必笑の夢コラボ! 「よしもと×松竹芸能 〜ネタとトークの交流戦〜」が大阪ラフフェス2016で実現!!
様々なイベントで大阪を笑顔いっぱいにしてきた「大阪ラフフェス2016」。最終日となった9月23日(金)、「よしもと×松竹芸能 〜ネタとトークの交流戦〜」が開かれました。よしもとからは、テンダラー、レイザーラモン、プラス・マイナス、セルライトスパが登場。松竹芸能は、チョップリン、オジンオズボーン、なすなかにし、どんぐり兄弟の4組がやってきます。
まずステージにはテンダラーとチョップリンの2組が登場。チョップリンとの絡みはこれまでにもあるとテンダラーの2人。「でも(松竹芸能の)角座には全然呼んでくれへん」とグチります。チョップリンの小林は最近体に起きた不調で、笑いをゲット。そして「チョップリンとオジンオズボーンは同期」「どんぐり兄弟は男前、でも小さい」など、今日登場するメンバーについてのトークも盛り上がります。そして浜本が一番手のコンビを呼び込むかと思いきや、「まずは横山たかしひろし!」のコールに客席も爆笑。浜本はさらにネタをカブせ、笑いをとります。
まずはネタのコーナーから。ここで本当のトップバッターとして、なすなかにしが登場です。「たかしひろしでございます」でひと笑い。そこから早速、客席をイジる中西、ツッコむ那須に会場から笑いが起こります。今は東京に住んでいるという2人、大阪で会ったおばちゃんとの話しからネタへ。有名ミュージシャンの一部分だけのモノマネや動きを絡めたネタなど、テンポの良さはさすがのひと言。客席は笑いに包まれます
2番手のセルライトスパは店員と客のコント。来店した客=大須賀のありえない言動でネタが進んでいきます。店員=肥後が的確にツッコミを入れていきますが、思わぬところから飛んでくるボケに客席は爆笑。ラストはどんでん返しのオチで、しっかり笑わせてくれました。
3組目は、松竹芸能からどんぐり兄弟。発売されたばかりのスマホの話題からネタへ。独特のリズムと浮遊感のあるボケを連発するさとる、ていねいにひとつずつ淡々とツッコミを入れるあきら。2人が作り出す世界に、客席はどんどん引き込まれていきました。
「どーもー!」と元気に登場したのは、プラス・マイナス。岩橋はひとしきり一人でしゃべったあと、黙っている兼光のオデコになぜか強烈なツッコミ。そのテンポに客席で笑いが弾けます。それからも兼光得意のモノマネ、岩橋の体を張ったボケなど、持ち味をたっぷりと見せてくれました。
続いてはレイザーラモンが登場。コント「高校の朝礼」が始まります。生徒役であるHGの高校に、アメリカ大統領候補に扮したRGが来校。日本語の交じる中途半端な英語に会場は爆笑です。客席にどこから来たかと質問し、名前の上がった町を偏見でぶった切るRG。「ゲラウトヒア!」の声が響くたび、客席から笑いが起こっていました。
次はチョップリンの出番。旅行中にホテルがわからなくなった男=西野に、得体の知れない男=小林が話しかけてきます。その姿の異様さに客席からは笑いが。男の顔があさっての方向を向いていることや、とんちんかんな2人のやりとりに、会場は爆笑の連続でした。
大きいところでやらせてもらえてありがたい、とやってきたのがオジンオズボーン。自分にもやっと特技ができたと篠宮。口をまったく動かさずに歌えるとのことで早速チャレンジします。絶対無理だろうという雰囲気の高松でしたが、その意外な結果に大きな拍手が。それからも動きのあるリズミカルなネタを連発し、会場を盛り上げました。
ネタコーナーの最後はテンダラー。さっき終わったばっかりのなすなかにし、レイザーラモンのネタをパクり、早速爆笑をさらいます。自身のネタはテーマを次々に変えていくというものですが、さすがの安定感。確実に客席を盛り上げていきます。滑舌良く喋り続ける浜本と、鋭くツッコむ白川のコンビネーションに、会場はすっかり魅了されていました。
続いてはトークコーナーがスタート。ここでも「松竹は全然呼んでくれない」、とグチる浜本。それに対して「会場が小さすぎるから」と西野が反論。さらに那須が「芸人としては来て欲しいが、会社の人間がよしもとは怖いと言ってる」と暴露します。
トークテーマは「ここが変だよウチの事務所」。「マネージャー」や「仕事」などをネタに出演者が語り合います。まずは松竹。マネージャーがなんばの角座で客を呼び込み中、観光客に面白いところと聞かれ、よしもとの劇場を教えてしまったというエピソードからスタートです。HGはハードゲイでブレイク中にマネージャーが持ってきたとんでもない仕事についてトーク。続いて披露された小林のバイトの面接話には、出演者全員が興味津々です。ここで「小林はやってることがおかしい」と高松が告発。そのエピソードには客席からも驚きの声が上がります。RGは街で見かけた某師匠の驚きの目撃談を告白。出演者たちは大ウケです。しかし、ここでRGは得意のあるあるを置き土産に途中退場することに。最後の最後に放った松竹あるあるで会場中が爆笑に包まれました。
そこからも営業先でのエピソードや、担当マネージャーの裏話などで盛り上がるステージ。ここで浜本がいきなり高松をイジリ始め、客席は大爆笑です。しかし高松自身もますだおかだ・おかだとのエピソードを披露し、さらに笑いをゲット。ここからしばらくは高松の時間。全員で高松をイジり倒しました。
続いては師匠のおもしろ話。よしもと、松竹ともに、味わいのある師匠のエピソードに客席から笑いが起こります。なかでも、岩橋の「おさむ師匠の家へ遊びに行ったときの話」は大爆笑。岩橋の動きに会場中が笑いに包まれました。そんななか、HGはプロレスラー「ブッチャー師匠」のエピソードを話そうとしますが、「(そこに)師匠いらんわ!」のツッコミが。さらにその驚きの内容には、全員から再びツッコミが入りました。
ラストは浜本がリクエストした兼光のとっておきのモノマネ、そして篠宮の松竹あるあるです。兼光はモノマネを2本披露。どちらも完成度が高く、浜本は大喜びです。篠宮のあるあるは、歌い出しこそどうなることかと思いましたが、しっかりまとめ上げてきました。その出来栄えに松竹勢はハイタッチ!よしもと勢からは「あるあるちゃう!」とクレームも!? 大盛り上がりのまま爆笑のコラボステージは幕を下ろしました。このライブで今年のラフフェスも終了。たくさんの笑いが生まれた大阪ラフフェス2016。来年の開催にも期待が高まります!
【テンダラー】【レイザーラモン】【プラス・マイナス】【セルライトスパ】