が集まりました。
「お笑いオープンスクール」はNSC、YCCの両方で役立つ「漫才ワークショップ」を体験してもらいます。即席でコンビを組み、ネタをづくりをし、最後に漫才を披露してもらうというもの。
はじめに本日のMC、ヒガシ逢ウサカの2人が登場。
「漫才ワークショップとはいったいどういうものなのか?」という高見の問いに対し今井は
「そもそもワークショップって言葉の意味が僕はいまいちよくわかりません・・・」
と、少し緊張気味の参加者たちを和ませます。
いきなり漫才に挑戦と言われても難しいので、ここでマイクを漫才作家の藤田曜さんにバトンタッチ。
漫才の簡単なつくりかたを教えてもらいます。
ボケの種類のひとつとして「言葉遊びの笑い」を実際に参加者に答えてもらいながら学んでいきます。
ダジャレを考えてみたり、モニターに出されたいくつかの既存の言葉2つを組み合わせて、B級映画のタイトルを考えるなどといった、頭を柔らかくする「脳みそのストレッチ」をおこないました。
ここからは実践。即興でコンビを結成し、コンビ名を考え、漫才のネタ作りがスタート。
MCのヒガシ逢ウサカ今井も14歳の女の子とコンビを組み急きょエントリーすることに。
それぞれのコンビに藤田さんが声をかけ、アドバイスを送ります。芸人さながらに立ち稽古も
おこない、時間まで何度もネタ合わせをしていました。
ネタづくりの時間が終わると高見が「何かわからないことがあったら声かけてください!って言ったのに、みんなネタづくりに集中して、まったく声をかけられなかったから、控え室に戻りましたよ」と、ひとりぼっちになって寂しくなったことを明かし、笑いを誘います。
ここで本日のゲスト、アインシュタインとダブルアートの2組が登場。2組には審査員になってもらい、
それぞれの一番よかったコンビを決めてもらいます。
ゲストの登場で緊張感が漂う中、いよいよネタ披露の時間がスタート。
友達同士のコンビ、初対面のコンビ、姉弟のコンビなど、バラエティ豊かなコンビのネタに審査員の
2組は大爆笑。アインシュタイン稲田は「みんなキャラが濃かった」という感想に対し一同
「誰が言うてんねん!」のツッコミ。
なかでも一番審査員のツボにハマったのが「ファーストインプレッション(コンビ名)」のボケの男性。
ボケるときのコミカルな動きに全員笑いが止まりませんでした。
ダブルアートのタグはすべてのコンビにネタの感想を述べ、アインシュタイン河井から「お前この仕事
好きすぎるやろ!」と言われ、「俺にもしゃべらせろよ!」と相方の真べぇは終始マイクをタグに向けたまま、マイクを下ろすことができませんでした。
トリを務めた今井と14歳の女の子の「漫才キング(コンビ名)」。普段はボケの今井がツッコミを担当するも、審査員の2組から「ツッコミに強弱がない。最初から怒りすぎ。」と厳しいダメ出しを受けていました。
すべての漫才を見終え、「アインシュタイン賞」、「ダブルアート賞」、そしてMCの「ヒガシ逢ウサカ賞」が発表され、賞をもらったコンビにそれぞれ賞品が渡されました。
最後に全員で集合写真を撮り、「お笑いオープンスクール」は終了しました。