主演のNMB48の上西恵と卒業生の門脇佳奈子が登場!ファンと一緒に盛り上がった映画『愛MY』舞台挨拶
大阪発の大人気グループ・NMB48のメンバー、上西恵と、同グループを卒業した女優の門脇佳奈子が主演の映画『愛MY』。公開日から2日目の1月29日、主演の両人が登場する舞台挨拶が大阪ステーションシティシネマにて開催されました。
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本作品は、ある日突然、モノ(所有物)と話せるようになった主人公が繰り広げる青春エンターテインメント。しゃべりまくるモノたちの声を、吉本興業の人気若手芸人が担当していることでも話題を呼んでいます。
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本音を話すことのなかった高校2年生の主人公・マイ(門脇佳奈子)は、ある日自分のシュシュ(声の出演:ゆいP/おかずクラブ)と会話ができるように。しかもシュシュだけではなく、姿見や本棚、シャープペン、猿のぬいぐるみなど、あらゆる持ち物と会話ができてしまうことに驚きを隠せません。しかし"持ち物"と話すことで親友やクラスメイトと本音でぶつかりあい、やがて成長していきます。
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そんな笑いあり、涙ありの青春ストーリーを演じた主演の2人。いよいよ舞台挨拶の時間になる、ファンの熱気であふれる会場に姿を現しました。
最初に門脇、上西からそれぞれ「今日は来てくださってありがとうございます!」(門脇)、「今日はお集りいただきありがとうございます」(上西)と一言挨拶があったあと、トークショーがスタート。
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MCから、本作においてW主演と聞いた時の率直な感想と、どのような気持ちで撮影に臨んだかを質問されると、上西は「NMB48を卒業していったメンバーとお仕事ができたらいいなと思っていたので、こんなにも早く(卒業生の門脇と)願いが叶って、本当に嬉しかったですね」とコメント。門脇は「吉本新喜劇の舞台くらいしか出演経験がなくて。でも(上西)恵ちゃんがドラマに出演したりしていて、そういう面では相手役が恵ちゃんでホッとしたし、よかったですね」と、ほぼ初主演としての出演に安心した様子。
続いて上西に、自分の演技で注目してほしい点を質問すると「目での芝居ですね。4年前に渡辺いっけいさんに『すごくいい目をしてるね』と褒めていただいたことがあって。それに配役のユウコがあまりしゃべらない役柄なのもあって、目で訴えるシーンが多かったですね。スクリーンではそういったシーンに注目していただきたいです」とアピールしていました。
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一方、門脇は演じた役柄について、「マイだけが持ち物の声が聞こえているというシチュエーション。方や親友のユウコや周囲の友人には物の声が聞こえていない、という想定の違いに注目していただきたいですね」とコメントしていました。
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そんな二人のコメントを受けて、MCが「もしも自分の宝物の声が聞こえるとしたら、どんな持ち物がいいですか?」と尋ねると、上西は「ギター」なのだとか。というのも、何年もギターを弾いているが、いっこうに上手にならないとのこと。「ギターがしゃべって教えてくれればいいのに、と思いますね」とそんな場面を思い浮かべながら語っていました。
門脇の場合は、釣りが趣味とのことで「釣り竿がしゃべったらいいのに、と思いますね。釣りって運なところもあるので、『今日はあかんわ』『今日はいける』とか教えてほしい。釣りの仕事では釣れないと仕事にならないので、過去に何度も困ったことがあるんですよ」と答えると、会場の笑いを誘っていました。
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MCが恒例(?)のNMB48の暴露話を...と水をむけると、会場からは「待ってました」とばかりに大きな拍手が沸き起こりました。「もう出尽くしたから、やばいのしかないけど......」とちょっと困惑しながらも上西から飛び出したのは、同居しているれなぴょんこと川上礼奈さんのエピソード。
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川上さんが、くしゃみをしながら寝室から出てくるので、寝室を覗いてみた上西。すると、ホコリの塊がたくさん部屋に散らばっていて...という話をしていたら、門脇が「マジで!? 信じられない!」と心底驚いていた様子。上西はそんな川上さんのことを「ハウスダスト川上と呼んでるねん」と暴露し会場の爆笑を誘っていました。
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また映画ではちょっとしたラブストーリーも。それに絡めて、二人のタイプを聞いてみると、上西は「お兄ちゃんタイプ」とのこと。「甘え方がわからないので、向こうから甘やかしてくれる人がいい。あまり気持ちを伝えられるタイプではないので、言ってきてくれる人がいいな」と答えると、門脇は「『愛MY』を5回以上見てくれる人が好き。回数が多いほど好き」とすかさず同作品をアピールし、ちゃっかりぶりを発揮していました。
イベントの最後は二人それぞれが「本音を伝えることの大切さだけではなく、たくさんの種類の本音がある。言いにくいけど伝えないといけない本音もあれば、相手を傷つける本音もありますよね。この作品は、そんなところまで伝えてくれていると思います」(上西)。「私たちの思いがたくさん詰まっているので、見終わった時に皆さんの心に残る映画であってほしいと思います」(門脇)と、客席のファンにメッセージを贈りました。
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続いて門脇が「モノの声を、本当にたくさんの芸人さんが演じてくださった豪華な作品にもなっているので、多分今日は大爆笑で、明日から腹筋が痛くなるくらいだと思います。この作品でたくさん笑って、たくさん温まってください!」と会場を盛り上げ、終幕となりました。
本作品は1月28日より全国の映画館で公開中。彼女たちの一生懸命な姿、若手芸人たちの爆笑モノのトークをお見逃しなく!
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【門脇佳奈子】【上西恵】
『愛MY~タカラモノと話せるようになった女の子の話~』
1月28日(土)
イオンシネマ板橋/大阪ステーションシティシネマ 他、全国ロードショー
©吉本興業
配給:KATSU-do
監督:古東風太郎
キャスト:門脇佳奈子、上西恵(NMB48)、今野鮎莉ほか
声の出演:オカリナ(おかずクラブ)、ゆいP(おかずクラブ)、斉藤慎二(ジャングルポケット)、太田博久(ジャングルポケット)、おたけ(ジャングルポケット)、ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)、リップクリーム(横澤夏子)、斎藤司(トレンディエンジェル)、たかし(トレンディエンジェル)