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2016年8月23日 (火)

バッファロー吾郎・竹若、ギンナナ・菊池、セブンbyセブンが参加! 学生を対象としたインターンシップ『よしもと冒険』「THE EMPTY STAGEコース」最終日レポート

今年で3年目を迎えた吉本興業インターンシップ『よしもと冒険』は、一昨年、昨年と大好評だった「セカンドシティコース」をリニューアルした「THE EMPTY STAGEコース」<8月10日(水)~13日(土)、18日(木)>と「ソーシャルメディアコース」<8月25日(木)~27日(土)>の2コースを開催。「THE EMPTY STAGEコース」は、受入人数を16名から30名に増員するほどの人気となりました。
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よしもとニュースセンターを読んでくださっているみなさまには、すでにおなじみかもしれない『THE EMPTY STAGE』。アメリカ・シカゴを拠点とした即興コメディ集団「The Second City(セカンドシティ)」のメソッドを用いて新しいライブコンテンツを開発するというプロジェクトで、多くの芸人が参加。さまざまな劇場で、毎年いろんな公演を開催しています。

今回のインターンシップで、参加者30名はまず「The Second City」について、みっちり勉強。プロジェクトの概要、出演芸人達であるバッファロー吾郎・竹若元博、ギンナナ・菊池健一、セブンbyセブンによるレクチャー後、実際にワークショップを受けます。
その後、東京・BENOA銀座店にて全19公演が開催された『THE EMPTY STAGE 2016 SUMMER』で現場研修を行い、受付やグッズ販売、観客誘導などのイベントスタッフとしての仕事を体験し、公演本番は観客の立場で鑑賞。さらに、ワークショップと課題発表に向けてグループごとに打ち合わせを行ないました。
今回は、最終日に開かれた課題発表会をレポートします。

『「THE EMPTY STAGE」を日本最高のお笑いコンテンツに発展させるための革新的プラン』をテーマに、竹若、菊池、セブンbyセブンも見守るなか、8つの各グループが制限時間2分でそれぞれのプランを発表します。
専用劇場の常設化、ホテルや飲食店などとの複合施設の建設など『THE EMPTY STAGE』に特化したアイデアが出されるなか、「常設は夢でもありますし、やりたいことではあるんですよね」と語る竹若。クラウドファンディングを利用するという提案には「それでできればメリットになるが、目標金額に達成しないと劇場が建てられないというデメリットもある」という意見も。「価格設定はどんな感じ?」「毎日興行を行なうために必要なのは集客。その辺りの勝算は?」など、かなりツッコんだ質問も飛び出します。
実際、観劇したこともあってか、演出や演目についての具体的な提案も。「展開に裏切りを見せるために、6つあるお題を最初に2つだけ発表して途中で追加していってはどうか」という発表に、「シカゴではそういう演出もありますよ」と竹若。また、「場面展開がわかりづらかった」という指摘には、菊池の「確かに"急には入り込めない"という声もあるけど、セカンドシティは説明なしで始めるからカッコいいんですよ!」という訴えに笑いが起こります。
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発表の中で特に多かったのは、"お客さまをもっと巻き込む環境づくり"について。問題を解決するために観客出演型のイベントにする、ワークショップの開催、オールスタンディングなどの提案がなされるなか、「舞台そのものをなくして、会場の真ん中にプレイスポットを設けて、芸人さんが自由に動いてプレイしてはどうか?」という提案には、受講者から「いじられたい、いじられたくないには、関東と関西で差がある」との意見も。この言葉にドッと会場が沸くと、竹若も「実際、東京と大阪では差はあったと思う。僕らも最初はスタイリッシュな空間づくりを目指していたから、(お客さんがお題を)言いにくい雰囲気があったのかもしれない」と同調。「ジャズバーとか舞台っぽくない場所でやるほうが入り込みやすいのかもしれませんね」と続けました。
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それぞれの発表を観て、吉本のプロジェクトリーダーは「内容の面にまで触れてもらえるとは思っていなかった。ぜひ参考にしたいなと思います」と総括。「みなさんが今後、どんな業界で働くかはわからないですけど、また『THE EMPTY STAGE』を観てもらいたいですし、(社会人になったら)一緒に仕事ができればと思います」と激励します。
セブンbyセブン・宮平は「今回学んだ"YES AND"を、就職先などを決めていくとき、また入社してから実践していただければ」と呼びかけ。玉城は「短い間でしたが、みなさんのことは生徒みたいに思ってます。最初に会ったときと今日とでは顔が違っていて、みんな明るい。今、泣きそうです!」となぜか熱血教師風に熱い言葉をおくります。
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「"YES AND"の精神、僕は好きです」と言い切ったのは菊池。「今日は勉強になりました」と感謝しながら、「1つ約束してください。今後、よしもとに入る人もいれば、いろんな会社に就職する人もいると思うんですけど、決まったら我々をバックアップしてください。そこだけは約束しましょう」と強調して笑わせます。竹若は「発展途上というか、演者もスタッフも試行錯誤しているコンテンツなので、みなさんのいろんな意見が参考になりました」と受講者の真剣なプレゼンに感謝。最後に「これからも自分の意見を正々堂々と言って引き続きがんばってください」と激励しました。
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