よしもとニュースセンター

10月9日(日)よしもと沖縄花月で、大自然の単独ライブ「ヤシの木の下はアタクーが落ちてくる！気をつけろ！！」が開催されました。

前説には初恋クロマニヨンが登場し、会場を温めます。

大自然の2人が登場すると会場からは割れんばかりの拍手と歓声が上がり、指笛まで鳴り響く程の歓迎ぶり。「大自然です」と里が独特の声で言うと、会場の拍手は一層大きくなります。「こんなに入ってくれて嬉しいです。ありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、早速漫才「ＡＥＤ」を披露し会場を爆笑で包みます。

空き時間には「スマイルグッバイ」というスズメバチと人間のドラマを描いた映画仕立てのムービーコントで会場を楽しませます。「気球に乗って朝日を見る素晴らしさを伝えます」といって披露したネタでは、どんどん巻き起こるトラブルに会場は大爆笑です。

続いて、日々の感謝を伝える「ありがとうのコーナー」がスタート。「ありがとうって言いたい人いるんじゃない？」と里に問われた白井は「え？沖縄に帰ってきた里じゃなくて？」と困惑しつつも心当たりがない様子。里が白井の全身を指しながら「この中にいない？身に着けているものとか」と食い下がると、白井は自分の衣装を改めて眺めながら「この衣装自分で買ったものじゃない」と一言。すかさず里は「そうだよね。これ僕の友達から貰ったんだよね」とコンビ結成時のエピソードを明かします。



「今日はその友達にありがとうって言いたいんだよ」と意気込む里は、衣装を2人にプレゼントしたという友人を舞台に上げます。「あ、どうも。はじめまして」とぎこちない会話を繰り返しながらも、里にせかされ白井は「この服、すごくいいってみんなに言われます。ありがとうございます」と感謝の言葉を述べると会場からは拍手が沸き起こります。「でも、これナイロンなんですよね。汗吸わなくてめちゃくちゃ暑いです」と遠慮気味に一言付け加え会場からも笑いが響きます。「お礼に」と白井は強烈なギャグをプレゼントしますが、困り果てた様子の里の友人に再び笑いが起こりコーナーは終了しました。

続いて、うどん屋さんを営む里の前に隣に楽器屋をオープンさせたという白井が挨拶に来るというコントを披露。少し変わったプレゼントや、不思議な遊びを繰り広げる様子に会場から笑いが起こります。最後の漫才では「ジャングルで生存率を上げるため、木の上に寝床を作る方法」を披露しました。

コーナー「ようこそ沖縄へ」では、本土では馴染みのない3つの沖縄ならではの物から、何かわからない白井が一つ選び体験してみるコーナーがスタート。
最初のお題は①るーとびあ～、②るーとびあ～Ⅱ、③こーれーぐーす～(泡盛に漬けた島唐辛子)の3つ。「これ、おいしいの？」と不安気な様子で、るーとびあ～Ⅱを選んだ白井に会場からは「えー」と不満そうな声が。悩みぬいた末、こーれーぐーす～に決定。ショットグラスに入って出てきたこーれーぐーす～を見て「この量で出てくるやつは絶対やばいやつ」と不安な様子。周りに促され、一気に飲み干すと会場からは悲鳴が響き「うわー」と絶叫する白井。「これ、食堂とかに置いてある唐辛子のやつだ」と慌てて水を飲みながらあたふたする白井に「しんちゃん、ようこそ沖縄へ」と決め顔の里。「沖縄そばでも2、3滴しかいれない」という里から告げられた事実に「50杯分ぐらいやん」と驚愕した様子でした。



続いては、①たんなーふぁーくるー、②いちゃがりがり、③とーふよーの3つ。1発目の強烈さから不安が高まり「お客さんも信じてない」と疑心暗鬼な白井のために助っ人としてスリムクラブが登場。会場からも驚きの声が上がります。スリムクラブの2人からヒントを出してもらうというもの。

早速、①たんなーふぁーくるーのヒントを求められたスリムクラブ・内間は「茶色」とアバウトすぎる一言。これには会場も爆笑し、白井は「絶対うんこやん！」と一層不安が高まった様子。さらに、②いちゃがりがりは「軽い」と曖昧なヒントを出したかと思うと里の耳元で「いちゃがりがりって何？」とまさかの一言に一同も大爆笑。周りからも「助っ人ですよね？」と総ツッコミを食らうはめに。③のとーふよーは「王様の食べ物」と周りからも納得のヒント。「本当？」と半ば疑いながらも、とーふよーを選んだ白井。スタッフが運んできた皿には3つのとーふよーが盛られており、急遽スリムクラブの2人も食べることに。3人揃って一口で食べるも強烈な味に悶え出す3人。スリムクラブ・真栄田は「本当は酒の肴としてちびちび食べるやつ。エネルギーがすごい。これ軽自動車に入れると走るよ」と笑いを誘います。



最後は①ソテツ、②ばんしるー、③んみくじむーちーの中から1つ選び、白井がキスすることに。さらに、箱に入っている状態で白井が手を入れ触ることができる特別ルールを用意。不安そうに「生きてるの？」と触る前から怯える白井に「こんな元気なのは初めて見た」と不安を煽る一同。意を決して箱に手を入れたかと思うと「うわー。虫！？虫なら無理。芸人やめる」と追い込まれた様子に会場からも笑いが起こります。



その後も叫び声をあげながら3つ全部の箱を試し悩んだ末に、んみくじむーちーを選んだ白井ですが、全ての箱の中身を見ると拍子抜けしてしまった様子。目をつぶって真栄田が持つんむくじむーちーとキスすることになります。白井が目をつぶるとすかさず内間が前に出てきてそのままキスを贈ります。



会場からは悲鳴交じりの笑いが響き、ゆっくり目を開けた白井は驚きながら「内間さん、そういえばヒゲ生えていましたよね」と笑いながらコメント。「しんちゃん、ようこそ沖縄へ」と里がお決まりの一言で笑いを起こしコーナーを締めました。
エンディングでは、前説を担当した初恋クロマニヨンも登場し、会場のお客さんもみんなで記念撮影をします。
「今日は来てくれてありがとうございました」と感謝する大自然の二人に、真栄田は「大阪で今本当にきてる芸人。これから売れますよ」と期待を込めたエールを送り、拍手が響く中大自然の単独ライブ「ヤシの木の下はアタクーが落ちてくる」は幕を閉じました。