レイザーラモンRG、ハブサービス、ガリットチュウ熊谷のライブ「RG VS ハブ ジャッジ熊谷~閉館する聖地シアターDに感謝を込めて緊急対戦! さよならのかわりに~」が、今秋閉館する東京・渋谷シアターDにて開催されました。
2008年にスタートした同ライブでは、底なしの芸人力を発揮する2人が何十個もの究極のお題で対決。勝敗の判定が難しい彼らの対決に熊谷が名ジャッジを下すという、唯一無二の内容となっています。
これまでほとんどの対決はシアターDにて行われており、その広さ、席数、照明など、雰囲気が見事にマッチ。数々の伝説対決が生まれたため、3人同ライブのファンにとって、シアターDは聖地となっていました。
そこで、シアターD閉館を惜しむ3人は、ここで最後となる戦いをすることに。「さよならのかわりに」、全力で戦うことを選びました。
同ライブ最初の対決だった「2008年、伝説はここから始まった!おもしろホップステップジャンプ対決」でスタートを切ると、「キレのある競歩対決」「サイレント1メートル走」と懐かしいお題が続々登場。
「くま子、結婚おめでとう!友人のスピーチ対決」では、RG子とハブ子が友人代表になりきり、くま子の思い出を即興で語りながら2人で笑ったり泣いたり。
「客席を城下町に見立てて、熊谷バカ殿にいい女を紹介する対決」では3人で客席をウロウロしながら観客をイジるなど、会場は爆笑が絶えません。
また、シアターDの閉館を惜しみ、多くの芸人たちからはなむけのお題が到着。オモロー山下からの「一言でくま子おとす対決」、ライスからの「ひよこ100匹に囲まれながら、食レポ対決」ほか、ニブンノゴ!・リーダー、サバンナ高橋、今田耕司、トレンディエンジェル、ピース又吉、さらに放送作家の鈴木おさむ氏と、錚々たる面子が考えたお題に、2人の戦いもこれまで以上に熱を帯びます。
その後も「パーフェクトヒューマンのサビ言うの我慢する対決」「ビートたけしになりきり、お客さんに軍団名つける対決」「折れたら負けよ。俺がルーだ!俺もルーだ!対決」「ミステリアスガール対決」と、珠玉のお題で観客を沸かせる2人。
そして最後は「シアターD卒業式対決」「ラストマッチ・2010年、シアターDを破壊した世紀の一戦!伝説のバイク対決」で、シアターDで行われれるすべての対決が終了となりました。
聖地最後の決戦の勝敗は、なんと「10対10、ドロー30」。熊谷が「勝者、シアターD!」と宣言すると、観客からは大歓声が。この結果にRGとハブも納得の表情。
「さよならは言いません。これからもシアターDの精神を引き継ぎやっていきます。一歩一歩踏みしめてお帰りください」という熊谷の言葉に再度大きな拍手が沸き起こり、同ライブの幕が閉じました。
これまでの感謝の気持ちを込めて、数々の名試合を見せたRGとハブ。果たしてこの先、2人の対決はどうなるのか。次回開催をお楽しみに。
【レイザーラモンRG】【ハブサービス】【ガリットチュウ熊谷】