渡辺直美 初ワールドツアー『Naomi Watanabe WORLD TOUR』開催決定!
9月15日(木)、東京・よしもと本社にて「渡辺直美 初ワールドツアー『Naomi Watanabe WORLD TOUR』」開催決定の囲み取材が行われ、渡辺直美が登壇しました。
2016年で芸歴10周年を迎えた渡辺直美。現在は、テレビや劇場での活躍にとどまらず、2014年には自身がプロデュースするファッションブランド「PUNYUS」を立ち上げるなど活動の幅を広げ、さらにInstagramではフォロワー数日本一になるなど、日本のみならず海外からも注目が集まっています。
そんな渡辺直美が4年ぶりの単独ライブとして初ワールドツアー(ニューヨーク、ロサンゼルス、台北)全3公演を今秋に開催することが決定。
本当は2年前、留学から戻ってすぐに海外でライブをやりたかったという直美。「自分でも『みんなビックリするだろうな』と思った」という海外での単独ライブは「ツアーにしたかった」んだそう。今回、芸能生活10周年を迎えたことで、「新しい挑戦がしたい」と満を持してワールドツアーに踏み切ったと話します。
チケットは絶対売れないと思っていたそうですが、フタを開けてみればどこも即完だったそうで、「自慢していいですか? 台湾が4分で1000枚即完で、ニューヨークが200枚、ロサンゼルス400枚もほぼ即完状態だったんです」と話し、「私がいちばんビックリしました!」と笑顔を見せます。
公演の内容について聞かれ、「そもそもビヨンセ(のダンス)から始めたので、初心に戻ってビヨンセのパフォーマンスはやりたいですね。お客さんはお酒を飲みながらショーを見れるので、飲みながら楽しんでもらえれば」と話す直美。
「チケットを買ってくれた人の中には、たぶん『コイツ誰?』っていう人もいると思うんです。(ワールドツアーの)ポスターを見て『コイツ何してんの?』とか」と興味本位の客も多いのではと推測する直美。ちなみにアメリカ公演と台湾公演では内容も変えるそうで、「英語に関しては中学生レベルなので、ニューヨークやロスはパフォーマンス多めで、台北ではトークもやります」と説明します。
「練習が大変なんじゃないですか?」と聞かれると、「そうなんです。今結構大変で。しかも引っ越しともかぶってるから、二重に大変なんですよね、パッキングなんかもしなくちゃいけないから(笑)」と話しますが、「そんなに忙しかったらやせちゃうんじゃないですか?」との質問には「これがやせないんですよ~」とニヤリ。「それに、アメリカ行ったらガリガリなんです、私。『普通の子が出てきた』と思われないように、むしろちょっと太っていこうかと思ってます(笑)」と意気込み(?)をみせます。
ツアーでやる予定のネタを少しだけ披露してほしいと言われ、「特別ですよ?」と前置きして少しだけダンスを披露しますが、無音だったこともあり、会場は微妙な空気に。それをいち早く察した直美は、ダンスを終えたあと「ほら、こういう感じになるでしょ?」とツッコみ、報道陣を笑わせていました。
また、「私の耳には届いてないですけど、『なんで日本でツアーやってないのに海外でやるんだ』っていう声もあると思うんです。でも、海外で磨いた腕を日本で披露したいと思ってます!」と、海外公演のあとは日本でも単独ライブツアー(※2017年3~7月に5大都市ツアーを予定)をすると宣言する直美。
10周年を迎えた感想を聞かれ、「すごいチキンなんで、よく続いたなと思います」としみじみ語ったあと、「この10年、結構凝縮された10年だったので、これからの10年も濃いものにしたくて。それには自分ががんばらないとなって思いました」と決意を見せます。
「自分のネタは50歳や60歳になってもずっとやり続けたい」と言いますが、その希望とは裏腹に「体は結構ボロボロです(笑)」という直美。今回のワールドツアーも「体が動く20代のうちにやりたい」という思いもあったんだとか。
最近は仕事が忙しく、プライベートがどんどんなくなっていて辛いと語りますが、「仕事しかしてないんで、最近はヒマになると何をしていいかわかんなくて、結局仕事を入れちゃう」んだそう。「先輩にもよくゴハンを誘っていただくんですけど、いつも仕事でなかなか行けなくて。小籔さんなんか、8回も連続で断ったら、ついに『いや、もう恥ずかしいわ』と言われました(笑)。でも、千鳥の大悟さんは35回ぐらい連続で断ってます(笑)」と話し、笑わせます。
先日、人生初の合コンで台湾人男性とラインのやりとりをしていると告白した直美に、記者がその後を尋ねると「今のところ、ライン無視されてます」と悲しい返事が。「でも、ワールドツアーの合間にいい人が見つかるかもしれないし......。あわよくば舞台の上から見つけたい(笑)」などと冗談めかして話したあと、「こんなこと言うとそれ目的でツアーをやるんだと思われちゃいますね。違いますよ! あくまでも単独ライブが目的です」とあわてて否定していました。
この10年で印象に残っている仕事は?と聞かれ、「"1週間で10キロ太る"という企画が辛かったですね」と話す直美。「朝から晩まで食わされて。朝からスタッフがA5ランクのステーキを5枚持って起こしにきたり......」と辛かった思い出を振り返ります。しかも1週間常にお腹いっぱいという状態で過ごしたのに、結果2キロしか太らなかったそうで、「スタジオが凍りつきました」と話します。結局、そのときは「全然太ってねえじゃねぇか!」という有吉(弘行)さんのツッコミに救われたんだとか。
でも、どんな仕事でも、それを見て笑ってくれる人がいると嬉しくなり、辛かったできごとも楽しい思い出に変わるので、常に仕事は楽しいと話す直美。「単独ライブの稽古も、毎晩深夜から明け方までホントに辛くて、もう二度と単独ライブなんかしたくない!って思うんですけど、いざライブでお客さんが笑ってくれているのを見ると、『やってよかったな。またやりたい』って思っちゃうんです」と、真面目な本音もチラリとみせていました。
【渡辺直美】
『Naomi Watanabe WORLD TOUR』
≪日時/会場≫ ※日時は現地時間
ニューヨーク公演 10月2日(日) 19:00 OPEN/Webster Hall(ウェブスター・ホール)
ロサンゼルス公演 10月4日(火) 19:00OPEN/Union Nightclub(ユニオン・ナイトクラブ)
※追加席の販売あり
台北公演 10月18日(火) 20:00OPEN/Omni Nightclub Taipei(オムニ・ナイトクラブ台北)
≪チケット≫ チケット情報は下記ホームページをご覧ください。
『Naomi Watanabe WORLD TOUR』HP http://www.yoshimoto.co.jp/naomiwatanabe/