よしもとニュースセンター

11月28日（月）、吉本興業株式会社東京本部にて、ジャルジャル、倉本美津留さん、福山芳樹さんによる音楽ユニット・モジャモジャルジャルのミニライブ＆囲み取材が行われました。

LINE LIVEにて毎週金曜日に配信している『ジャルジャル・倉本美津留のコント会議』から誕生したモジャモジャルジャル。ジャルジャルがコント中に挟む数々のアカペラソングを、倉本さんと福山さんがアレンジして楽曲に仕上げました。
本日よりiTunes、レコチョクを含む音楽配信サイトにてリリースされる『ジャル歌』には、17曲が収録されています。

本日は朝早くから集まってくださったお客さまを前に、「Give me world」「だからおやすみ」を披露したモジャモジャルジャル。



福徳が「福山さんとの出会いは、サンフランシスコ。カッコいいでしょう？」と話すと、頷く福山さん。「『J-POP SUMMIT』っていうイベントに出てたんですけど、日本の漫才師が来てると。それがジャルジャルだっていうんで、自分のライブとかサイン会を早々に切り上げて、トイレの前で待ってたんですよ」と話すと、MCのラフレクラン・西村真二が「トイレの前で待つって......だいぶヤバいじゃないですか」とツッコみます。
その出会いから『ジャルジャル・倉本美津留のコント会議』にゲスト出演してもらった際に「無理を承知で、コント中の曲のアレンジをお願いできないかと訊いてみた」（後藤）ところ、快く引き受けてくれたそう。「音楽の知識がないヤツが適当につくった歌なんで、コード進行がむちゃくちゃなんですって。普通のミュージシャンの方だったら無理ですってなるらしいんですけど、福山さんはそのまま伴走をつけてくれた」と福徳が感謝すると、倉本さんも「福山さんじゃなかったらできなかった。そのままアレンジしてくれるなんてかっこいいですよね」と同調します。
福山さんは「普段、ジャルジャルのコントを観ている方はアカペラで聴いているので、ちゃんと伴走をつけてしまうと笑えなくなってしまうかもしれない。いい曲になってはいけないっていうところのバランスが難しかった」とアレンジの苦労を。その点についても、自身がミュージシャンとしても活動している倉本さんは「ちょうどいい頃合いでしたよねぇ」と絶賛しました。

ジャルジャルのコント中には数々のオリジナルソングが出てきますが、「歌いながらつくっていくので、かたちもへったくれもない。僕らの（オリジナルソングづくりは）簡単」と話す後藤。元々、歌うのが好きだという福徳ですが、「歌唱力がついていかない。自分としてはめっちゃ上手く歌えてると思ってるんですけど、あとで録画したのを観て"めちゃめちゃ下手やん！"って毎回衝撃を受けてます」と苦笑い。後藤が「まぁ、上手すぎても......。上手いと下手の間くらいやからちょうどいいんじゃないですかね」と口を挟むと、福徳は「後藤も後藤で音程は外さないんですけど、味がないんです」と言って笑わせます。
それぞれのオススメソングを訊かれると、後藤は「雪降る町」をピックアップ。福徳は２年間の苦悩の末、生み出したという「桜酒～星はしご～」「陸と海の空～星はしご」を挙げつつ、「２人の思い出でいうと、『ロンリネスタイム』は高校２年生の頃から歌っていた曲。まさか、プロの方に伴走をつけてもらえるとは......。保健室でよく歌っていて、保健の先生に『いつかCDにするから』って言うてたのが現実になった」と感激しきり。後藤も「当時のまんまです」と感慨深そうに話しました。

12月19日（月）には東京・新宿ReNYにてライブを開催。本日が４人揃っての初演奏だったそうですが、「時間はないですけど、これから練習します」と初ライブに向けて意気込む福徳。福山さんも「任してください！」と言い切ります。
「ゆくゆくはワールドツアーをしたい」と展望する倉本さん。「福山さんのパイプを利用させてもらってね」と言われた福山さんは「いろんな活動をしてきましたけど、今回のユニットは飛び抜けて別格。人生はチャレンジですが、できる限りしますので、私を使っていただければ」と無茶なお願いを、広い心で受け止めました。




【ジャルジャル】