プラス・マイナス兼光はポッチャリ女性にモテる!?よしもと沖縄花月「プラス・マイナスのハッピーニューイヤーでフォーリーカントリーピーポーSP」
2017年1月2日(月)、よしもと沖縄花月で「プラス・マイナスのハッピーニューイヤーでフォーリーカントリーピーポーSP」が開催されました。出演はプラス・マイナス、キンニクキンギョ、ゆりやんレトリィバァ、大屋あゆみ、ピーチキャッスル、カシスオレンジの6組でした。
オープニングを飾ったプラス・マイナスは、ステージに登場するやいなや、客席を見て「少なーい!」と叫びます。「今日は、お客さんより演者のほうが多いんとちゃうか。いや~、逆にありがたいですよ。お客さん1人1人の負担がデカいですから、帰らないでくださいね」と兼光タカシが客席へ声をかけ、6組によるネタ披露がスタートしました。
最初に登場したのは、カシスオレンジ。仲村駿稀が自己紹介を兼ねて「ロケット花火が飛ぶ瞬間の音のものまね」を披露し、会場の笑いを誘います。次いで仲村は、財布を拾ったという話題をふると、頭のなかに現れた天使と悪魔との葛藤をネタにし、会場が沸かせトップバッターの役目をしっかりと果たしました。
次に登場したのは、ゆりやんレトリィバァ。「長澤まさみで~す!」と登場してくるゆりやんに、会場から薄い笑いがこぼれます。正義感が強すぎて「そこらへんの下ネタを見つけ出して注意する」というゆりやんのテッパンネタでは、客席に下り、お客さんの名前や趣味、好きな食べ物を聞いていきました。全部下ネタに取る様子に会場が爆笑の渦になり、ゆりやんは息を切らしながら、「もう下ネタやりませーん。私のパンツは茶色です」と叫び、ステージを〆ました。
続いてステージを飾ったのは、ピーチキャッスル。家庭訪問を題材にしたコントでは、家で先生を待つ母親役の真栄原将のもとに、桃原優樹扮する訪問役が次々と訪れます。テレビ局の集金役が「勝手に訪問」したり、インド人らしき「カティさんがカレーを持って訪問」したり、「布袋寅泰が訪問」したりと、ダジャレを入れたコントに会場は大盛り上がりを見せました。
次は、踊りながら登場してきた大屋あゆみ。「私のこと初めて見た人、手挙げてちょうだい」と客席に聞きますが、誰も手を挙げない様子に「案外売れてるみたいだね」とつぶやき、さっそく笑いを誘います。自己紹介ネタとして、自分の胸元をボールとした下ネタを披露しますが、客席におりて、客席3列目までいきます。「まさか3列目まで来るとは思わなかったでしょ?油断は大敵だよ」と高いテンションのまま会場を盛り上げます。その後もショートコントで披露し、シメはいつもの「おりこうさんおりこうさん」セリフでステージが終了しました。
続いて、キンニクキンギョ。富田和秀がかき鳴らす三味線の音とともに勢いよく登場してきました。「沖縄の人と、しりとり」ネタからはじまり、川畑の特技というものまねは、富田のラップに合わせて川畑がハトのものまねをします。「ゲーム『桃太郎伝説』のなかで、沖縄に来た感じの人」のものまねでは、体全身を使ったパワフルなコントで会場を温めていました。その後もテンポよく続くショートコントに、会場は笑いの連続でした。
ネタ披露のトリを飾ったのは、プラス・マイナス。岩橋良昌は兼光タカシのオンチを直すべくネタと、引っ越しの挨拶をテーマにしたコントを行いました。アパートの隣人扮する兼光のもとに、岩崎が挨拶に訪れます。顔見知りとなった隣人が今度は岩橋の家を訪れるようになりますが、ヘンテコな隣人と岩橋のツッコミに、休む暇なく会場が沸ました。
6組のネタ披露が終了し、出演者全員による「トークコーナー」がはじまります。プラス・マイナスの岩崎が「今日のお客さんは責任を感じてるのか、笑えんところでも笑ってくれてる」といい、反応のいい客席をイジって笑いを誘います。
このコーナーでは、今年の抱負や目標を発表していくという内容ですが、それぞれ個性ある抱負やものまね披露をしていくなか、大屋あゆみは「今年こそプラス・マイナスの兼光さんと付き合いたい」と仰天宣言をして、皆を驚かせます。すかさずプラス・マイナスの岩崎が「あゆみちゃんは、本当に兼光のことが好きやねん。兼光は、いつもこういうポッチャリとした女性からモテるねん」とフォローするも、「那覇空港まであゆみちゃんに送らせるのはどうかと思う」と暴露します。ゆりやんは「一回付き合ったらいいんじゃ」とアドバイスし、岩崎は「顔で選んだら大変だぞ」と意味深コメントを言い、兼光に「何があったんや」とツッコミます。大屋は改めて、「芸人の気持ちはわかるし、なんでも受け入れられる。いま(私は)32歳だから、35歳までには結婚したいです」と大きく宣言しました。
お待ちかねのゲームコーナーでは、「1番強い体つきモノマネを選び続けるのは誰か!トーナメント」からスタートしました。芸人ぞれぞれがBOXからクジを引き、クジに書かれている体つきモノマネをプラス・マイナス岩崎が披露していくトーナメント戦です。
「泡風呂に入るマフィアの幹部」「下駄を履いて戦闘に行く奴」「鹿担いで帰ってくる奴」「1人でヘリコプター呼ぶ奴」「ドイツで一番ソーセーじを食う奴」などと、岩崎の体を張った体つきモノマネが次々と登場し、一番強いモノマネのクジを引いたカシスオレンジ・仲本が優勝しました。仲本には、岩崎と体つきモノマネができる権利が贈呈され、初コラボを披露しました。
次は、モニターにうつる写真を見て、岩崎が言いそうな一言を当てる「写真で一言」ゲーム。勝敗の決め手となった3問目は、またしてもカシスオレンジ・仲本が1人正解。
次なる「体内時計ヘミングウェイ」では、目隠しをして音楽を聞きながら、10秒たったら「ヘミングウェイ」とさけぶゲームで、岩崎と重なったら正解という内容です。勝者は、ツッコミチームでした。このあとも「岩橋カジノ」、「どれが岩崎」、「クセ網引き」と次々とゲームが続きましたが、タイムリミットのためゲームは終了しました。MVPはカシスオレンジ・仲本が選ばれました。「今度のライブはオールナイトにして、お客さんは誰かを連れてこないと入場できないというルールにしたいですね」と岩崎がいうと、客席が今日一番の爆笑となりました。
【プラス・マイナス】【キンニクキンギョ】【ゆりやんレトリィバァ】【大屋あゆみ】【ピーチキャッスル】【カシスオレンジ】