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2016年11月17日 (木)

ロバート・秋山、宇宙飛行士になりきり宇宙旅行を語る!! ナショナル ジオグラフィック『マーズ 火星移住計画』放送開始記念PRイベント

11月17日(木)、東京・宇宙ミュージアム『TeNQ』にて、「ナショナル ジオグラフィック『マーズ 火星移住計画』放送開始記念PRイベント」が開催され、ロバート・秋山竜次が宇宙飛行士の"草野伸也"に扮し、東京大学総合研究博物館・宮本英昭准教授とともに登壇しました。
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今月15日より放送されている、スカパー!のドキュメンタリー専門チャンネル「ナショナル ジオグラフィック」の『マーズ 火星移住計画』は、西暦2033年を舞台に、人類初の火星有人ミッションに挑む6人の宇宙飛行士たちが、火星での過酷なミッションを通じて繰り広げる壮大なドラマパートと、現代の宇宙科学の開発現場を捉えた最高レベルのドキュメンタリーが融合した、今までにないドキュメンタリードラマ作品となっています。

今回、本作の日本での放送決定を記念し、フリーペーパー「honto+」の大人気連載であるロバート・秋山竜次による「クリエイターズ・ファイル」とのコラボが実現。秋山が新キャラ・現役宇宙飛行士の草野伸也(くさの・しんや)になりきって登壇し、火星旅行の思い出を語りました。
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まずは宮本氏が番組について「臨場感があって素晴らしい」と絶賛した後、草野さんが登場。去年、有給を使って10日間火星に行ったという草野さんですが、休みは10日しかなかったため、ひとりだけ先に帰ったんだそう。そのときのことを「帰りは意外と早かったですね」と振り返り、取材陣を笑わせます。ちなみに、「ダクト清掃の仕事とかもやってるんで、まとまった休みを作るのが難しかった」と話す草野さんは、ダクト清掃をしているときに「このダクトが宇宙までつながんないかな~」と思ったんだそう。
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「宇宙旅行の必需品は?」と聞かれると、「もちろん、遊びで行ってるわけではないし、色々な調査......たとえば、腰かけやすい段差なんかを探したりしていて、なかなか食事の時間も満足にとれないので、おにぎりとかサンドイッチとか、一口でパクッと食べられるものが重宝しましたね」と話したあと、火星で食べ残したというサンドイッチを宇宙服のポケットからおもむろに取り出し、カメラの前で食べて見せるというパフォーマンスを披露します。
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宮本氏が「150分の1気圧のところで食べたなんてすごいですね」と感心すると、草野さんは「そうですね。だからちょっと岩の陰とか気圧が大丈夫そうなところを選んで食べてました」と火星での食事を回想します。さらに宮本氏が「マイナス60度ぐらいだったと思うんですけど、大丈夫でしたか?」と追い打ちをかけますが、草野は「そうですね。だから結構シャリシャリしてましたよ」と平然とした表情で答え、宮本氏を爆笑させていました。
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今まで行った惑星の中で火星がいちばん住みやすいと話す草野さん。通常は火星に行くのに7~8カ月かかるところを、10日という驚異のスピードで行って帰ってきた草野さんは「ワールド・スペース・クラブ(通称WSC)」という団体に所属しているんだとか。「NASAさんとはライバル関係にある」と話すWSCでの普段の活動内容を聞かれると、「宇宙を望遠鏡でのぞいたり、絵を描いたり......」と、ずいぶんとぼんやりした活動内容を明かす草野さん。
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火星の魅力について聞かれると、「地球に近いし、オブジェのようでもある。いろんなところに行ったけど、またここの空気を吸いたいなぁと思ったのは火星だけですね」と話します。とはいえ「結構ポップに行くのは木星」だそうで、「正月は木星か軽井沢ですね」と明かしていました。
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他にも「紙でできた紙星」や「プラスチックでできたプラ星」などに行ったことがあるという草野さんの話を聞いた宮本氏が「本当に草野さんのおっしゃる通り、宇宙には変わった星がたくさんあるんです。たとえば、メタンの海がある星とか、ガスだけの天体だとか......。もちろん人類は行ったことないですけど」と話すと、「人が行った星って100以下ですか?」と尋ねる草野さん。宮本氏が「月だけですね」と冷静に答えると、「じゃあ、(いろんな星に行ったことがあるのは)ワールドスペースクラブだけなんですね~」と感心したように話します。
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さらに「火星に生物はいると思いますか?」と聞かれると「はっきり言い切ることは難しいけど、なんだか『(火星人)ぽいなぁ......』みたいなのとはすれ違いました。やたらと会釈してくるやつもいるし、『ロータリーはどこですか?』って気安く聞いてこられたり」と体験談を語ります。ちなみに、見た目は「アメフトをやってたかのような、スポーツマンみたいな感じ」で、言語は「英語っぽい」んだとか。移住について聞かれると、「住むとなるとまたねぇ......。でも、できれば年の3分の1くらいは向こうに住みたいなっていうのはあります。ただ、もう木星にコテージ建てちゃったんで......飽きたらですね」と、将来の火星移住についても思いを馳せていました。
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フォトセッション時には、カメラマンに「あれ? 木星でお会いしましたよね?」などと話しかけ、最後まで草野さんになりきっていた秋山に、大きな笑いが起こっていました。

このインタビューの模様は、12月1日発行のフリーペーパー『honto+』に掲載されるほか、「クリエイターズ・ファイル」のYouTubeチャンネルでも公開されます。
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【ロバート】【秋山竜次】

『マーズ 火星移住計画』

スカパー!ナショナル ジオグラフィック
毎週火曜よる9時〜ほか 放送中