「2017年初笑いを取る権利」を獲得したのは!? 『翔ドリームワンダーCOUNTDOWN2016→2017』
12月31日(土)、YES THEATERにて、カウントダウンライブ『翔ドリームワンダーCOUNTDOWN2016→2017』が開催されました。このイベントは、よしもと漫才劇場を賑わせる翔メンバーが、ネタやゲームバトルを交えながらカウントダウンを迎えるというものです。
ポートワシントン・笠谷、ラニーノーズ・山田が共同制作したオープニングムービーで華やかに開幕。さらに、各コンビの漫才で会場の空気が温まってきたところで、最初のコーナー「年明けプレゼント争奪戦 期別No.1決定戦」が行われました。
「2017年初笑いを取る権利」という無茶振り特典を賭けた、このバトル。第一試合「ロシアンクラッカー」は、NSC35期全員が口にクラッカーをくわえて紐を引っぱり、ただ一人、音が鳴ったら勝者という危険なゲーム。みんな恐る恐る紐を引いていきます。見事(?)に口内でクラッカーが鳴り響いたのは、いなかのくるま・ちろるでした。
続いて、34期が揃った「風船早割りイントロバトル」。曲のイントロが流れ、正解が分かったら風船を膨らませ、いち早く割ってボタンを押すと答えられます。流れたのは、星野源さんの大ヒットソング『恋』です。「MINMIさんの『アイ・アム・MINMI』」という謎の解答も出る中、勝ち抜いたのはテコンドー・近藤でした。
第3試合は33期による「1分間お立ち台取り合いバトル」。互いに"おしおき棒"で叩き合うなど妨害しながら、1分後、ステージ中央に設けられたお立ち台に立っていた一名が勝利できます。勝ち残ったのは、きみどり・古田。乱戦を制したとは思えない身なりの整いように、「髪型がまったく変わらない」「おしゃれ」と驚きの声があがりました。
その後の「2016年もう一度見たい!やりたいあの瞬間芸」のコーナーでは、ネイビーズアフロがいろんな言葉を丁寧に言い換える「陳謝語講座」など、それぞれがスピード勝負の持ちネタを披露。
イベントも終盤に差しかかり、翔メンバーの人気ユニット4組による歌ネタのコーナー。トップバッターのからし蓮根、ラニーノーズ、ダークニンゲンによる「Zの遺志を継ぐ者たち」は、おもちゃが動き出す人気アニメーション映画のパロディー。続く、絶対アイシテルズ、さや香、なにわスワンキーズ、コウテイの「俺たちやるでガンス」は、人気男性アイドルのディナーショーをモチーフにしましたが、微妙に特徴をとらえたステージング、カルチャー・クラブの曲『カーマは気まぐれ』にのせた違和感いっぱいの殺陣に、「どういうこと!?」と疑問の声が続出。
3番手のマユリカ、ビスケットブラザーズ、ニッポンの社長による「てるてる」は、少女が奇妙なおじさんに「見たことのない世界を見せてあげる」と連れられ、"自由に暮らす人たち"の生活に触れていくミュージカル。ラストは、スーパノヴァ、クラスメイト、そしてヒガシ逢ウサカ・今井がゲスト参加した「スーパーメイト」。元国民的アイドルグループのモノマネを披露しましたが、ネタ的にギリギリの線だっただけに、翔メンバーから「それは怖いって」とざわつきが起きました。
ミキ・昂生が「問題作だらけ」とたじろいだ歌ネタが終了すると、いよいよカウントダウンがはじまり、ついに2017年の幕が開けました。
序盤のバトルで「2017年初笑いを取る権利」を勝ち取ったちろる、近藤、古田は即興ユニットを結成。近藤と古田が罵り合いに紛れて「これからも漫才劇場をお忘れなく!」とPRし、そこに古田が「ブルースモーガンのバングルもお忘れなく」とお得意のファッションブランドネタでかぶせると、見事に初笑いが! 3人がしっかりと無茶振りに応えたところで、イベントは終了しました。