実力派揃いの先輩メンバーに、∞ホールを代表する<ファーストクラス>メンバーが勝利!『無限大決戦』レポート
12月22日(木)、東京・ヨシモト∞ホールにて『無限大決戦~スリムクラブ・囲碁将棋・しずる・ライス・バイク川崎バイク・シソンヌ VS インディアンス・相席スタート・バンビーノ・ニューヨーク・西村ヒロチョ・コロコロチキチキペッパーズ、MCタケト~』が開催されました。
こちらは、東京よしもとの実力派芸人とヨシモト∞ホールの看板<ファーストクラス>に所属する人気芸人によるタイマンバトルライブ。
MCのタケトが「1本、番組ができそうなくらいの豪華メンバー。『キングオブコント』の王者が3組もいますよ!」と話すほどの、スペシャルメンバーによる極上の対決が実現しました。
先攻は<ファーストクラス>メンバー、後攻は実力派メンバーという順番に、第1試合から第6試合までが行なわれました。
第1試合はインディアンス対スリムクラブ。トップバッターにふさわしく、元気いっぱいにハイテンションな漫才を見せるインディアンス。一言一言に絡みまくる田淵に、木村は思わず「もう~~、うるさいなぁ!」と絶叫します。先の『M-1グランプリ2016』ファイナリストであるスリムクラブは、コントで勝負。特許を題材に、自由に攻めた発言をしまくる真栄田に、相方・内間は目を丸くしながらも優しく指摘していきました。
インディアンスが大好きだという真栄田。「来年、M-1頑張ろうな」と言いながら、田淵と固く握手。田淵は「M-1観ました。一撃の破壊力、凄まじかった」と語りました。
第2試合は西村ヒロチョ対バイク川崎バイク。先攻のヒロチョはクリスマスをテーマにしたロマンティックなパフォーマンスを。「ポゥー!」と奇声を上げたり、大きく開脚したりと派手な動きで攻めます。続く、バイク川崎バイクはいつもとは趣を変えたコントに挑戦。「ドアにまつわる素敵な物語」を、しっとりと描きました。
第3試合はニューヨーク対しずる。バーでの出来事をコント漫才で見せるニューヨーク。すっとぼけた嶋佐のボケに、屋敷のえぐるような鋭いツッコミが冴えます。後攻のしずるは、もちろんコント。彼らのコントにはおなじみの小道具である銃を使った、ひねりのある展開で惹き付けました。
「しずるさんは怪演だわ〜」と誉める屋敷に、「こいつはいつもバカにしている」となぜ憤る池田。村上はニューヨークの新しい衣装に異様な食いつきを見せ、「めちゃくちゃいい! かっこいい! 特に嶋佐!」と誉めまくっていました。
第4試合はバンビーノ対ライスというコント対決。数字を題材に、繊細な展開が光るコントを見せたバンビーノ。藤田はこの日も顔を隠したままです。今年の『キングオブコント2016:』王者・ライスは夜道での奇妙な出来事を。ある言葉を巧みに印象づけながら、抜群の展開力で見せていきました。
「久しぶりにコントをしようになった」と語る石山。藤田は「いいライブですねぇ」としみじみします。劇場へ向かう最中、渋谷で声をかけられたというライス。ですが、慣れない出来事に「どうしたらいいかわからないから、2人で"へへへへ~"って照れ笑いしました」と照れる関町でした。
第5試合は相席スタート対囲碁将棋。相席スタートは、コントの中で好きな気持ちが強すぎるアツアツカップルを熱演。あまりのアツアツぶりに、ニヤニヤが止まらなかったお客さまも多かったと思いますが、山添は目を潤ませるほど演技に入り切っていた様子です。後攻の囲碁将棋は、漫才。言葉を重ねるたび、静かに暴走していく文田に、根建が大慌ててツッコんでいきました。
第6試合はコロコロチキチキペッパーズ対シソンヌという『キングオブコント』王者対決。コロコロチキチキペッパーズはラーメン屋を舞台に、弟子と頑固親父のやりとりを。効果的な音使いで、感情を刺激します。一方、シソンヌはある事件の事情聴取のシーンを切り取ったコント。女装姿のじろうによる怪演、シソンヌらしい重厚で狂気的なやりとりに、大きな笑いを起こりました。
観客投票により、第1試合はインディアンス、第2試合はバイク川崎バイク、第3試合はニューヨーク、第4試合はバンビーノ、第5試合は相席スタート、第6試合はシソンヌが勝利。結果、<ファーストクラス>メンバーが勝利します!
「来年頑張れそう」と嬉しそうに微笑を浮かべるバイク川崎バイク。実力派芸人からの勝者はバイク川崎バイクだけかと思いきや、最後にシソンヌも勝利。お笑い的には1組だけのほうがいじりやすかったということもあり、「こういうところが"シソンヌ感"なんですかねぇ」と自虐的につぶやく長谷川でした。
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