よしもとNSC学園祭レポート vol.3「YCC現役生プレゼンツ 紅白お笑い大運動会」
10月8日(土)、YES THEATERで行われた「よしもとNSC学園祭2016」。このイベントは、NSCの現役生から卒業生まで出演するお笑いライブで、そのほか生ラジオ、オープンスクールなど各ブースで様々な催しが開催されました。運営はスタッフ・作家の養成校「YCC(よしもとクリエイティブカレッジ)」が務めます。
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お笑いライブの3公演目は「YCC現役生プレゼンツ 紅白お笑い大運動会」。YCCとはエンタメ業界で働くスタッフ、ディレクター、構成作家などを育てる養成校のこと。
今回のライブはYCC現役生によって企画されました。
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出演は藤崎マーケット、祇園、プリマ旦那、ZAZY。運動会らしく紅白でチームに別れます。
赤チームは田崎・野村・木﨑、白チームはトキ・櫻井・ZAZYとなり、さまざまなゲームで対決しました。
回答順を決めるじゃんけん一つでボケ倒すなど、ハイテンションで幕があけます。
1つ目のゲームは藤崎マーケットの真骨頂でもある、おるおる対決からスタート。「バイト」というお題では、「シフト休みなのにプライベートでくるやつおる」「クリスマスも大晦日も入ってくれるめっちゃいいやつおる」など観客の共感を呼び、序盤から盛り上がります。藤崎マーケットが「おるおるは我らのステージ」とばかりにコーナーの主導権を握ります。
2つ目のゲームは、ステージと客席をめいっぱい使った「だるまさんがころんだ対決」。MC河野の無茶ぶり指令をクリアしながら、客席後ろからステージを目指します。「自分の好きなところを発表した」の無茶ぶりに、田崎は「目!!」と絶叫。あまりの眼力に、近くにいた観客は目をそらします。またナルシストキャラでおなじみの木﨑は「観客席に降りるとお客さんにもみくちゃにされてしまう」と心配していましたが、もみくちゃどころか歓声すら起きない始末。しかし「振り返ってかっこいい3文字」のお題に「木﨑」と答えた場面では、待ってましたとばかりに会場が湧き上がりました。
3つ目は「~っぽいお客さん」を会場から連れてくるというゲーム。「キラキラネームっぽい子をつれてくる」のお題で赤チームが連れてきたのは、スタイル抜群の16歳の女性。あまりのモデル体型に思わず河野が名前を聞こうとする場面も。赤チームが予想する名前は瑠久亜と書いてルクアちゃん。実際の名前もキラキラ感があったため、赤チームの勝利となりました。
なおこの女性は、ZAZYを間近で見たくてイベントに来たとのこと。それを聞いたZAZYが女性にゆっくりと近づく様は恐怖でした。
次のゲームは芸人らしい体を張った企画。写真で一言と鼻フック対決が合体したもの。ここで体を張るのはZAZYと木﨑。鼻フックの後ろにはカゴが備えられており、お題をクリアしたチームが相手チームのカゴにペットボトルが放り込めるという内容。
途中でZAZYの鼻フックを補強しに来たYCC現役生がいじられる一幕も。
かごの中のペットボトルが増えるにつれ、重みで口が開き、舌をペロペロするZAZY。ペットボトルが5本を超える頃には、コメントできず唸るだけとなってしまいました。一方、相手チームの木﨑も、まさに「鼻がめくり上がる」状態に。しかし両者耐えに耐え、限界を迎えるかというその瞬間、ZAZYの鼻フックがはじけ飛びます。あまりの過酷さに鼻フックだけでなく普段のキャラクターも吹っ飛んでしまい、素のZAZYが現れました。
最終ゲームは大縄跳びを使った対決で3人が協力して大喜利に答えるというもの。このゲームは意外と体力を使う事が判明。ゲームが続くにつれ、出演者はへろへろになっていき、3つ目のお題「縁起の悪い初夢3つは?」の頃には回答者全員が息も絶え絶えになっていました。ちなみに回答は「コーヒー、紅茶、アルフォート」でした。
すべてのゲームが終了し、勝利したのは赤チーム(田崎・木﨑・野村)。
負けた白チーム(トキ・櫻井・ZAZY)は、赤チームがその場で考えた罰ゲームを受けてもらいます。
内容は「ドラゴンボールのナレーターとフリーザと孫悟空が出てくる即興芝居」。孫悟空扮するトキが「勘弁してくれ!」と絶叫し、即興芝居は締めくくられ、紅白お笑い大運動会は幕を閉じました。
今回のお笑い企画を担当したYCC(よしもとクリエイティブカレッジ)では来年2017年度の生徒募集中です!詳しくはホームページをご覧ください。