大阪が燃える夜! ジャンルを超えたイベント「NANIWAdelic」10ヶ所同時開催!!
お笑いから音楽、ダンス、歌など、様々なジャンルのアーティストたちが、大阪にある10のライブハウスでパフォーマンスを繰り広げる「NANIWAdelic」。9月28日(水)はその第2回目。各会場は大いに盛り上がりました。
心斎橋の「Music Club JANUS」では、ミサイルマン・岩部の武将キャラを堪能できる音楽イベント、"〜Featuring武将様戦国宴〜"が開かれました。アドリブの歌作りが評判の岩部と多彩なゲストとのライブは爆笑の連続! まずは前説のジェットゥーゾが登場。ギター片手に客席を手拍子でひとつにまとめ、ライブへの熱気を高めていきます。
そして、登場した武将様(岩部)、浅越ゴエの2人。和服姿の二人に会場は拍手喝采です。直前の18:40に到着したとゴエ。武将様も東京に行っていて、新幹線でうっかり寝過ごしかけた話しで盛り上げます。そして「NANIWAdelic」についての説明を行いますが、2人の珍妙な語り口に会場は爆笑。それからもステージにセッティングされたドラムやギターなどをイジりつつ、トレンディエンジェル・斎藤のネタをパクるなど、やりたい放題の武将様とゴエ。と思ったら、見事なドラミングを披露する武将様に、「(武将様に)ちょっとホレましたぞ」とゴエ。客席からは驚きの声と拍手が起こります。
ここで「銀狼と呼ばれた男」と呼び込まれたのは、レイザーラモン・RG! その登場に客席からは歓声が上がります。シルバーのロングヘアーという出で立ちで、まずは楽器モノマネでひと笑い。気持ちよさそうに歌うRGをゴエと武将様がどんどんアオっていきます。その様子に客席からは自然と手拍子が。一曲目が終わると早速客席イジりを始めるRGと武将様。さらにRGは、あるあるネタで笑いをさらっていました。そこからはハードなギターサウンドが持ち味の「古墳シスターズ」。三番手は「愛と勇気と下心を胸に君を守る!」と意気込む、名古屋の忍者コミックバンド「パブリック忍者」。さらにピアノと和太鼓の組み合わせから奏でられるサウンドが特徴の「暁音」というバラエティに富んだラインナップで、客席はステージに釘付けです。各バンドはトークでもそれぞれ個性的なやりとりを展開。笑いと歌で、ステージは盛り上がりました。
先月はトークライブだった心斎橋の「OSAKA MUSE」ですが、今回は内容を一新。"NANIWA V系連合軍×よしもと芸人〜"と題し、ビジュアル系バンドとよしもと芸人という、「NANIWAdelic」でしか見られないレアなステージが行われました。会場は女性を中心に超満員。MCはラフ次元の2人が務めます。
1組目のバンドは、キャッチーなメロディでファン急増中の「FoLLoW」。キメのアオリで会場を盛り上げます。2組目の「FEST VAINQUEUR」は、「日本一美しいヘドバンが見られるバンド」として注目を集める、高い人気と実力を併せ持つバンド。なんとトレンディエンジェル・斉藤とのコラボステージが実現します。
ヅラ姿で登場した斎藤。いきなり歌声を披露したあと、1曲目のエンディングを持ちネタの「ペッ!」でシメます。その様子にバンドメンバー、会場とも大爆笑。
次にラルクアンシエルの「Driver's High」を熱唱した斎藤は、途中ヅラを飛ばしつつ、メンバーとの絡みも完璧にこなし、会場を大いに盛り上げました。続いて登場した「新天地開闢集団-ジグザグ」、「SHIVA」の2バンドは、独特の世界観で会場を圧倒するパフォーマンスを披露。ナニワビジュアル系バンドの実力を見せつけてくれました。
エンディングは今日登場したバントのメンバー全員がステージ上に集合。サイン色紙の抽選会、客席との記念撮影を行い、熱いライブは幕を下ろしました。
アメリカ村の「CLUB DROP」では、先月に引き続き"「口達者」〜芸人vsラッパーのMCバトル"を開催。話題沸騰中のヒップホップラップバトルに、よしもと若手芸人がチャレンジします。優勝者には賞金が出るとあって、会場以上にステージ上もヒートアップ。審査するのは、先月も軽快なトークで大いに盛り上げた、ヒップホップ界の大御所、HIDADDY(IFK)です。ビリビリと空気を震わせる大音量の重低音がスピーカーから吐き出され、フロアを埋めたオーディエンスの体が自然に揺れ始めます。少しずつピークへ向かって行く会場の空気。そこにMCの見取り図・盛山、クロスバー直撃・渡邊が登場し、HIDADDYを紹介します。このバトルをテレビ番組にしたいと言う盛山に、客席も盛り上がります。
会場にはMCバトルが初めてと言うお客さんもちらほら。楽しみ方をHIDADDYが解説し、盛山が見本として韻を踏みますが、若干スベり気味。そこですかさずHIDADDYが助け舟。さすがのライムに客席からも歓声が起こります。
渡邊のギャグ「ミートボールポイ、ポイトボールミイ」が炸裂したあとは、いよいよトーナメントがスタートです。前回はほとんど勝てなかった芸人ですが、今回は一味ちがう様子。ラッパーとの対決をほぼ互角の勝率で乗り切ります。それからもトーナメントは、テクニカルなリリック&ライム、熱いフロウでヒートアップ。さらにエキシビジョンマッチも行われ、盛山、渡邊、そしてとろサーモン・久保田の登場に会場は湧き上がりました。
「心斎橋 VARON」では "〜BAND!BAND!BAND!〜"を開催。MCはスマイルの2人。出演は、地元大阪の人気バンドに加え、よしもと芸人「ラニーノーズ」であり、今注目のバンドでもある「Runny Noize」が登場するとあって、会場は熱気に包まれています。トレンディエンジェル・斎藤とコラボした「Liberal arts」に続いて、「脳内リフレイン」、「YESM@N」、「FIRE ARROW」と続々と注目バンドが登場するステージに、会場の盛り上がりも最高潮。各バンドとスマイルのトークも客席を盛り上げました。
ラストはお待ちかね「Runny Noize」の登場です。テンポのいいトーク、掛け合いはさすがに芸人。コール&レスポンスには客席からも笑いが起きます。ライブは、疾走感のあるタテノリのナンバーを連発。ミュージシャンさながらと思わせつつ、最初のMCで「お笑い芸人です」と笑いを取るあたりはやっぱり芸人です。会場で売られている物販のネタでも盛り上げつつ「どんどんいきましょう! テンション上げていきましょう!」と煽る声に、女性を中心とした客席も手拍子で答えます。そして最後の曲まで勢いが止まること無く、ライブは終了。
スマイルに「カッコよかった〜」と言われるも、お笑いより汗かいてない? とすぐにツッコまれていました。最後には出演したバンドメンバーがステージに登場。告知などを行い、ライブは幕を降ろしました。
ほかにもアイドルたちの華やかなステージあり、お笑いライブあり、今回も様々なジャンルのパフォーマーが各ステージを盛り上げた「NANIWAdelic」。来月からもますます目が離せません!
【ミサイルマン・岩部】【浅越ゴエ(ザ・プラン9)】【レイザーラモン・RG】【ジェットゥーゾ・渡辺】【トレンディエンジェル・斉藤】【ラフ次元】【とろサーモン・久保田】【クロスバー直撃・渡邊】【見取り図・盛山】【ラニーノーズ】