MCに宮川大輔&ケンドーコバヤシ登場! 若手芸人選抜メンバーによる「第15回よしもとゴールデンアワー」
10月2日(日)のなんばグランド花月で「第15回よしもとゴールデンアワー」が開催されました。毎回、よしもとを代表する豪華メンバーがMC、ナビゲーターを担当、選りすぐられた東京・大阪の若手芸人らによるネタとコーナーで大いに笑う120分間のイベントです。今回は、宮川大輔とケンドーコバヤシがMCを、千鳥がナビゲーターを担当します。
手をかざしながらケンドーコバヤシが登場したので、客席もそれに応えて手を振り返します。が、「非常に柔らかい。大阪は粉もんの文化ということで小麦粉でできたパイオツでしょうか」とエアー揉みという真実。「法には触れない」と自信たっぷりに言い切るケンコバを、宮川は「ムラムラしてるでしょ、アナタ!」と指摘します。しかし宮川は「みなさん覚えててください。大輔さんが言ってくる時は、自分がムラムラしてるんです」とやり返されてしまいます。加えて「おかまのママが夕方に惣菜を買いに行く格好」と服装を例えられた宮川は、先月の9月16日に誕生日を迎えました。そこでケンコバが「山っほどちょうだい」と宮川からリクエストを受け冷蔵庫が入るほどの段ボールにTENGAをプレゼントした話など、下ネタ満載のオープニングトークで会場を温めます。そこへ飛び込みで劇場入りしたナビゲーターの千鳥が加わり、これから「4分ネタ」を披露する若手芸人らが次々に紹介されていきます。
トップバッターは、コンスターチ。居酒屋でミスオーダーを連発する店員とお客さんのやり取りを。岡下の鼻につく話し方の店員っぷりが笑いを誘います。
モンスーンは、小山の理想のタイプに無理やり寄せT@TSUが女性を演じ、護身術レクチャーネタを行いました。「プロレスラーか、お前は!」と小山がツッコむほどに、T@TSUの鮮やかな蹴りも見ものです。
つづくZAZYは、「孫のハロウィンにピザで来る奴」など「いねぇ奴」をテーマにしたフリップ芸で会場を沸かせます。
大自然は「沖縄県民のフレンドリーさを伝える」としながら、「アメリカがまだ秘密を隠し持っているようだ」という驚きのオチがつくネタを。
ネルソンズは夜景のキレイな場所でプロポーズを決意した男と女、そこへ見回りに来た警察官の勘違いからひと騒動になるコントで魅せました。
中山功太のネタは、B'zの大ヒット曲『ultra soul』を水泳大会の主題歌用に歌詞を変え、再録するというもの。
ここでMCが気になった芸人をピックアップ。宮川が「コバに似ている」、ケンドーコバヤシが「29歳ぐらいの俺」という大自然のふたりが呼び込まれます。ケンコバに似ているのは、里の方。「うれしいですね、ソックリなんて」と顔をほころばせながら里は「ケンコバさんを好きな人が僕のファンになってくれています」と事実を裏付けるエピソードを。さらにケンコバからは「誰に絡んでも自分のキャラクターを曲げないところとか、そっくり」と、里の声のトーン・独特なテンポにも共通点を見出していました。またL.A出身の里と少し英語のできる宮川で「それぐらい俺でもいけます(ケンドーコバヤシ)」レベルの英会話、白井の「おばちゃんがマシンガンで撃たれているみたい(ケンドーコバヤシ)」なブレイクダンスが特技として披露されました。
もう1組選ばれたのは、「東京コントシーンではここにありくらい」とケンドーコバヤシに太鼓判を押されたネルソンズ。和田まんじゅうが、若い頃に女性に監禁されかけた体験談を明かします。同情ムードになりかけるもネルソンズ・青山が「和田は結婚もしていて、来月こどもが生まれる」と伝えるとケンコバは「納得いかん!」と激昂。和田からは「愛していれば結婚できますよ。もっと臆病にならずに」と恋愛アドバイスを贈られていました。
次は「2分ネタ」に移ります。
おたまじゃくしは、早着替えでなりきりモノマネを。「中崎町にあるアジア雑貨の女性店長」「京都好きが高じて人力車の車夫になった男性」など、街中で見たことあるなという人物描写に、客席も思わず吹き出します。
「相撲の取り組み後に力士へインタビューがしたい」という設定で漫才をはじめたのは、こずまとり。上はスーツ、下はまわし姿のめっちゃ細田は元・力士だけにリアリティが湧きます。
みるきぃしげおは、「キャベツサラダに虫が乗っていた。きゃーべつのにして」などのダジャレでやや滑り気味に。
ケンコバのかつての相方・村越周司は「5分、15分、半〜〜〜〜!!!」と絶叫し「ギャグちゃいますよ、これ発声練習です」と客席が戸惑いを覚える始まり方。「良い子はマネするなよ!」「そらひんしゅく買うわ」といったギャグを行いました。
ここでまたMCが気になった芸人をステージにというくだりですが、千鳥・ノブにポンポンと肩を叩かれながら、すっかり気落ちしてしまったケンドーコバヤシが登場。「『ギャグちゃうで、発声練習してるだけ』って、あの態度腹立つわ」と、村越のお客さんを弄ぶかのような行動を激しく非難します。出てきた村越は「態度めっちゃくちゃよかったよー、俺」としゅんとした表情。ネタの構成の悪さにも触れ、ケンコバのリアルなダメ出しが繰り広げられました。
もう1組呼ばれたのは、おたまじゃくしです。中西は「スーパー銭湯の垢すりばばあ」衣装で登場、即席でなりきりモノマネを。ほりおの特技「ピッチャーの牽制」もしました。
「4分ネタ」後半に戻ります。
高校時代の同窓会でドリフターズのメンバーを連想させる漫才で笑いを取ったのは、シンクロック。
思春期の男女の繊細さを織り交ぜた、ノスタルジックな雰囲気に包まれたのは蛙亭のネタ。
なにわスワンキーズは横断歩道の一角を舞台に、見守り隊を務める青年と小学生の会話劇で笑いを取ります。
東大卒・藤本と立命館大卒・田畑は自慢の高学歴をネタに絡めて語ります。
ハブサービスはタイツ芸。寿司、野いちご、カニの爪と形態模写の極みにお客さんも驚歎。虫の幼虫、カマキリのタマゴは、女性から「ひゃっ」と悲鳴が上がるほどのクオリティ。ドラえもんのジャイ子の髪型は大ウケでした。
ここで「4分ネタ」後半出演者からMCが気になる芸人を選びます。宮川のセレクトは蛙亭。「世界一早く剛力彩芽が言える」という蛙亭・中野にケンドーコバヤシが挑みます。ケンコバもなかなかの早口ながら、中野は音速域かのような「〜っめ」で言い切ります。「真面目そうやのに、ズルいことしやがる」とケンコバは悔しさをにじませます。さらに中野が「即興で絵を描く」間に、相方の岩倉が「三点倒立でローラの真似をしながら寿限無」をしようと試みるもスカートが捲れ上がるのを気にしているうちに絵が完成。「三本柱は難しいで」と宮川から再考するよう促されていました。
そして「言葉でポーズを伝えましょう」コーナーに突入。宮川大輔チーム(宮川、おたまじゃくし、ZAZY、村越周司)とケンコバ&ダイゴチーム(ケンドーコバヤシ、千鳥・ダイゴ、大自然、モンスーン、こずまとり)に分かれ、お題をジェスチャーではなく言葉で説明し制限時間3分の間にいくつ当てられるかの勝負です。宮川チームは第1回答者の宮川が「ピッチャー」でつまり、ZAZY、村越ときてタイムアウトで2ポイント。後攻のケンコバ&ダイゴチームは言葉のチョイスがやや遠回しながらも順調に3問正解。負けてしまった宮川チームは罰として大ハリセン顔殴りを受けることに。代表して村越周司が殴られ役、ハリセンを手にしたのはこずまとり・めっちゃ細田です。いざ、実施するも叩き方のタイミングが悪かったのか顔面スレスレの空振り、2回目は村越がヒョイと避けてしまい、3回目もスコンと空振り。業を煮やしたケンコバから「もういい!」と言われてしまい、罰ゲームを遂行せぬまま終了してしまいました。
エンディングで出演者が全員集合。「みんな面白かった!」と宮川が出演者を讃えると、すかさず「村越以外は!」とケンコバ。同意するかのように笑いも起こります。そして宮川は「NGKでこういうのができるのがすごいですよ」と、若手芸人が注目される場が設けられる良さを語ります。
次回も選抜メンバーを揃えて開催。ぜひ劇場でお楽しみください。
「第16回よしもとゴールデンアワー」
開催日時:11月11日(金) 開場19:10 開演19:30
会場:なんばグランド花月
料金:全席指定3,500円
MC:サバンナ高橋、陣内智則
ナビゲーター:NON STYLE
出演:LLR、ブロードキャスト!! 、POISON GIRL BAND、相席スタート、ニューヨーク、すゑひろがりず、ラフ次元、アインシュタイン、てんしとあくま、ヘンダーソン、見取り図、ムニムニヤエバ、テコンドー近藤、いってらっしゃいBOY、ガンバレルーヤ
☆チケット好評発売中!(Yコード:999010)
10/6(木)一般発売
※未就学児は入場不可。
※16歳未満のお客様は、保護者同伴の場合のみ入場可。
お問い合わせ:チケットよしもと予約問合せダイヤル☎0570-550-100(24時間受付/お問い合わせは10:00〜19:00)
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