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2016年10月22日 (土)

5年ぶりの単独ライブ、しかも初のなんばグランド花月公演! "海原やすよ ともこFES"で盛り上がった、二人だけの『YASUTOMO live 2016』

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10月21日、海原やすよ ともこが5年ぶり、そして自身初のなんばグランド花月単独ライブ『YASUTOMO live 2016』を開催しました。

劇場に一歩足を踏み入れると、そこはまさに"やすともフェス"。場内をアテンドするスタッフはオリジナルの特製Tシャツを着用、入場者全員にRodeoCrownsとのコラボグッズであるハンドタオルプレゼント、ロビーでは単独ライブのために作られた同じくRodeoCrownsとのコラボグッズショップに、単独ライブ内のコーナー用にお客様からやすともへの質問受付エリアなど、開演前からにぎわっていました。

そして19時半、なんばグランド花月の幕が開きました。舞台のジャンボスクリーンに映るのはポスター撮影など単独ライブのメイキングシーン。カメラマンのCOWCOW善しの姿もありました。オープニングVTRが終わると、ステージの全貌が明らかに。モノトーンでまとめられた舞台美術で、そのかっこよさに歓声が上がりました。また、ジャンボスクリーンに映し出される「YASUTOMO」の文字も舞台美術と同じトーンで、相当なこだわりが感じられました。

まずは漫才からスタート。舞台に颯爽とやすともが登場しました。衣裳は二人とも真っ赤なワンピース。その艶やかさに一瞬で目が奪われ、客席から大きな声援が飛び交いました。『YASUTOMO live 2016』で披露される漫才はオール新ネタです。姉妹ならではの息の合った漫才で沸かせました。

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ブリッジVTRでは、やすともへのメッセージ映像のご紹介。東野幸治、博多華丸・大吉、中川家のお祝いコメントが紹介されました。

続いての漫才では、二人はブルーのワンピースで登場。会場には若い女性のお客様も多く、「かわいい!!」という声があちこちから上がりました。子どもの頃の遊びがテーマの漫才では、懐かしいキーワードが幾つも飛び出し、やすともと同世代らしきお客様の共感を呼んでいました。

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2本目のお祝いコメントでは、ブラックマヨネーズ、友近、テンダラーからメッセージが寄せられました。二人をよく知る3組。懐かしい話題や知られざる二人の素顔なども語っていました。

やすともがお客様からの質問に何でも答える「タブー一切なし!お客さんアンケートのコーナー」へ。お客様には開演前にスケッチブックに質問を書いてもらい、顔出しOKの方は胸元にスケッチブックを掲げ、NGに方はお顔をスケッチブックで隠してスタッフが写真撮影。その画像からランダムにやすともがチョイスし、選ばれたお客様の質問に答えました。が、答える前にやすよからリクエストが。それは「みんなと記念写真を撮りたい」。そこで舞台上で会場全体を入れて記念撮影することに。"やすともポーズ"と"虫歯ポーズ"で撮影しました。なお、この"虫歯ポーズ"というのは、やすよが「口を開けた状態で頭を叩いたとき、その振動で痛い歯は虫歯や」と主張していたことで生まれたポーズでした。

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質問コーナーでは、お客様と直接、会話をしながら答える場面もあり、ステージと客席の距離がぐっと縮まりました。中にはみんなが気になっていた質問もあり、「そうそう! 私も思ってた!」という声があちこちから上がっていました。二人にとって究極の選択とも言える質問も届き、なかなか答えられない場面も。また、お客様はもとより、お祝いコメントを寄せた芸人からも質問が届き、率直に答えるやすとも。時に過激な発言に、かん口令が敷かれ、質問とその答えは、やすともと会場に集ったお客様だけのものになりました。

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最後のお祝いコメントは、今田耕司、ダイアン、COWCOWからのメッセージでした!

『YASUTOMO live 2016』もいよいよクライマックス。3本目の新ネタ漫才は二人とも白と黒のモノトーンの衣裳で登場。舞台美術に合わせたコーディネートは、またまた女性からの「かわいい!」の嵐。なお、衣裳はすべてオリジナル、この日のために作られたものでした。漫才は、二人の十八番ともいえる"大阪の女性の生態"のお母さん版。多くの共感を呼び、絶えず爆笑が起こりました。

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エンディングでは、オープニングでも流れた『YASUTOMO live 2016』メイキング映像に加えて、開場からの様子も放映。たった今、繰り広げられていた光景が早くも映像になって届けられました。その中には、舞台上で写した記念撮影のシーンもありました。

衣装を着がえて出てきた二人。ともこはお気に入りだというウォーボンネットをかぶって登場。そして「なんばグランド花月(での単独ライブ)は怖かった」と一言。ですが、そんな不安をよそにチケットは即完売。やすよによれば、NGKで開かれた単独ライブの中で、歴代4位の速さで完売となったとか。会場から大きな拍手が起こりました。

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海原やすよ ともこの二人だけで行った単独ライブ、二人ともすがすがしい表情を浮かべていたのが印象的でした。そして「急に決まって、裏方で働いてくれたスタッフに拍手を。何より一番はお客様。お客様に拍手を」を称えるともこ。「まだまだこれからもがんばりますので、やすともをしっかり育ててもらいたい」とお客様に向けてご挨拶もありました。最後は声を大にして「関西から漫才師をなくさないようにします。漫才師を育ててもらいたいです!」とメッセージを込めたやすよ ともこ。大きな拍手に包まれて、幕を閉じました。

【海原やすよ ともこ】