よしもとニュースセンター

日本をよくするための"法案"を、街頭インタビューで街の人から聞き、それらの提案についてバナナマンとブラックマヨネーズの4人が議論を重ねるトークバラエティ、『バナナブラマヨの新しい法律を作る会』。納得の法案から超身勝手な法案まで、さまざまな法案について議論し、４人が独断と偏見で"ベスト・オブ・法案"を決定します。また、"美味すぎて罪!"な食べ物を紹介する「美味すぎて罪なヤツ!有罪メシ」というコーナーもあり、試食も交えてその美味しさが有罪か無罪かを決定します。

10月29日（土）に第１回が放送され、その後12月３日（土）に第２回が放送された後は、月１回のオンエアを予定している『バナナブラマヨの新しい法律を作る会』。番組収録後の２組に、ミニインタビューを行いました。

ーー収録後の率直な感想をお聞かせください。

設楽　特番の時も思ったんですけど、もっともっとしゃべりたいです。番組としてはすごくシンプルな構造だけど、街の人の声も面白いし、それについてただしゃべってるだけで時間が過ぎていくって最高の状況ですね。楽しい！

吉田　そうですね、僕に至っては楽しい上にこの（収録）スタジオから家が近いっていうのも......。

小杉　それも最高やなぁ。僕は、街の人が抱いてる不満というか、求めてる法律っていうのが聞いてみなわからへんようなことばっかりやったんで、街の人の声をもっと聞いてみたいなと思いましたね。

日村　（大阪弁のイントネーションで）やっぱ、わてらバナナマンからしても、ブラックマヨネーズと一緒に大阪でやれるっていうんは......。

小杉　そんなトーンでやらんでええよ。日村さん、関西ローカルやからって無理な関西弁しゃべらんでいいんです（笑）！

日村　ほんばにねぇ......（となぜか板東英二のモノマネをしだす）。

小杉　なんで板東さんのモノマネやねん（笑）！

日村　嬉しいですよ、そりゃブラマヨとやれるのはやっぱ嬉しいです。

小杉　そんなん、僕らもバナナマンさんとやらせてもらえるのは最高に嬉しいですから。お忙しいはずやのによくやってもらえてるなって思いますし。

設楽　いえいえ、ヒマで。

小杉　そんなことないと思うんですけど。設楽さん、忙しすぎるのか、このスタジオに移動するとき螺旋階段で降りるんですけど、さっきオレを突き落とそうとしたんで。あの冗談は人が死ぬ可能性があるから、設楽さんもちょっと休んだ方がいいんちゃいますかね。

設楽　（気にせず飄々と）螺旋階段、珍しいよね。

小杉　はい。......だからって人としてダメでしょ！

設楽　なんか、小杉さんがいるとイジリたくなっちゃう。本番でもそうですよね。（小杉さんと言おうとして言い間違えてしまい）小杉たん......"小杉たん"って呼んでるんですけど（笑）。

小杉　呼んでませんよ（笑）。噛んだんでしょ！　

設楽　小杉さんはなんかちょこちょこイジりたくなっちゃうっていうか。吉田さんは吉田さんで意見を言ってきて、政治じゃないけど意見の交換っていうのが楽しかったですよね。普通の番組で会っても楽しいんだけど、なんか、若手がライブの楽屋で話してるみたいな。

小杉　あぁ～。ほんまそうですね。

設楽　別に答えなんかないんだけど、自分の考えを言うと何か返ってきて、それでまた「○○だ～！」とか言ってワーッて笑う、みたいな。なんかそういう楽しさがある。

吉田　そうですね。なんか言うて、それにもうひとつ味付けして返してくれて、みたいな。で、やってくうちにほんまにいい法案ができそうですよね。

日村　それがいちばんいいよね。ホントに素敵なのができたらね。

設楽　なんか、ライブの打ち合わせみたいな感覚もちょっとあるよね。ネタ作ってるみたいな。どんどんここで転がって広がって......。



と、ここで１回目の「美味すぎて罪なヤツ！　有罪メシ」のコーナーで設楽さんが紹介したナガノパープルという品種の高級ブドウが再度スタジオに登場し、全員が注目します。

全員　（ブドウを見て）おっ!!

小杉　（ブドウの減り具合を見て）ものすご誰かに食われてるやん（笑）。

日村　減ってる（笑）！　オレまだ食ってないのに～。

設楽　これ僕が美味すぎるってことで紹介させてもらったんです。1房3000～5000円ぐらいしちゃうんだけど、すごくおいしくて......（と、記者に説明してくれる）。

吉田　かといって、番組のことよりナガノパープルのことを多めに（記事に）書くのだけはやめてくださいね。

全員　（爆笑）。

吉田　でも、めちゃくちゃうまかったですね～。

日村　（設楽が吉田、小杉にナガノパープルを配り、日村以外の全員が食べ出すのを見て）え!?　オレでしょ!?　食べるの。

設楽　さっきも日村さんだけ食べてないんだよね。

日村　（結局食べれず）でも、このコーナーいいよね。みんなで法案考えて、最後にスッと１コーナー、メシのコーナーがあるのって。なんかオシャレだよね。オレ、そういう番組にしたかったの。

小杉　そういう番組（笑）!?

日村　なんか、スッと最後だけ１コーナーある番組。いいじゃん！　そういうの。憧れるもん。いろんなコーナーあるじゃん、最近の番組って、ゴチャゴチャさぁ。それはそれでいいけど、これ、いいじゃん。

小杉　（爆笑）。

吉田　『俺たちひょうきん族』の懺悔のコーナーみたいな？

日村　そうそうそうそう!!　最後にスッと締まる感じ？　これ好き。

吉田　そうですね。だから全ての要素が入ってる番組ですね。オモロいのから美味いのから。

ーーこの場で、記者に対して４人が法律を作るとしたらどんな法律を作りますか？

吉田　（しばらく考えて）......もし、日本国民の方により伝えるべきニュースがあるときは、全然これ（番組紹介の記事）は削ってもらっても大丈夫です。

全員　（爆笑）。

小杉　どんな法案出してんねん！　何があっても載せてもらわんと。

設楽　ちょっと書き出しを大げさに書いてほしい。「あの２組が!!」とか、「記者の我々も爆笑で!!」とか。なんかちょっとド頭ウソついてほしいというか......（笑）。

小杉　ド頭ウソついてほしい法案（笑）。

吉田　「ロバート・デ・ニーロかアル・パチーノかのような......」

全員　（爆笑）。

日村　「全米が泣いた！」的なの、ほしいよね！（少し考えて）......「関西が、泣いた」？

全員　（爆笑）。

小杉　急にちっちゃなった（笑）。そうですね、まぁ、こういう取材中なんですけど、「ウソでもいいからペン動かしてほしい法案」。あんまり引っかかってへんときは全然ペンが動いてないんで。

設楽　「こいつらの面白さ、有罪！」......って、ちょっとダサいね（笑）。

全員　（爆笑）。

設楽　でも、「この芸人、有罪！」っていうと、ちょっと話変わってくるか。

吉田　ほんまもんが何人かいますもんね。

ーーそれぞれ考えを遠慮なくぶつけあってるなと思ったんですけど、みんなの考えを聞いて、やっぱこの人変わってるなとか思ったりしましたか？

設楽　あ～、でもこれやってるとわかってくるよね。たぶんいっちばんヤバいの日村さんだと思う。

日村　そうかなぁ。いや、でも今日はね、あったね。軽く超えたときが。あの、一瞬ね、時間的なものを忘れちゃうときがあるんだよね、楽しくなっちゃって。

小杉　なんか、人当たりよさそうな分よけいに怖いというか。「口の中が見たくなる」とかワケわからんこと言い出して......。あのときは、さっきまで一緒に笑ってたのに怖なってくるっていうか。

設楽 「あれ、この人だけ違う道を全力疾走してた」みたいなね。「隣を走ってたと思ってたのに」みたいな。

小杉　それがちょっと怖かったりしますね～。

吉田　オネエが言いそうな言葉が出てくるのも異常に早かったですもんね、さっき。

全員　（爆笑）。

日村　「どっこいしょ！」って（笑）？

設楽　（笑）。確かに。

吉田　日村さんの狂気性......。

日村　でも、絶対もっとみんなも出てくるんですよ。ね？　それがいいと思います。

４人がいろんなことを言いたい放題の番組でもある『バナナブラマヨの新しい法律を作る会』。初回は「忍者だからって手裏剣を投げるモノだと思うなよ法案」や「焼肉はプロに切らせろ法案」、その他山里亮太やカズレーザーが切実&爆笑法案を提案しますので、お楽しみに！



【ブラックマヨネーズ】