エンディングは揃いの衣装でお祝い! くまだまさし芸能生活20周年記念公演「今宵もくまだまさし大パーティー 大阪公演」
11月15日(火)、なんばグランド花月にて今年で芸能生活20周年を迎えたくまだまさしの記念公演「今宵もくまだまさし大パーティー 大阪公演」が行われました。くまだのお祝いイベントとあって、たくさんの芸人も出席しました。
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開演時間になり場内が暗転するとスクリーンに映し出されたのは、広大な宇宙に浮かぶ地球。映画『未知との遭遇』テーマ曲が重々しく流れる中、「くまだまさし」の名を冠した宇宙船が登場。徐々に地球へと近づいていきます。果たして船から何が飛び出す夜となるのか!?
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MCとして「くまだと同期」のタケトが登場。「くまださんは拍手と歓声が大好きです!」と、今宵の主役を迎える前に集まったみなさんで拍手&「フゥ〜」の声出し練習を重ねます。興奮してハンカチなどを回す練習もした上でタケトは、「くまださん、意外と2枚目と自分で思ってますから『かっこいいー』とか。あと頭が光っているのに対して『まぶしー』というのも言いましょう」とレパートリーを増やしていきます。成果を十分に確認し「出てきたら拍手と歓声が止まない」逆ドッキリを仕掛けようと呼びかけ、タケトはくまだとバトンタッチ。いよいよ"大パーティー"がはじまります。
待ってましたとばかりに、客席からは拍手と歓声の大嵐が! これにはくまだも「やりづらいでございます」「OKでございます」と、おずおずとステージへ。サングラスを上げ下げしながら感謝を表し、「まだまだ若手の20年目。くまだまさしでございます!」と挨拶しました。のっけからプレゼントタイムを開始。希望者を募り、最も挙手の早かった男性に「わたくしのポスター!」とアンニュイなくまだ度アップのポスターをプレゼントし、「(過去イベントであげた際)なんばの駅に貼られていたことが。持って帰ってくださいよ!」と念押し。景気付けに、盛り上げ和太鼓のネタに入ります。バチを構えて叩けばブルマが上がって、お尻がぷりん。くまだの代名詞的なネタにお客さんも大笑いで、「このネタがこんなにウケたのはじめてです」と気分も上々です。さらに鼻風船+鼻リコーダーネタで客席をにぎわします。
最初にお祝い代わりにネタを披露したのは、プラス・マイナス。兼光がオール阪神巨人・巨人のモノマネで客席の心を掴むと、岩部が得意な野球をネタに笑いを取ります。
次にハイキングウォーキングが「スーパーイリュージョン」な出し物を連発。2人でSサイズのTシャツを着用、縄跳びを飛んで見せると感嘆の声が上がります。松田のおぼつかないバランスボール芸、Q太郎のコーラ一気飲みで環状線駅名読み上げも披露しました。
つづいて"くまスプロージョン"なる、くまだまさしとエグスプロージョンのコラボネタに移ります。おなじみ「本能寺の変」ダンスでエグスプロージョンが女性ファンの視線をガッチリ掴む片隅で、こっそり覗き見るくまだ。「一緒に踊りたい」と学ラン着用で飛び込みます。ただし下半身はくまだの制服"ブルマ"のため、手を上げて踊ればお尻がぷりんぷりん。期待通りの流れに客席からはくすくす笑い。踊り終えると、今度はくまだが「宴会芸できるのか?」とエグスプロージョンを挑発。まちゃあきはメガネを投げ捨てくまだをドギマギさせると、サングラス上げ下げ芸とアドリブで鼻風船+鼻リコーダー、おばらはキラキラ眼になる双眼鏡ネタを完遂しました。
かわって現れたのは、スーパーマラドーナ。田中がエレベーターに閉じ込められたエピソードを語り出し、武智がツッコンでいきます。田中が女性と2人きりと思いきや実は3人で、キリッと傍観者然としていたというオチ。意外性を突かれたお客さんは大爆笑していました。
「中年男性でブルマ履いて許されるのは、彼ぐらいですよね」と、くまだを讃えるのはテンダラー・浜本。街頭スカウト、機内サービスのネタを小気味良いテンポで、相方の白川と漫才を繰り広げていきます。
「周年やなかったら(イベントに出てない)......16時には帰れたのに。この時間は大体寝ている」とボヤきながら村上ショージが舞台に。お祝いの席とあって「しょーもない小学生みたいなギャグをやっている場合じゃない!」と自身に喝を入れながら、イベントを盛り立てようと意気込みます。けれど「階段を3段飛びして傷めた膝」が原因で、面白さを存分に発揮できないとお詫び。持ち時間たっぷりなのに腕時計を見て帰りたがり「どうしますか?」と客席に問い掛け、「キャリア40年のすべてを出し切りました」とギブアップしかけます。大ベテランのマイペースさにすっかり引き込まれた客席からは、終始笑いが絶えません。紙切り漫談、バルーンアートにもチャレンジしますが失敗。「イタタタッ」と膝を押さえ「体に気をつけて」と去るショージを、お客さんは大爆笑で送り出しました。
大トリは、くまだまさし&もりやすバンバンビガロの"くまだバンバン"が飾ります。お祝いムードを高めようともりやすは、ジャグリングしながらりんごを食べる得意技で盛り上げます。おめでたいネタ返しとしてくまだは、お尻に挟んだお祝いクラッカーを鳴らします。するともりやすは、飛び散った金テープをかき集めて中から白鳩を出すおめでたいネタで返す、といった具合にネタの応酬。「2人で力を合わせて、よりおめでたいネタをしよう」と、一輪車に乗ったもりやす目掛けて輪を投げます。お客さんも参加、輪っかが宙を舞うごとに興奮度が高まります。最後は、「主役の私が近くから投げても盛り上がらない」と客席に降りたくまだがひと投げでピシャリと大成功。鮮やかな腕前に、くまだは拍手喝采を浴びていました。
エンディングには出演者が大集合。全員まさかの、くまだまさしスタイルです! MCタケトが「脚がキレイですね」と村上を褒めるも「こんなんするために、よしもと入ったんとちゃう!」と不服そう。「どれが正解かわからない」とスーパーマラドーナ・田中がポツリと漏らすと、ハキハキとした口調でくまだが「俺もわかってない」と返す一幕も。何ともくまだらしい答えです。ここで、「レアでございますので、みなさんのいい思い出にしていただきたい」とくまだからお客さんに1分間の撮影タイムが設けられました。出演者らはくまだに先導され、ウインクしながらステージを練り歩きます。この後に大抽選会が催され、よしもとグッズとクジを引いた芸人の今日のために作ったポスターセットが抽選でプレゼントされました。くまだが当てたお客さんは壇上に招かれ、客席をバックに出演者に囲まれて記念写真の撮影付きです。
今日のイベントのできを振り返ってくまだが「成功ではなかったと思います」と反省するそぶりを見せると、出演者も客席も「えぇ!?」と驚き、目をパチクリ。すると、「大成功です!」とニンマリするくまだ。場内から割れんばかりの大拍手と大歓声が巻き起こり、パーティーは御開きとなりました。
イベント中、MCタケトから最新情報が解禁されました。2017年3月31日(金)に、ルミネtheよしもとでも大パーティー開催のお知らせです。くまだまさしのアニバーサリーイヤー最終日、ぜひお祝いに駆けつけてください!
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くまだまさし芸能生活20周年記念公演「今宵もくまだまさし大パーティー 東京公演」
日時:2017年3月31日(金) 19:00開場 19:30開演
会場:ルミネtheよしもと
料金:前売3,500円
出演者:FUJIWARA、COWCOW、ペナルティ、NON STYLE、ロバくま(くまだまさし&ロバート)、キュートン
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【チケット発売】
チケットよしもと Yコード:999050 http://yoshimoto.funity.jp
※先行予約11月16日(水)11:00より受付
チケットぴあPコード:597-721 http://t.pia.jp
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