M-1ファイナリストの前で漫才披露 NSC・YCC「お笑いオープンスクール」
11月27日(日)に、吉本芸能総合学院(NSC)、よしもとクリエイティブカレッジ(YCC)
大阪校による「お笑いオープンスクール」が開校されました。
芸人・エンタメ業界に関わる仕事に興味があるさまざまな参加者たちが集まり、漫才を通してお笑いを体験しました。
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はじめに登場したのは本日MCを務める、ヒガシ逢ウサカの2人。
NSCの同期の話題になり、昨年キングオブコントを制したコロコロチキチキペッパーズが同期だと
高見が言うと、今井は「知らない」とキッパリ。しかし、二人とは実はとても仲がいいそうです。
「お笑いオープンスクール」は「ネタのつくりかた(NSC)」、「コミュニケーションのとりかた・
アイデアの出し方(YCC)」を学び、最後には漫才に挑戦し、ゲストの前でネタを披露する
「漫才ワークショップ」を体験していただきます。
本日のゲストはアキナとプリマ旦那の2組。アキナは今年のM-1グランプリのファイナリスト。
2組の前で漫才を披露することを知ると、会場に緊張感が漂います。
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ここで漫才作家の藤田曜さんが登場。漫才のネタのつくりかたや、アイディアの発想法を教えていただきます。
ネタのつくりかたの一つとして挙げたのが「もしもこんな○○があったら、どんなことが起こり
そう?」というもの。
たとえば「パーティ」がテーマのネタをつくるとき、「○○パーティ」があったら、
どんなことが起こりそう(笑いになりそう)かを考えます。○○は自分の好きなもの、趣味にすると
考えやすいとのこと。
また、ボケを考えるときに、ツッコミから考えるという方法もあります。「こんなパーティ二度と
来るか!」とツッコミに言わせるには、どんなパーティにするかボケを考えます。
その後「ダジャレ」を考えて答えてもらうなど、簡単な頭の体操もおこない、いよいよ実践に入ります。
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即興でコンビを組み、コンビ名を考え、ネタづくりがスタート。
ヒガシ逢ウサカの今井も参加者とコンビを組んでエントリーします。それぞれのコンビに藤田さんが声をかけ、アドバイスをおくります。
ネタが出来ると早速、鏡の前で立ち稽古をおこない本番直前まで何度もネタを合わせ、完成度を上げて
いました。
いよいよ本番。ここで本日のゲスト、アキナ、プリマ旦那の2組が登場。
2組には審査員となってもらい、参加者のネタを見てもらいます。
友達同士で参加したコンビ、初対面のコンビ、職場の先輩後輩コンビなど、さまざまコンビが
息の合った漫才を披露していきます。
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参加者のなかにはなんと、埼玉からやって来たコンビが、「NSC東京校か大阪校、どちらに行こうか
迷っている」という2人に対し、アキナ山名は「この仕事をしていると、急に孤独に襲われることが
あるので、実家に近い東京のほうがいい」とアドバイス。
ツッコまれて、思わず「ありがとう」と言ってしまう、微笑ましい漫才を披露してくれた
男子コンビ「タミまる」。
プリマ旦那の野村は「デビューしたての自分たちを見ているよう」とコメント。
それに対し河野は「俺ら、あんな感じやった!?」と困惑。
自衛隊の先輩と後輩のコンビのネタにアキナ秋山は「しっかり声が出ていて、仕上がっていた。」
と高評価。
最後に登場したのが、ヒガシ逢ウサカ今井と18歳の女の子のコンビ「水泳カレー」。
「このコンビでウケたら解散します。」とネタ披露の前に意気込んでいた今井。
しかし、2組の感想は、「緊張してた?」「前半、声小さかった。」「今井が女の子にリードされていた」
と散々。
すべての漫才を見終え、「アキナ賞」、「プリマ旦那賞」、そしてMCの「ヒガシ逢ウサカ賞」が発表され、賞をもらったコンビにそれぞれ賞品が渡されました。
プリマ旦那野村が「引き継いでいってほしい」と期待も込めて、「タミまる」に賞を贈りました。
最後に全員で集合写真を撮り、「お笑いオープンスクール」は終了。
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ゲストは、かまいたち、トット、見取り図の3組!
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