女芸人が野爆&次長課長・河本にガチの恋愛相談! トークライブ「ちゃちゃおぺちゃ」開催
11月20日(日)、よしもと沖縄花月で、野性爆弾・くっきー、ロッシーと次長課長・河本のトークライブ「ちゃちゃおぺちゃ」が開催されました。
3人がステージに姿を見せると、客席からはひときわ大きな拍手と歓声が。冒頭で今回の公演タイトル「ちゃちゃおぺちゃ」について、河本が「楽屋で『この後"ちゃちゃおぺちゃ"が入ってます』って言われて、なんなん!? ってマネジャーに確認した」と話し、会場の笑いを誘います。
命名したくっきーが"おぺちゃくちゃしゃべろう"という意味合いだと解説しつつ、「今回(の企画)は河本っちゃんがやろうって言ったんやろ?」と問いかけると、「そうそう。公演で3人でこうやってしゃべる機会ってあんまりないから」と告白。同期で気心が知れた仲でありながら、意外に珍しいというトークライブが早速スタートしました。
今回は開演前にお客さまへアンケートを実施しており、寄せられた悩みやリクエストに3人がこたえていくことに。ここで進行役として初恋クロマニヨン・比嘉が登場。くっきーが「悩み相談にはボケなしでマジで答えてあげようよ」と提案し、本気で臨む構えを見せます。
まずは「好きな人がいるのですが、4月に転勤になるためもう会わないほうがいいでしょうか」という恋の相談から。
くっきーが「会わないほうがいいですか?って言ってる時点でもうないわ。転勤しても追っかける、好きなんですっていうのがホンマの恋や」と断言。客席からおぉーっという納得の声が上がりますが、「プラス、俺らに相談するぐらいやったらもうやめーや」と自虐ぎみに語り、会場からどっと笑いが起こります。
続いて、「初恋をしたのに全然実りません。どんな告白をされたら男子はうれしいですか?」という36歳女性からのお悩みが。36歳の初恋ということで、この相談者はいったい誰!? と大いに盛り上がります。
進行役の比嘉が、出演者を含め会場全員に顔を伏せるようお願いし、「相談者は手を挙げてください」と呼びかけ。すると、そっと挙手をするひとりの女性が。比嘉が「相談者の方、思い切って皆さんの前で手を挙げてください!」と促し、ふたたび客席から挙手したのは、なんと女芸人の宮川たま子!
思わぬ出来事にロッシー、くっきーも驚がく。河本に「たま、(公演を)普通に見に来たの?」とたずねられると、たま子は緊張の面持ちで「はい、見に来ました」とひとこと。会場の皆さんもびっくりのサプライズ登場となりました。
初恋についての質問が矢継ぎ早に飛ぶなか、思いのたけを一生懸命話すたま子が感極まって涙を見せるシーンも。男性陣も笑いをまじえつつ、真剣にアドバイスを送ります。
河本から「結果が○でも×でもいい。一回告白したほうがいい」、くっきーからは「おまえエエやつやから、ヘラヘラしてまうと思うねん。恥ずかしさもあるし。でもそこは真剣に言ったほうがいい」とのアドバイスを受け、告白のシミュレーションをしてみることに。
ロッシーを彼氏役に告白のタイミングをうかがうも、くっきーと河本がアクの強すぎる脇役で乱入。即興コント風の展開になってしまいますが、騒がしい隙をみてたま子がそっと告白。ドタバタながらも無事練習が成功し、会場から温かい拍手が送られました。
サプライズで大いに沸いたライブも残り時間わずか。最後の悩みは「私は絵ごころがありません。どうしたら絵ごころとお友達になれるのでしょうか」というもの。
画力に定評のあるくっきーはともかく、ロッシーは絶対絵がヘタだ、と決めつける河本。しかし、「こいつ、小学生のときに賞とかもろたりしてんねん。ヘタではないねん」と幼なじみのくっきーがロッシーの実力を代弁。質問をした女性のお客さまも舞台に登場し、4名でお絵かき対決を行うことになりました。
最初のお題は「象」ですが、早速河本が「足4本やったっけ?」とボソリ。仕上がりに不安を感じさせるトークで会場をザワつかせつつ、各自絵を描き進めます。
最初に披露したのはロッシー。短時間で描いたとは思えないハイレベルなイラストに、会場からは大きな感嘆の声と拍手が。続くくっきーもさすがの絵ごころをみせ、後に続くふたりへの期待が高まります。
3番目に披露したのはお客さまの女性。余白が気になるとの意見が出ますが、くっきーから「ヘタやけど、丸みがあって女の子の絵独特のかわいさがある」と評価されます。
そして最後の河本の絵には、会場からイヤーッというどよめきが。くっきーからは「目の下が黒ずんでる」「おでこがコブダイとかナポレオンフィッシュになってる」「お尻のライン何?」と容赦なくダメ出しが入ります。
「もう1回挑戦させて!」と河本から泣きが入り、2つ目のお題はあえて難しい「クジャク」に。ここでもロッシーとくっきーが抜群のイラストを披露し、歓声が沸き起こります。
一方、河本の絵はさらに摩訶不思議な出来栄えに。フラフープを持っているようなクジャクをくっきーが正面、横向き方向で体現し、あまりのソックリぶりに会場が爆笑で包まれました。
あっという間に迎えたエンディングでは、悩み相談をしたお客さまをイジったり、たま子にエールを送ったりと最後まで和気あいあいとした雰囲気。不定期ながらまたトークしたいと結び、大いに盛り上がった公演を締めくくりました。