超満員のZepp Tokyoで彩り豊かな17曲を熱唱! 『山本彩LIVE TOUR 2016~Rainbow~』レポート
11月8日(火)、東京・Zepp Tokyoにて、『山本彩LIVE TOUR 2016~Rainbow~』の東京公演が行われました。
10月26日(水)に発売された山本彩の1stソロアルバム『Rainbow』を引っさげ、11月2日(水)のZepp Nagoya(名古屋)を皮切りに、東京、札幌、難波と各Zeppを周る今回のツアー。
「東京ー!」という掛け声とともに開演すると、5名のバックバンドを従えて登場した山本は、自身もギターを弾きながら、一曲目の『ヒトコト』を披露し、満員に膨れ上がった2700人ものオーディエンスをいきなりノリノリにさせます。
ライブは2時間以上に渡り、モニターに足をかけ、ゴリゴリのロック調で煽ったかと思えば、しっとりとしたバラード、時にはぬくもりの伝わるアコースティック調まで、彩り豊かな全17曲で魅了。
無線によって光がコントロールされるグッズ「ウェアバンド」や紙飛行機が舞う演出でも、楽しませました。
MCでは、2日前に発熱したことを明かすも、「めちゃくちゃ元気です!」と全快をアピール。
また、バンドメンバー紹介では、グループLINE上で「ロン毛担当」「ポスター担当」といったニックネームが飛び交っているそうで、山本は「しゃくれ担当の山本彩です。ギターのくぼみに、あごがピッタリはまるんです(笑)」と自己紹介して、笑いを誘います。
アルバム収録の恋愛ソング『雪恋』について語るシーンでは、「男性の方が失恋の整理がつかない」といった恋愛観を明かし、曲には「失恋の傷を癒せたら」といった思いが込められているとか。
終盤に差し掛かると、アルバム以外からNMB48の『僕らのユリイカ』がセットリスト入りし、イントロが流れた瞬間「うぉー!」とファンが歓声が起きるなど、大盛り上がりとなります。
「さやか!」の掛け声が鳴り止まなかったアンコールでは、ツアーTシャツ姿で登場し、NMB48の『初めての星』、AKB48の『365日の紙飛行機』を立て続けに披露。
続くMCでは、今年は、自身が作詞作曲した6曲を含むアルバム『Rainbow』をリリースし、ツアーも行い、昔から憧れていたシンガーソングライターとしての夢が2つ叶ったことに喜びを噛み締めつつ、「聞いてくださる方がいて成り立つことなので、ありがとうございます」と感謝を伝えます。
さらに、表題曲『レインボーローズ』の歌詞を引用し、「レインボーローズの花言葉は、無限の可能性です。私自身もその花言葉のように突き進んでいきたいと思います。みなさんのやりたいこと、目標に突き進んでいけるような活力になれるように突き進みますので、これからも山本彩をよろしくお願いします!」とメッセージ。
すると、再び「さやか」コールが巻き起こり、感極まった山本はお礼の投げキッスを送りました。
ラストの『メロディ』では、手を左右に振り、観客との一体感は最高潮へ。
客席の隅々まで目線を送り、改めて感謝を伝えた山本は、充実した表情でライブを締めくくりました。
今後のツアー、グッズ、アルバム『Rainbow』などの詳細は、公式サイトでご確認ください。
Vocal&Guitar/山本彩
Keyboards&Guitar/小名川高弘
Guitar/草刈浩司
Drums/SATOKO(FUZZY CONTROL)
Bass/奥野翔太(WEAVER)
Vn/Ayasa