よしもとニュースセンター

11月22日（火）、「くまモンからの宝モン〜天草より愛を込めて〜」が、なんばグランド花月にて初日を迎えました。熊本県営業部長のご存じくまモンが、吉本新喜劇に出演する公演も、すっかりこの季節の風物詩に。今回もたくさんの"くまモンファン""新喜劇ファン"が詰めかけ大盛況。故郷・熊本に戻りピン芸人として活動中の安井まさじが、退団後初めて新喜劇の舞台を踏んだほか、多彩なゲストも加わり、にぎやかに盛り上げました。

まずは、くまモンダンサーズに扮した若手座員による「くまモン体操」レクチャーでウォーミングアップ。観客の皆さんもサビの部分を一緒に踊り、振り付けもすっかり覚えたところで、いよいよ幕が上がります。

物語の舞台となるのは、熊本県天草。風光明媚で、歴史的な見どころも多いこのエリアにたたずむちゃんぽん屋台では、行方知れずだった問題児の兄・安井が突然姿を現し、弟・吉田裕がビックリ。隣の花月旅館でも、女将・高橋靖子が高校生の息子・佐藤太一郎のことで何やら悩みを抱えているようです。そんななか、天草の歴史を調査する教授・ロバータ率いる一行や、骨董品の鑑定士・今別府らが街を訪れ、秘められた歴史の真実が明らかに!?　吉田の片思いなどさまざまな"事件"も相まって、おなじみのドタバタ劇を繰り広げていきます。



この日の主役とも言えるくまモンは、ほぼ出ずっぱりの大活躍！　冒頭では、安井とのコンビで「イヤン、バカン」のギャグを披露し、さっそく爆笑をさらいます。太一郎の剣道部仲間であるすち子とは、「ドリルすんのかい、せんのかい」で夢の競演も。さすがの芸達者ぶりで、観客の皆さんを大喜びさせます。



今別府に「あるもの」を鑑定してもらいたい、と登場したのは、日替わりゲストのエグスプロージョン。大歓声に迎えられたふたりは、「ダンスを鑑定してもらいたい」と、「踊る授業シリーズ」から「千利休」「島原の乱」を披露して沸かせます。さらにこんどはくまモンも加わって、踊るはもちろん「熊本城のうた」！　エグスプロージョンに負けないキレッキレのダンスを見せたくまモンは、踊り終わるとふたりと熱いハグ、健闘を讃え合いました。しかし、頑張りむなしく今別府がつけた値段は「250円です」。「3曲もやったのに!?」と肩を落として帰っていくふたりに、再び大きな拍手が起こっていました。なお、こちらのコーナーは日替わりゲストとなっており、23日は月亭八光、24日はNON STYLE・石田が登場。どんな笑いを巻き起こしてくれるのか、期待が高まります。

また、酒井藍扮する組の姐さんの手下役で、まるむし商店・磯部と朝日放送アナウンサー・柴田博さんもゲスト出演。それぞれの持ち味を生かしたボケで笑わせつつ、朝日放送ラジオで放送中の『磯部・柴田の日曜のびのび大放送』についてもしっかりPRしていました。



ほかにも、アキをはじめ人気者が続々登場し、爆笑に次ぐ爆笑の後、物語は思わぬ方向へ。果たしてくまモンが贈った「宝モン」とは!?　気になる結末は、ぜひ劇場でお楽しみください！

エンディングでは、出演者たちが再び舞台へ。安井から「どうやった？　楽しかった？」ときかれたくまモンは、力強くガッツポーズ。ゲストの磯部は「とてもあったかいお客さんでよかった」とニッコリ。柴田さんも「新喜劇は見るのも大好きですが、出ても楽しかった！」と大満足の様子です。



最後は「くまモン体操」を観客の皆さんと一緒に踊って締めくくり。安井が「天草、そして熊本にはおいしいもの、楽しいところがいっぱい。ぜひ遊びに来てください」と呼びかけ、この日の公演は幕となりました。



「くまモンからの宝モン〜天草より愛を込めて〜」は、11月24日（木）まで好評上演中です。かわいくておちゃめなくまモンに会いに、どうぞ足をお運びくださいね！

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