レイザーラモン・RGが選手あるあるを熱唱!『大荒れの千葉ダービー!千葉ジェッツ vs RG率いるよしもと幕張イオンモールズ』ライブレポート
8月11日(木・祝)、千葉・よしもと幕張イオンモール劇場にて『大荒れの千葉ダービー!千葉ジェッツ vs RG率いるよしもと幕張イオンモールズ』が開催されました。
千葉ジェッツは、9月から新しく発足するプロバスケットリーグ「B.LEAGUE」で、千葉県をホームタウンとしたチーム。バスケットボール好きとして知られるレイザーラモン・RGを筆頭に同劇場で活躍する芸人たちが集結して"幕張イオンモールズ"を結成。初めてのコラボイベントを行なうことになったというわけです。
MC兼レフェリーを務めるのは、カナリア・安達健太郎。幕張イオンモールズとしては参戦したRG、大西ライオン、チョコレートプラネット(松尾/長田)、アイロンヘッド(毛利・辻井)は、NBA・ゴールデンステート・ウォリアーズが試合前に行なう動きを真似するも、お客さまの反応はイマイチ。「あれ? 日本のバスケしか観ない人?」と動揺するRGが「心配だなぁ」と頭を抱えると、大西ライオンが美声で「心配ないさー!」と絶叫。さらに、元バスケットボール選手・佐古賢一さん(現広島ドラゴンフライズヘッドコーチ 兼 ゼネラルマネージャー)のモノマネを披露すると、客席からは拍手と笑いが起こります。
バスケ好きを公言するRGですが、学生時代でやっていた部活はバレーボール。安達に「どのツラ下げて、その格好してるんですか!」とツッコまれるも、「ただ月バス(月刊バスケットボールという雑誌)は毎月買ってたので、観ることに関しては相当好きです!」とバスケ愛を熱くアピールします。
また、松尾は「床拭きとして、バスケの国体に出てます」と発言。アイロンヘッドと長田に関してはバスケ経験がないそうで、プレイヤーとしてこの中でいちばん実績があるのはMCの安達。「中高とバスケ部で、高校は奈良育英。田臥勇太選手(栃木ブレックス)のいた能代工業高校とウィンターカップで対決しました。田臥選手の球はまったく見えなかったです」と回想しました。
続いて、千葉ジェッツの阿部友和選手、西村文男選手、石井講祐選手、原修太選手、小野龍猛選手が入場。自己紹介中、安達に「機嫌悪いですか? RGのギャグにキレてますか?」と訊かれた石井選手は笑いながら「機嫌いいです!」と答えます。
さらに、チームのマスコットキャラクター・ジャンボくんも参加。「ジャンボくん、(名前の割に)ちっちゃい!」とツッコんだ長田に、RGは「よく観て!」と屈んで遠近法を利用しながら大きさをアピール。いったんは「大きい!」と受け止めた長田ですが、奥にいる小野選手を観て「今の遠近法やったら、小野さんは5メートルくらいある!」と笑いながら指摘しました。
本日はバスケットボールの試合と同じく、第1クォーターから第4クォーターまでのゲームで勝敗を決定することに。
第1クォーターは「ドリブルしりとり」。テーマにそってドリブルをしながらしりとりを行い、答えたあとは次のメンバーへパス。ドリブルにミスがあった時点で終了する、というルールです。
先攻・幕張イオンモールズのテーマは「食べ物」。おぼつかないドリブルで答えていくメンバー。"ぎ"で手こずる辻井からパスを受け継いだ毛利は、安達から「"き"でもいいですよ」というアドバイスを受けて「キクラゲ!」と答えます。最後、"れ"という難題に動揺する松尾は「れ! れ! れ!」と繰り返しながら「レーズン!」と答えるも、"ん"が付いているために慌てて「パン!」と補足。も、これも"ん"が付いているため、「の、焼いたやつぅ~!」と苦し紛れに絶叫しますが、安達は「レーズンパンの焼いたやつはダメです」と冷静にジャッジ。13ポイントをゲットします。
後攻・千葉ジェッツのテーマは「動物」。「動物、なかなか出て来ないぞ!」と大西が煽るなか、"め"で悩んだ西村選手は顎に手を当ててポージングしながら「女豹!」と答えて、なんとかクリア。やはり難しかったようで、なかなかワードが出て来ず淡々とドリブルする選手たちは、大西から「わからんときはドリブルだけでも見せて!」と声をかけられると華麗なボールテクニックを披露。会場は湧かせます。
「スズメ、みたいなやつ」(西村選手)「つくね」(阿部選手)という曖昧な答えも出ましたが、安達の甘々なジャッジによってクリアに。結果15ポイントを獲得しましたが、「スズメみたいなやつってなんやねん!」と納得がいかない様子の長田です。
第2クォーターは「連続ティッシュ3ポイント」。一定の距離から丸めたティッシュをゴミ箱にシュートできたら3ポイントが加算されます。
先攻は幕張イオンモールズ。次々にティッシュを丸めてゴム箱へ放り投げますが、なかなか入れられず。狙いを定めて直線に投げる辻井には、チームメイトから「ダース投げ、すな!」というツッコミが何度も入ります。余りにも入らないため、最後は玉入れのようにどんどん放り込んだものの、長田の1ゴールのみ。千葉ジェッツを突き放すことができません。
後攻・千葉ジェッツも次々とゴールを狙いますが、プロを以てしてもシュートはなかなか決まらず。最後は幕張イオンモールズ同様、玉入れのように次々と投げ入れ、12ポイントを稼ぎます。
そんな中、目立っていたのはジャンボくん。ずる賢くゴミ箱に近づいてシュートを狙いますが、かなりの至近距離にも関わらず、ふわっと浮いたティッシュはゴミ箱にかすることもなく落下。挑戦するたびに幕張メンバーから「ずるい!」「前に来すぎ!」などツッコミが入るも、見事にハズしまくるジャンボくん。ハズすたびに「いや、ハズすんかい!」と芸人がコケるという一連の流れに、大爆笑が起こりました。
第3クォーターは「ボールの文字を当てましょう」。バスケットボールに貼られた文字を、相手3人がパスを回す中で読み取れた時点でポイントが加算されるというものです。
パスを回すのは、幕張イオンモールズ。原選手への「これからの若い選手だから、まだほとんど試合には出てないんですよね?」という大西の言葉に「ちょっとだけ勇気が出た!」と安堵する初心者の毛利でしたが、やはりまったく歯が立たず。バスカットされたり、客席に落ちたボールを選手に渡されてしまったりと、あっさりボールを奪われてしまいます。最後は全員で小野選手に挑むも、パスミスから流れたボールは、石井選手から小野選手へ素早くパス。原選手にもお客さんからのパスで阻まれるなど、終始、劣勢の幕張イオンモールズです。
続いて、回答者へまわった幕張イオンモールズ。辻井はパスミスからボールを奪ったものの、「B.LEAGUE」が読めず「ビレージェ!」とまさかの回答を。低い位置でのドリブルに戸惑う長田は「猫で行け!」との指示に拳を丸めて猫のように突っ込んで原選手からボールを奪いますが、客席へ転がったボールは無情にもお客さまから小野選手に渡されてしまいます。
最後、残り8秒で回答者となった大西が「見えました。ライオンキング!」と真顔で言い切ると、幕張メンバーのみが爆笑。「急にえげつないほど、やっすい答えが出て来た」(長田)と大ウケでした。
最後の第4クォーターは「クイズ千葉ジェッツあるある」。RGが出題者となり、正解者が出ただけポイントが加算されるというルール。あるあるは、お客さまから出題していただきました。
最初は"西村選手あるある"。プライベートでも交流があるという大西は「F会というバスケのイベントに参加してくださいって誘ってもらってるんですけど、いつも仕事で行けないんです」と残念そうに語ります。
自らのお題を出された西村選手は「オシャレに見られたがち」と予想。意外な答えに驚きながらも、「自己申告だから本当なんでしょう」と納得する安達は、大西の「髪が試合中でもさらさら」という予想に「千葉ジェッツの蛍原さんですね」と頷きます。
T.M.Revolutionの「HOT LIMIT」に乗せて歌われた"西村選手あるある"は、「親知らず抜いて顔はれるー!」。見事に当てた原選手はガッツポーズしながらも、コメントを求められると「いや............なんか......言葉が出ないっす」と笑顔で答えます。オフシーズンに親知らずを抜いたと話す西村選手。「3本一気に抜いて、入院もしました」と語ると、大西が「3本はやり過ぎちゃうかな」と心配そうにつぶやきました。
2問目は"阿部選手あるある"。「セカンドガードで、とにかく足が速い。あるあるは体力系かなと思うんですけど」という大西の解説から予想する幕張メンバー。
「マグマスパゲッティー作りがち」と予想した西村選手は、「(阿部選手は)"バスケ界のなかやまきんに君"と呼ばれています」と告白。原選手の「水素水飲みがち」という予想には、「OLの一面もある!」と驚く安達です。
きんに君にちなんでBon Joviの「 It's my life」に載せて発表された"阿部選手あるある"。大西の「歌に合わせてポージングしてください」というオーダーに、阿部選手はTシャツを脱いで自慢の筋肉を披露。バッキバキに割れた腹筋や背筋に、観客からはどよめきが上がります。やはり、あるあるも「腹筋自信ある!」と筋肉にちなんだものに。正解した大西は「めっちゃいい体。バスケットボール選手の体じゃない」と言いながら、自身の丸いお腹を悲しそうに触りました。
3問目は"石井選手あるある"。「男前のシューターですよ」と大西が解説すると、安達が「千葉ジェッツの綾野剛」とポツリ。客席から「そうそう!」と大いに共感する声と拍手が起こります。
石井選手が「朝起きたまま15分寝がち」と答えるなか(朝が苦手で15分間座ったまま寝てしまうという石井選手は、安達に「ちょっと気持ち悪いですね」とツッコまれていました)、ほかの4選手は「声低めがち」で統一。
声が低いことににちなんで、布袋寅泰さんの「スリル」で"石井選手あるある"を披露したRGは「自分のシュートフォームがいちばんだと思っている!」と歌い上げます。正解者は残念ながら出ませんでしたが、ご本人も認めるあるあるが生まれました。
最終問題は、"小野選手あるある"。昨年、吉本興業とマネジメント契約を締結した小野選手に、松尾は「後輩かーい!」とツッコみます。
小さなお子さんからの出題を、Dreams Come Trueの「LOVELOVELOVE」に乗せて"小野選手あるある"を歌いあげます。「お子さんが言ったまま歌いますよ」と前置きしながら熱唱したRGは「いつも遊んでくれがち~!」と絶叫。阿部選手が見事に正解し、ポイントをさらに加算しました。
全部の対決が終了し、18対39と大差をつけて千葉ジェッツが勝利!
「絶対リベンジマッチやろうぜ!」と悔しがるRG。また、小野選手が「9月24日からB.LEAGUEが新しく始まります。船橋アリーナに来て、僕達の活躍を観てください」と呼びかけると、大西も「YouTubeの千葉ジェッツチャンネル、ぜひ登録してください!」とフォローしました。
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