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2016年9月26日 (月)

「和牛 結成10周年記念 単独ライブ『10年目の新ネタラッシュ!! 東京ver.』」レポート

9月16日(金)ルミネtheよしもとにて、和牛が結成10周年記念の単独ライブ『10年目の新ネタラッシュ!! 東京ver.』を開催。チケット即完となった期待度満点の本公演では、8月5日(金)に行った自身初となる大阪・なんばグランド花月での単独ライブとは違う東京公演で初披露するネタや、バイク川崎バイクが和牛のために作った漫才なども含め、漫才7本と、コント1本を披露。大阪公演以上の爆笑をさらい、予定上演時間を大幅にオーバーするほどの盛り上がりました。
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立ち見も多数の満員御礼の会場に、和牛の2人は「(宮川)大介・花子師匠に作っていただいたんですよ」(川西)という衣装で登場。まずは「大阪公演以上にチケット即完だったみたいで」(水田)、「こんなうれしいことないですね」(川西)と会場を見まわし、「空席ありますけど...。立ち見の人座ってええよ」(水田)などと軽く客イジリからスタート。客席も温まってきたところで、1ネタ目の"女性に言われたことのある言葉"についての漫才を。「"前髪切ろっかな、伸ばそっかな"とかどうでもいいこと言うよね」と他愛もない言葉をあげる川西に対し、水田は「優しくしないで!」「いつかは好きになってくれる?」と意味深な発言を連発。しばらくは穏やかに話を合わせていた川西もついに我慢ならず「それ、もててるわー!」と絶叫し、会場を笑わせました。
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2ネタ目は、人見知りのため一人旅ができないという水田のために、旅館の仲居さんと会話のシミュレーションをするという漫才を。川西がベテランの仲居さん役となり相手をするものの、水田のいちいちトゲのあるもの言いや、揚げ足を取ってネチネチ執拗に責め続ける態度に、川西もイライラ。部屋に入ってきた虫を追い出すふりをして、溜まりに溜まったうっぷんをはらすべく水田への悪口を大声で叫ぶ川西に、会場からは笑いとともに拍手が巻き起こりました。
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3ネタ目は、2人を引き合わせてくれた、いわば和牛の生みの親ともいえる同期の芸人・バイク川崎バイクが、和牛のために作ってくれた漫才を。ステージに登場し川西がいつも通り挨拶すると、水田が「やりたいことがある」と、川西を連れてもう一度舞台袖へ。再び2人で登場し、今度は「はいどーも、和牛です!」と川西の代わりに水田が挨拶。この10年間、ずっとこの挨拶をしたかったという水田に、「そのくらい、言ってくれれば...」と川西。水田は自らが憧れてきた挨拶を「そのくらい」と言ってしまう川西に腹をたて、険悪な雰囲気に。その後も何かと噛みあわず、このままでは和牛としてやっていけないと反省した川西は生まれ変わることを決意。お祭り男"MKMこと祭 川西 祭"となって登場し、「祭りだけに、そりゃそりゃ~」の掛け声で爆笑をさらいました。
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4ネタ目は、大人の男女のもめごとについての漫才を。「仕事と私、どっちが大事」という永遠の命題について、水田があれこれと言い訳を繰り広げるうち、とんでもない展開に。5ネタ目は、コント「公園」。川西が公園で居合わせた水田は、携帯電話で携帯電話会社の料金プランの説明を始めます。「こんなところで対応を!?」と驚きながらも、資料も見ずにスラスラとプランを説明し契約にこぎつける水田に感心していると、他の携帯電話が鳴り、今度はテレフォンショッピングの電話対応を。さらに、益々エスカレートし...。水田のデキる男っぷりと、あたふたする川西に爆笑。6ネタ目は、近い未来実現しそうなお手伝いロボットについての漫才を。お手伝いロボットを購入するため家電量販店を訪れた川西。水田演じる店員も、「はなせるくん」という名のロボットで、「話せるだけなんですよ」と謙遜しながらも流暢な言葉で説明を。お手伝いロボットの無駄すぎる機能は必見。
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7ネタ目は、10周年を迎えての思いを語る2人のVTRからスタート。この10年を振り返り、川西の頭髪について「髪離れがいい」とからかう水田。川西は「水田は飲食店を経営しているのでは?」と予想すると、水田は「俺は店は出さん!」と断言。また結婚については、水田は竹内結子さんと結婚したいという夢のような話、川西はGカップ以上と巨乳に執着を。そんな2人も「30年後も2人で漫才をやっていたい」という意思は共通していました。これを受け、2人は30年後の姿で漫才を。すっかりおじいちゃんになった2人は、ゆっくりとした足取りでステージに登場。水田の予想通り「髪離れ」も来るところまで来た川西。一方、水田も、「まさか君がこんなに追いついてくるとは」と川西も驚くほどの髪離れを。この姿に、大いに会場が沸きます。そして2人の現状を語る漫才は、それぞれが否定した未来を全て実践したものでした。
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またネタ間のVTRでは、初心に戻るという意味も込め、初めてのNGKでの単独ライブの際に行った舞台袖のパネル作りに挑戦。川西が筆となり、水田が「和牛」という文字を書き、ステージを飾りました。その他、水田が川西の実家を訪れるという企画も。水田の父の「最初は全く面白いと思わなかった」と和牛に対する本音や、水田の母が語る学生時代の水田のモテエピソードなどが明らかに。
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最後のネタは、愛媛出身で大都市の花火大会に行ったことがないという水田のために、川西が彼女役となりシミュレーションするという漫才を。しかし、楽しいはずのデートでも、水田の常識外れの行動と、へりくつが炸裂。2人のケンカがこれまた全くかみ合わず、大きな笑いとなりました。こうして、和牛の10周年東京公演は会場を訪れた方々の大満足の表情とともに幕を下ろしました。
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【和牛】