主演の小川菜摘「闇を抱えた女を演じるのが楽しみ」と期待!! 家城啓之作・演出の舞台『さがり』制作発表囲み会見
8月24日(水)、吉本興業株式会社東京本部にて、『舞台「さがり」制作発表囲み会見』が行なわれ、出演者の小川菜摘、椿鬼奴、森三中・黒沢かずこ、ギンナナ・金成公信、平田裕一郎さん、兼崎健太郎さんが出席しました。
本作は先日、芸人を引退した脚本家の家城啓之(マンボウやしろ)×小川による姉妹シリーズ第2弾。第1弾は昨夏、YOUさんが小川との舞台初共演を果たした舞台『ねじこみ』で、圧倒的な世界観と予測不能な展開が話題となりました。
なお、姉妹シリーズ第3弾は2017年9月25日(月)〜10月1日(日)、東京・シアターサンモールにて上演予定。出演者は小川菜摘、平田敦子、シソンヌ・長谷川忍、久保田秀敏さんとなっています。
売れない43歳の小説家を・下川百合子演じる主演の小川。作・演出を務める家城について「芸人ではなく、脚本家としての作品第1弾になるので楽しみにしてますし、光栄です」と発言しつつ、「前回は闇を抱えた毒々しい女を書いてもらいまして、今回もタイトルが不気味なんですが、殺意だとか嫉妬だとかを妹にお下がりとして託していくっていう、闇を抱えた女を演じるのが楽しみです」と期待を寄せます。
百合子の妹で保育士の下川さくらを演じるのは、鬼奴。「家城さんの作品には13年くらい前からお世話になっていて、お付き合いが長い。台詞が覚えられないこともご存知なので、少なくしていただけるだろうなと思ってます」と語ると、小川が「それはないよ!」とピシャリ。「iPhoneという最新機器を持ってますので、ボイスレコーダーに入れて覚えます」と意気込みながら、「主人にも一緒にやってもらったり......」と夫であるグランジ・大についての話を。小川に「ラブラブだもんね?」と振られると、「そうですね、お金がないだけです。主人は今日もボートレース場に行ってます。仕事ですけど、(ギャラの)分はやっちゃいますからねぇ」と自虐的に呟くと、笑いが起こります。
黒沢が演じるのは、隣人の主婦・篠田涼子。「前回の作品を観に行かれた方が衝撃的だったと行っていたので、すごい作品に出させていただけるんだなと思うとワクワクしてます。嫉妬してばっかりで、嫉妬される立場になったことはないので、真逆の人間を演じられるのは楽しみですね」と笑顔で語りました。
涼子の夫で刑事・篠田春樹を演じる兼崎さんは「家城さん脚本の舞台に立つのは初めてなんで、楽しみです」と、春樹の後輩・風間龍一を演じる平田さんは「物語の中で、事件を追求する役なので、役としても追究していきたい」と意気込みます。
百合子の内縁の夫であるワン・ジーカを演じるのは、金成。「家城は同期なんですけど、脚本家として集中するようになってからの第1弾作なので、楽しみです」と言いながら、「今日は菜摘さんが香港のお土産にとくださったTシャツです!」をお披露目。シェパードと思われる犬が大きくドーンとプリントされているものですが、「勝手な解釈なんですけど、この犬は浜田(雅功)さんと2人の息子さんを表してるんじゃないかと」と子犬2匹を指しながら「後ろにも(同じプリントが)あります! 浜田家を背負ってやりたいと思います!」と言い切ると、会場爆笑。
小川も「家城くんとお揃いで買ったんですけど、まさか今日着てくるとは! バカだねぇ!」と大笑い。金成は「着て来いってことだと思いました」と言い切りました。
小川が「期待していてください。いい意味で裏切る舞台になると思います」とアピールした舞台『さがり』は、11月28日(月)~12月4日(日)まで東京・神保町花月にて開催。チケットは絶賛発売中です。小川×家城が作り出す女の世界観を、劇場でぜひ堪能してください!
【小川菜摘】【椿鬼奴】【黒沢かずこ】【森三中】【金成公信】【ギンナナ】
舞台『さがり』
日時: 11月28日(月)〜12月4日(日)
会場: 神保町花月
出演:小川菜摘、椿鬼奴、黒沢かずこ(森三中)、金成公信(ギンナナ)、平田裕一郎・兼崎健太郎
脚本・演出:家城啓之
料金:前売5000円/当日5500円(全席指定・税込)
チケットよしもと( http://yoshimoto.funity.jp)にて発売中!
問い合わせ:チケットよしもと(0570-550-100)
公演の詳細は、神保町花月公式サイト(http://www.yoshimoto.co.jp/jimbocho/)をご覧ください!